@Zahlangabe さんによる キッズたちのための Chicago Manual 最新版についての無駄情報

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yyyy/mm/dd @Zahlangabeheft

では、キッズたちのために Chicago Manual 最新版についての無駄情報を垂れ流すこととしよう。

2010-09-30 01:19:32
yyyy/mm/dd @Zahlangabeheft

CMOS(1):Documentation(出典記述と訳しておく)に関しては、相変わらずnote and bibliographyスタイルとauthor-dateスタイルの二本立てで解説されているのだが、書き方が15版とは大分異なる。

2010-09-30 01:35:44
yyyy/mm/dd @Zahlangabeheft

CMOS(2):15版は16章が「総論」、17章が「各論」で、それぞれの項目がNBスタイルとADスタイルの両方で書かれていた。16版では、14章がNBスタイルに基づいた出典記述全般の解説、15章がADスタイルに固有の事柄のみの解説となっている。

2010-09-30 01:37:49
yyyy/mm/dd @Zahlangabeheft

CMOS(3):世間でかくもauthor-dateスタイルが広まっている中、あくまでnote and bibliographyスタイルを中心に据えたところに萌える。まあ、Chicagoのアイデンティティですからね。

2010-09-30 01:40:16
yyyy/mm/dd @Zahlangabeheft

CMOS(4):全体として、大分15版よりも引きやすくなった印象を受ける。特に項目の見出し。例えば"With other punctuation"(15版)→"Em dash with other parenthesis"(16版)のように、単独で意味が通じるようになった。

2010-09-30 01:47:58
yyyy/mm/dd @Zahlangabeheft

CMOS(5):また、15版はセクションや項目の見出しにボールド体・イタリックボールド体(要するに太字のことね)を使わなかったが、16版は使っている。本文とのコントラストは強くないが、格段に引きやすくなった。

2010-09-30 01:53:41
yyyy/mm/dd @Zahlangabeheft

CMOS(6):Prefaceで述べられた16版のguiding principleの一つは、「出版媒体に依存しない側面にフォーカスを当てる」というもの。つまり、紙媒体をメイン、電子媒体をサブ、という風には考えないということ。

2010-09-30 02:04:43
yyyy/mm/dd @Zahlangabeheft

CMOS(7):結果的に、あくまで紙ベースだった15版から見ると、電子媒体・DTPについての記述が増えている。UnicodeやXMLについての記述など。しかし、ちらちらと見た限りでは、それほど詳しくはない模様。というか私も詳しくないのでよく分からない。

2010-09-30 02:11:01
yyyy/mm/dd @Zahlangabeheft

以上、Chicago Manual of Style, 16版についての連続ツイートでした。…とやりたかったが、これは予めメモ帳に書いておいて連続で貼り付けるものなんだな。書き始めて気づいた。

2010-09-30 02:12:20