学者から見た「安倍晋三政権」・・・長期政権ゆえのチャンスと「弱点」

小菅 信子 Nobuko M KOSUGE @nobuko_kosuge

シノドス @synodos から配信していただいた「歴史問題と和解への道―安倍政権への提言/小菅信子http://t.co/Dy4Bb0jxn0 … についてのご批評を、何人かの（元）記者さんや友人研究者からいただきました。シノドスという媒体の質の高さへの評価が、かなりありました

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シノドスの「終戦のエンペラー」対談については、私のコメント部分に、非常に秀逸で、ありがたいご批判を、親しい研究者・根本敬先生からいただきました。根本先生とも、そのうちぜひ対談して、私がいただいた批判を共有したいです。

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同じく「慰安婦問題の基礎知識Ｑ＆Ａ」については、金明秀先生から、配信後すぐに、重要なご批判をいただいています。

小菅 信子 Nobuko M KOSUGE @nobuko_kosuge

せっかくいただいた御批判なので、そのうち、きちんと受けとめ、詳しいご意見やご指摘を得る機会があるといいなと思います。

小菅 信子 Nobuko M KOSUGE @nobuko_kosuge

そこそこの期間、研究者をしていますと、よりよい議論のための批判なのか、ただ私を貶めるための批判なのか、すぐにわかります。 どんなに厳しい批判でも、よりよい議論のための批判や反論は、かけがえのない大切なものです。

小菅 信子 Nobuko M KOSUGE @nobuko_kosuge

「歴史問題と和解への道――安倍政権への提言( http://t.co/Dy4Bb0jxn0)」に、ひきつづき親しい研究者や記者さんたちからメッセージをいただいています。どうもありがとうございます。

小菅 信子 Nobuko M KOSUGE @nobuko_kosuge

この拙稿( http://t.co/Dy4Bb0jxn0)では紹介できなかったのですが、捕虜問題全般については、内海愛子先生がパイオニアです。 内海先生の提言や議論については、東京裁判の検証と評価をふくめて、　『東京裁判―捕虜関係資料』（全３巻、現代史料出版）をご参考ください。

小菅 信子 Nobuko M KOSUGE @nobuko_kosuge

（拙稿は、おおざっぱにいうと、政治問題における学者による貢献の可能性と限界について、歴史問題群を例に、安倍政権に提言をおこなったということなのです。）

小菅 信子 Nobuko M KOSUGE @nobuko_kosuge

もっか、昨日のNHKの世論調査も示すように、それがいいことかわるいことかは別として、ともかくも「経済再生」とか「日本再生」とか、国家レベルでも、組織レベルでも、はたまた家族や個人のレベルでも「豊かさ」を求める傾向が顕著です。なので、実のところ、①

小菅 信子 Nobuko M KOSUGE @nobuko_kosuge

できれば安倍政権には歴史問題や憲法などなどには触ってほしくない、だからどこかで誰かが（私を含めて、ですね）話題にもしてほしくないという「本音」は、あるところにはあると私は思います。②

小菅 信子 Nobuko M KOSUGE @nobuko_kosuge

強力な長期政権になるはずの安倍政権に、優先順位を間違えてほしくない、第１次内閣の二の舞はしてほしくない、ともかく消費税の対応・成長戦略のデザインなどを示すことに集中してほしい、、、というのが、ジャーナリズムをふくむメディア界の本音であり、有識者の本音かもしれません（推察です）。③

小菅 信子 Nobuko M KOSUGE @nobuko_kosuge

もしかすると、実もふたもない言い方になってしまいますが、安倍政権が「歴史問題」を「解決」できると考えている識者は、ほとんどいないのかも。（もっとも、Ａ級戦犯合祀問題を解決すべきだという声はあがってくるかもしれません。天皇陛下が靖国神社に参拝できる環境を整えるために。）④

小菅 信子 Nobuko M KOSUGE @nobuko_kosuge

「靖国問題」は、じっくり考えなければいけないことを多く含みますし、情勢の変化によって問題の一部が変質することも考えられます。なので、8月15日以降に、稿をあらためて、再度、論じる必要がでてくるかもしれません。⑤

小菅 信子 Nobuko M KOSUGE @nobuko_kosuge

さいわいなことに、8月15日の夜、竹田圭吾先生 (@KeigoTakeda )がJ WAVEでナビゲーターをなさっている番組（生放送です）で、お話をさせてもらうことができるかもしれません。 竹田先生と静かに語り合えたらいいなと思います。⑥ひとまず終