三菱総研が住民虐殺の噂のあるインド州首相と取引

KASUGA, Sho @skasuga

“http://t.co/cCTu7mEwWi: 次回、世界社会フォーラム開催地にインドが立候補の予定” http://t.co/pWYXIGrFRT

ありす @alicewonder113

三菱総研はなかなか目の付けどころが、と思ったりもする。「再生可能エネルギー大量導入に対 応した電力系統安定化ソリューシ ョン」（インド （グジャラート州））　http://t.co/aeiX5WQ1Fz

KASUGA, Sho @skasuga

しかし、ナレンドラ・モディと商売されるのは、成功しても失敗しても気分のいいものじゃないですね。彼はイスラム教徒大量虐殺に関与したとしてマークされている（米国からは入国を拒否されているらしい）ので（続） @alicewonder113　http://t.co/4VEFmn2Eso

KASUGA, Sho @skasuga

（承前）これは単純に、欧米の企業だと評判を気にして州政府との大規模公共事業には関与したがらない、みたいな背景もある気がします。 @alicewonder113

KASUGA, Sho @skasuga

ちなみにファシスト的手法で悪評高くアメリカから入国を拒否されるナレンドラ・モディ州首相と笑顔で握手する岡田副総理（当時）。アエラ2012年8月27日号から。 http://t.co/RR2Iy758EP

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ありす @alicewonder113

@skasuga ええっ、じゃあ、欧米企業が引くほどの極悪非道の人物と、三菱総研は取引を…wikipediaみるとえらい清廉潔白な感じですが…(((；ﾟДﾟ))

KASUGA, Sho @skasuga

2002年にグジャラートでムスリムの人々の虐殺事件があったのですが（前史もあるのですが省略）、アルンダティ・ロイによれば事件が起こったときにちょうど大規模なパーティを開いていた州首相モディは集まっていた州の高官達に虐殺を黙認するように支持、（続） @alicewonder113

KASUGA, Sho @skasuga

（承前）それに抗議した州警察の高官がその場で解任された、というような（モディのルックスも合わせて）映画の中でしかお目にかかれないような悪役ぶりを発揮したと言われています。で、虐殺現場には州の車両で「暴徒」が続々と運ばれてきたという証言なども（続） @alicewonder113

ありす @alicewonder113

@skasuga ど、どういうことですか⁈ ナレンドラ・モディの放ったエージェントが、日本に潜入していて…？＞ ホントだ。このWikipedia の記事は酷い…。

KASUGA, Sho @skasuga

（承前）…あり、虐殺事件に州政府の組織的関与があったということは、ほぼ疑いを得ないところと思われています。 @alicewonder113

KASUGA, Sho @skasuga

@alicewonder113 なんか、議論のページを見ても変な感じですね。 / “Wikipedia:削除依頼/ナレンドラ・モディ 20130618 - Wikipedia” http://t.co/UQLFKboYOz

KASUGA, Sho @skasuga

私がインドにいってた十年ぐらい前は右派陣営の州首相には二人スターがいて、一人が強面のモディで、もう一人はAP州のチャンドラバブー・ナイドゥという人。ナイドゥは経済通と言われ規制緩和を中心とした構造改革を協力に進めていたわけです。 @alicewonder113

KASUGA, Sho @skasuga

（承前）で、AP州はナイドゥのリーダーシップでIT／バイオ産業を急成長させるんですが、そういう産業ってあんまりトリックル・ダウンがないので、農村票の離反を招いてわりと簡単に失脚してしまうんですよね。（続） @alicewonder113

KASUGA, Sho @skasuga

（承前）一方、グジャラートも経済が好調だと言うこともあるんですが、宗教対立を上手く煽って立ち回ったモディは今や次期首相候補筆頭になっていて、民主制において「恐怖を煽る」というのがいかに有効な手法か、という極めて残念な事例になっているわけです。 @alicewonder113

KASUGA, Sho @skasuga

私がインドでつきあっているのは左派／ガンジー主義の社会運動家が多いので、みんなモディもナイドゥも嫌いなんですが、私としては「どちらかといえばナイドゥが成功してくれればなぁ」と思ったりしていました。 @alicewonder113

ありす @alicewonder113

@skasuga うーむ、たいへん考えさせられます。ありがとうございます。

KASUGA, Sho @skasuga

ちなみにナイドゥ氏は『バイオ・キャピタル　ポストゲノム時代の資本主義』にも登場する。…助成金が上手く取れれば、こういう研究したかったのよね。 http://t.co/msJpGMQv87

KASUGA, Sho @skasuga

ナレンドラ・モディの蛮行に関してはアルンダティ・ロイの『帝国を壊すために』の記述によります。 http://t.co/B6x0Z0tvbx

KASUGA, Sho @skasuga

インドの話、もうちょっとまとめようと思ったらちょっと長くなってしまった。連投で申しわけありませんが（ブログでやれ、的な…）、来年はインドも総選挙と言うことで、ちょっと書かせてください。

KASUGA, Sho @skasuga

1. 結局、チャンドラバブー・ナイドゥが直面したのと同様、経済成長はしてもそれが貧困層にトリックル・ダウンしないという問題が、この20年インドのリーダー達を悩ませてきた。

KASUGA, Sho @skasuga

2. 始まりは91年のナラシンハ・ラオ政権（国民会議派）であり、この時マンモーハン・シン現首相が蔵相に就任し、それまでの社会主義的な経済政策を大きく転換し、規制緩和し外資を大幅に受け入れる政策に転換した。

KASUGA, Sho @skasuga

3. シンの経済政策は指標という意味では大当たりで、インドは破産寸前から高度経済成長時代に突入するが、会議派の腐敗したイメージと、貧富の格差の増大によってラオ政権は96年の選挙でヒンドゥ復古主義を掲げるBJP/バーラタ人民党に敗北する。

KASUGA, Sho @skasuga

4. ただし、この時はBJPは少数与党に過ぎず、ヴァジパイは組閣にこぎ着けるものの、わずか2週間で辞職に追い込まれる。その後インドは短命政権が乱立する混乱期を迎えるが、1998年に解散総選挙が行われ、再び勝利したヴァジパイが組閣を行う。

KASUGA, Sho @skasuga

5. 新しく政権についたヴァジパイ首相も経済路線はシンのそれを継承する。しかし（インド政界では珍しく汚職と無縁の）ヴァジパイ自身の清廉潔白さのイメージのおかげで、比較的広い支持を獲得する。

KASUGA, Sho @skasuga

6. 一方、ヴァジパイの陰でBJP副総裁であるアドヴァニやグジャラートのモディらによりヒンドゥ復古主義政策、軍国化等の右派政策は積極的に推し進められ、貧困層の経済的苦境は「イスラム教徒のせい」といったプロパガンダも喧伝された。