2年半たって「遺伝への懸念」が蒸し返された。

そこまで考えて、あのとき避難するかしないかを決断したのではなかったのか。いまさら何を言うか。
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2011年4月25日

早川由紀夫 @HayakawaYukio

ヒロシマとフクシマの決定的違い。フクシマの被曝は避けようと思えば、避けられる。方法は簡単。引っ越すだけでいい。

2011-04-25 09:29:55
早川由紀夫 @HayakawaYukio

この事実が広く知られているのにもかかわらず、引っ越さない親は、子どもに毎日たばこひと箱与えて子育てしたのと同等だ。そのような娘はわが家の嫁にもらうわけにはいかないとのたまうがんこ親父に私はなりそうだ。

2011-04-25 09:31:55
まとめ このままだと福島県がつぶれる。命か生活か。 家を捨てて逃げるか、それとも留まるか。災害時おきまりの議論では、ある。ただし今回は規模が大きい。100万人規模だ。さらに拡大して5000万人規模になる恐れもある。総理が言ったとされる「東日本がつぶれる」が現実問題化している。 ・チェルノブイリとの比較 http://kipuka.blog70.fc2.com/blog-entry-375.html 73955 pv 840 30 users 19

2013年8月17日

早川由紀夫 @HayakawaYukio

限られた科学研究によって得られた「被ばくによる遺伝的な障害は確認されないという結論」は、「遺伝的な障害が生じないことがわかった」と等価ではない。

2013-08-17 16:21:22
早川由紀夫 @HayakawaYukio

「福島県の原発事故での住民の被ばく量はチェルノブイリと比べればはるかに少ないのである」と判断したデータが見たい。意見はわかった。事実が知りたい。

2013-08-17 16:21:34
早川由紀夫 @HayakawaYukio

「被災者である県民自身が遺伝的影響の存在を深く信じている」ことを(いまさら)問題視する感性が私には理解できない。

2013-08-17 16:21:59
早川由紀夫 @HayakawaYukio

広島・長崎では避けられなかった。福島では、避けようと思えば、避けられた。それは3月15日の濃い放射能霧もそうだったし、その後2年以上に渡る継続的な被ばくもそうだ。

2013-08-17 16:22:21
早川由紀夫 @HayakawaYukio

清水修二(2013.8.17)「遺伝への懸念」がもたらす悲劇。福島民報寄稿。 http://t.co/MKKd9QCVBN

2013-08-17 16:22:32

【寄稿】 「遺伝への懸念」がもたらす悲劇
■福島大教授 県民健康管理調査検討委員 清水修二

 放射能災害の健康への影響を調べる県民健康管理調査については、「甲状腺がん」ばかりが問題になっているが、ある意味でもっと深刻なのは、遺伝的な影響を心配する県民意識の現状である。

 6月の県民健康管理調査検討委員会で公表された「こころの健康度」調査結果によれば、避難区域住民を中心とした21万人余りの成人へのアンケート調査で、「現在の放射線被ばくで、次世代以降の人への健康影響がどれくらい起こると思いますか」の問いに、実に34.9%が「可能性は非常に高い」と答えている。やや高いと答えた人を加えれば60.2%だ。6割が被ばくの影響が遺伝すると考えている。これは大変なことである。

 広島・長崎の被爆者の健康調査で、被ばくによる遺伝的な障害は確認されないという結論が出ている。チェルノブイリ事故の被災地でも、先天異常の発生率は汚染地域と他地域とで差がないと公式に報告されている。まして、福島県の原発事故での住民の被ばく量はチェルノブイリと比べれば遙(はる)かに少ないのである。

 心臓奇形をはじめとする先天奇形・異常は通常からある程度の確率で発生する。福島県でそうした子どもを出産した親の気持ちを考えてみてほしい。「あの時、避難しなかったのがよくなかったのではないか」という悔恨、そして東京電力や政府に対する怨念や憤怒を、一生抱えながら生きることになるかもしれない。これは悲劇だ。

 また、「妊産婦に関する調査」の結果も報告された。「次回妊娠・出産をお考えですか」との質問に「いいえ」と答えた人の14.6%(複数回答あり)が「放射線の影響が心配なため」という理由に印を付けている。およそ7人に1人が遺伝的影響を恐れて子どもを持つことをためらっているということだ。事故から既に2年半近くが経過している。この間、本当なら生まれていたはずの子どもが生まれていないという事態が、既に生じていると考えなければならない。

 被災者である県民自身が遺伝的影響の存在を深く信じているようだと、「福島の者とは結婚するな」と言われても全く反論できないし、子どもたち自身から「私たち結婚できない」と問われて、はっきり否定することもできない。親子ともども一生、打ちのめされたような気持ちで生きなければならぬとしたら、これほどの不幸はあるまい。

 原爆被爆者たちが歩んだのと全く同じ苦難の道を、福島県民は歩まされるのだろうか。明確な根拠もなく遺伝的な影響を口にする世の「識者」たちは、自らの言動のもつ重い影響と責任を、自覚しているのだろうか。

 広島・長崎やチェルノブイリ事故の貴重な経験が、ここ福島で全く生かされていないと言わざるをえない。低レベル放射線の健康影響については未解明な面があるが、「分かっていない」のひと言で「分かっている」ことまで無視してしまっては、過去の犠牲や教訓は無に帰してしまう。
(2013/08/17 18:30カテゴリー:福島第一原発事故)

早川由紀夫 @HayakawaYukio

「1986年のチェルノブイリ原発事故で出たセシウムの1/10である。しかし人口密度を考慮すると、被害は両者ほぼ同じかフクシマが3倍深刻である。」 http://t.co/PBzXXuIxne

2013-08-17 16:31:21
早川由紀夫 @HayakawaYukio

原発事故に起因すると証明できる(個別の)健康被害は福島で今後も生じないだろう。しかし、そのことが福島ブランドが失墜から免れることを保証しない。ブランドは事実で決まるわけではない。こんなことは、初めからわかっていたことだ。

2013-08-17 16:45:26
早川由紀夫 @HayakawaYukio

「原発事故に起因すると証明できる(個別の)健康被害は福島で今後も生じないだろう」と書いたが、これも確実ではない。未曾有の事故だ。このあと何が起こるかわからない。いまの科学も医学も、そんなにたいしたもんじゃない。わからないものは避ける。これがリスク回避の大原則だ。

2013-08-17 18:03:35
Sakino Takahashi @sakinotk

あえて書きます。この福島民報への寄稿 pic.twitter.com/32vUIP.の見だし: 「「遺伝への懸念」がもたらす悲劇」とは、どういうことなのでしょう。……「遺伝への懸念」が存在したらそれが「悲劇」だというなら、それ以上差別的で優生学的なロジックなどありえません。

2013-08-17 22:24:15
Scholarly Vicke @Vicke_2011

2年前の雑誌クロワッサン叩きの際、『「遺伝的影響があったって、なくたって、一緒に育てていこうね」という前提』が論者に感じられず怖かった。http://t.co/g19EFlHpm8

2013-08-18 00:35:11
Sakino Takahashi @sakinotk

「遺伝するというデータはない」という主張は、遺伝しようがしまいが、結婚だって子どもだってOKという前提での議論であるべきです。それだけのことなんですが……。RT @kazooooya:

2013-08-18 01:21:39
化雲岳-1954m @Kaun1954

寄稿でいう”悲劇”を織り込んだ上で避難する、しないを選択した筈。遺伝的影響があるかどうかと、差別されるかどうかは別問題。ごく初期の被曝以外は、避難するかどうか選択できた。広島・長崎との違いはここだと.. http://t.co/50QIeYwPnh

2013-08-18 02:00:03
化雲岳-1954m @Kaun1954

↓うーん、”結婚差別”か。結婚に差別の概念を持ち込む事自体がそもそも間違っているように思うけどな。結婚って(ここで言う)差別の塊じゃないかい?数多の異性から伴侶を選び出すというのは平等に接するという行為とは対極にあると思うのだが。

2013-08-18 02:23:42
早川由紀夫 @HayakawaYukio

ここまで来たのなら、福島の人は「遺伝的影響はありません」と毅然と断言して生きていくべし。ただし、遺伝的影響があるかどうかは科学が決める。福島の利害とは無関係に決める。

2013-08-18 06:27:11
早川由紀夫 @HayakawaYukio

悲劇がもし起こるなら、それは、カネを惜しんで子どもたちを避難させなかった福島の大人たちのせいだ。県外のひとたちのせいではない。

2013-08-18 06:39:50
早川由紀夫 @HayakawaYukio

2011年4月10日に私が考えたこと 「学童集団避難計画(具体的な提案) http://t.co/q3vQpur4z6

2013-08-18 11:08:51
早川由紀夫 @HayakawaYukio

「被ばくによる遺伝的な障害は確認されないという結論」は、観察した限りにおいては見つからなかったの意味だ。そう結論するに足る十分な観察ができたかは不明。メカニズムまで考慮して初めて、「遺伝的な障害が生じないことがわかった」と断言できる。現時点では、まだそういえない段階だ(と思う)。

2013-08-18 11:28:26