ザ・スクープ「原爆と原発」

レイジ @sinwanohate

テレ朝ザ・スクープ。原子炉へのヘリ放水はアメリカからの「英雄的犠牲」圧力に対するデモンストレーションのためだった。あの放水を菅元総理は「シンボル的」、北澤元防衛大臣は「プロパガンダに近い」と表現した。細野氏「一歩間違えれば日本は６０年前に戻る」と。

レイジ @sinwanohate

続き）官邸は指揮権をアメリカにとられるという恐怖心に支配されていた。プロメテウスの罠に、あのときヘリのパイロットは放射能が怖くて泣きながら操縦したというエピソードが載っていた。政治家の目的を知って、どう思うだろう？

レイジ @sinwanohate

テレ朝ザ・スクープ「抹殺された原爆報道」。驚いた。米政府は原爆投下直後から現在まで一貫して残留放射線の危険性を否定している。1945年9月5日ロンドン・デイリー・エクスプレスの記事「原爆が町を壊滅させてから30日が経過しても、広島では人々が次々と恐ろしい死を迎えている。（続く

レイジ @sinwanohate

続き）原子病としか表現できない未知の何かが原因で。ノーモアヒロシマ」。この記事が出た翌日にアメリカは残留放射能を全面否定し、記事を書いた記者を「日本のプロパガンダの犠牲者に成り下がった」と批難。以降、原発報道はGHQによって厳重な検閲が行われるようになった。

レイジ @sinwanohate

続き）軍人に成り済まして長崎に潜入した記者。「残留放射線は肉体を貫通して血小板を破壊した。患者の多くは内出血が止まらず死んでいった。私はその事実を全世界に伝えたかった。」しかしこの記事はGHQに没収された。幻の原稿「原爆投下から１ヶ月経った今も、後発的な症状で１日約１０人が死亡。

レイジ @sinwanohate

続き）エネルギー省元政策顧問の証言。「米政府は残留放射能の危険性を熟知していた。アメリカは核兵器開発競争のために、その危険性について世界やアメリカ国民を欺いている。科学者は軍の手足として働いていた。彼らは残留放射線の危険性を指摘することでキャリアを失うのを恐れた」

レイジ @sinwanohate

テレ朝ザ・スクープ。1953年、米政府は原子力の平和利用を訴え始めた。その狙い→「原子力の平和利用が進めば、核兵器も受け入れやすくなる」「現在の世界世論では核兵器を使用できない。感情を緩和する努力をすべき」。元エネルギー省顧問「原子力の平和利用と核兵器は安全保障政策上表裏一体だ」

レイジ @sinwanohate

続き）日本は被爆国であるが故、原子力平和利用のシンボルとして利用されようとしていた。そんななか第五福竜丸事件が起きた。反米、反核運動が起こる。あせった米政府「日本への情報工作の強化が必要。日本人乗組員患者の病気の原因は、放射能ではなく、飛び散った珊瑚の化学作用によるものとせよ」。

レイジ @sinwanohate

続き）１ヶ月後、乗組員の一人が亡くなった。日本側は急性放射能症と発表したが、米国は輸血による肝炎と主張、因果関係を認めなかった。日本政府が米国に異議を唱える事もなかった。岡崎勝男外務大臣「核実験は今の世の中ではやむをえない」。

レイジ @sinwanohate

続き）米大使は「日本に対し機密保持、情報統制、検閲を要求。放射能による健康被害は認めないと通達」鳩山一郎総理は米国の言いなりで政治決着。第五福竜丸の乗組員２３人中１２人は若くして肝臓がんや肝機能障害で死亡。生き残った乗組員は放射能が病因とみとめられず原爆医療法の適用外。

レイジ @sinwanohate

続き）1955年、米国は日本のメディアを巧みに利用し、原子力の平和利用の宣伝工作を強化、ついに日本政府は日米原子力協定の受け入れ表明。宣伝のターゲットは広島。原爆被害者が原子力の平和利用に賛成ということになれば、プロパガンダとして都合が良い、と広島での原発建設を提言。

レイジ @sinwanohate

続き）米原子力委員長「広島・長崎の記憶が鮮明なうちに日本に原発を作ることはドラマチックであり、原爆の惨劇の記憶を乗り越えるだろう」。米上院議員「我々の技術と善意でできた広島の原発は、永遠の記念碑となろう」。日本の世論は当初反発したが、やがて中国新聞が「原発歓迎」の社説を掲げた。

レイジ @sinwanohate

続き）さらに1955年の原水爆禁止世界大会の広島アピール「原子戦争を企てる力を打ち砕き、その原子力を人類の幸福と反映のために用いなければならない。」広島から原発歓迎の声が上がり、米国の目的は達成された。1956年には広島平和記念資料館で米国のお膳立てによる原子力平和利用博覧会開催

レイジ @sinwanohate

続き）米国による日本国民の世論調査「原子力は悪いもの」1956年は７１％→翌年には１５％に激減し、原子力神話が定着。広島平和研究所・田中利幸教授「米国の思惑が成功した。平和利用を続けていけば最終的には核兵器を受け入れるだろうという思惑。最初から原爆と原発は表裏一体」。

レイジ @sinwanohate

続き）民主党政権が威信を懸けた原発ゼロ政策が骨抜きになったのは？田坂氏「米国の強い反対があった」。何人かのエネルギー省高官が「日本は原子力を放棄すべきではない」と緊急声明。アーミテージ氏「原子力がなければ、日本は再び強く活気に満ちた国になれない。原発ゼロ政策を見直せと提言」。

レイジ @sinwanohate

続き）菅直人氏「原発ゼロになった場合、プルトニウムが核兵器用と見なされる」。エネルギー省元顧問「日本は今では世界で原発を推進するアメリカの代理人。日本はアメリカの影響下で原発を持続させることのできる唯一の希望。」安倍政権の下、原発輸出は成長戦略に組み込まれ、総理自らセールスに。