甲野善紀氏　ひよこの雌雄鑑別から命を考える

nemesism @kahawiabuster

ヒヨコの雌雄鑑別。選ばれた雌は、産卵機械として劣悪な狭い鶏舎内にすし詰めで飼育され、産卵能力が衰えると二年程で廃棄鶏に。生まれて間もない雄は雌雄鑑別後廃棄処分に。死ぬ為に生まれるも地獄。選ばれて生かされるも地獄。

nemesism @kahawiabuster

ヒヨコの雌雄鑑別風景。出荷されるクレートの雌。それとほぼ同数の雄は選別後ビニール袋で圧死かシュレッダーにかけられる運命。 http://t.co/aVKblLGtSe http://t.co/qGX8nRzzUJ

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甲野善紀 @shouseikan

いま、２件リツイートをしたが、これを読んでいて今から４５年前の１９６８年の夏、東北の大きな農場で私が体験した事を、まざまざと思い出した。

甲野善紀 @shouseikan

あの時は、雌雄鑑別した後の雄雛を、特大ポリ容器に足で踏みつけて詰め込み、穴の中に捨てていたが、今はシュレッダーで裁断したりするらしい。

甲野善紀 @shouseikan

すべて経済効率最優先の資本主義的発想が生んだ所業だろうが、こういう事を平然とやっていて、一方で「生き物を可愛がりましょう」という言葉を言っている現代社会の偽善性をあらためて感じる。

甲野善紀 @shouseikan

こういう事をしてまで卵の価格を下げることに意味があるのかと、あらためて思う。

甲野善紀 @shouseikan

家畜、家禽を飼って食料とすること自体は仕方がないと思うが、最低限生き物に対する礼という事は忘れてはならないと思う。

甲野善紀 @shouseikan

かつての、アイヌの人々など狩猟の民が、鹿にせよ熊にせよ、鮭にも、自然の野や山からの獲物に感謝の祈りを捧げた気持ちは忘れてはならないだろう。

甲野善紀 @shouseikan

もし、現代が、昔より進化した時代というなら現代こそ、一層そうした生き物への配慮を持って然るべきだと思うのだが…。