結局、ネットは儲からない! 〜スマホを捨て、働こう〜

ネットビジネスをやっていてつくづく思ったのは、ネットで儲けるのはものすごく大変だということです。課金が難しく、競争が激しく、新規参入も多い。そんな中で、いま注目のビジネスがあります。
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Naoto Hayashi @CheNaoto

ここで紹介した、これらのビジネスモデルが「O2O」(Online to Offline)です。オンライン上、ネット上で集めたお客様を、オフライン、現実の世界であなたの近くに集めてきて、そこで、現実世界でサービスを提供し、人様のお役に立って、お金をいただくという商売です。

2013-08-21 22:08:53
Naoto Hayashi @CheNaoto

これは、すばらしいビジネスモデルです。私もやったことがあるからよくわかりますが、訪問販売の人と人とが関わりあって商いをするという温かさと、インターネットで興味をもった人がやってくるという前のめりな姿勢、リアルビジネスの良さとネットビジネスの良さが融合した最高の商売です。

2013-08-21 22:09:55
Naoto Hayashi @CheNaoto

逆に「O2O」(Online to Offline)のビジネスはたとえば、訪問販売のように興味が無い人に営業したりしませんし、インターネットのようになんかお金を払う手続きが面倒ということもありません。リアルビジネスとネットビジネスの全ての課題を解決した商いがこのビジネスです。

2013-08-21 22:10:51
Naoto Hayashi @CheNaoto

とはいえ、Online to Offlineのビジネスにはその拡大性を危ぶむ声があることも事実です。その一つの根拠になっているのは、たとえば東京ガールズコレクションのようなイベントや、外食産業、外に出て勉強する学習塾産業など、外出して何かをする産業全般の落ち込みがあります。

2013-08-21 22:11:51
Naoto Hayashi @CheNaoto

たしかに、私自身そうした時代のトレンドを営業の最前線で掴んで(たとえばロスジェネ以降の親御さんのお金の出し渋りや、受験学年以外での客単価の極度の現象、外出を忌諱しスカイプ指導に切り替える意向を示す保護者の増加など)ビジネスのスタイルを一気に、在宅型に切り替えた経緯があります。

2013-08-21 22:13:15
Naoto Hayashi @CheNaoto

こうした傾向は、日本が今のような「そこそこ豊かなんだけど、なんか貧乏になりそうな気がして、あんまりお金は使いたくない」という世の中が続けば、これからも続いて行くと思います。つまり在宅サービスの需要が増加し、外出するサービスがダメになるという傾向です。

2013-08-21 22:14:28
Naoto Hayashi @CheNaoto

しかし、本当にこのままなんかぬかるみというか、生暖かい状況が続くのでしょうか。三年から五年は続くと思いますが、破局は早いと思います。日本はもっと豊かになるか、もっとまずしくなる。そのどちらかです。

2013-08-21 22:15:23
Naoto Hayashi @CheNaoto

フローだけではなくストックに対しても課税が導入されて、消費や投資が活発化し、豊かになるかもしれないし、逆になにかのきっかけでずるずると貧しくなるかもしれません。つまり当たり前の話ですが、これからの日本は、今より貧しくなるか、今より豊かになるかのどちらかです。

2013-08-21 22:16:05
Naoto Hayashi @CheNaoto

いまより豊かになったらどうでしょう。人々はもっと外出するようになるでしょう。いまより貧しくなったらどうでしょう。人々、とくに若者は仲間との連帯を求めるようになるでしょう。シェアハウスやカーシェアが流行り出して、仲間内で仕事も回すようになるでしょう。仲間との交流の重要性は増えます。

2013-08-21 22:17:24
Naoto Hayashi @CheNaoto

ですから、いずれにしても、今後Online to Offlineのサービスの需要は増える事はあっても減る事は無いと思います。

2013-08-21 22:18:22
Naoto Hayashi @CheNaoto

あと、このままの状態がつづいたとしても、ネットビジネスで優勝劣敗が明らかになり、資本の集約化が進み、たとえばネット家庭教師サービスも一つか二つしかないみたいな状態になるのは、マルクスの資本論が描いた最後の世界です。

2013-08-21 22:19:02
Naoto Hayashi @CheNaoto

世界は本当にマルクスが予言したように、独占大資本が出来て、労働者はかぎりなく安くこきつかわれ、生活に必要なものは労働書がぎりぎり手に入るけど、苦しい生活を強いられるほど高くなり、みたいな馬鹿げた世界になるのでしょうか。私はそうは思いません。

2013-08-21 22:19:52
Naoto Hayashi @CheNaoto

なぜなら、先ほどの自宅半径3km圏内の家庭教師の例を挙げるまでもなく、その地域の特性に応じたきめ細やかなサービスというのは、何らかの形で今後も残るのではないかと考えているからです。なにしろ地域密着型のサービスというのは小回りが効くし、使っていて何かと安心感がありますから。

2013-08-21 22:20:50
Naoto Hayashi @CheNaoto

そういう、新しい「ネットで知り合って、リアルで意気投合する」ような温かい地域経済圏はかならず出来て来ると思います。それは、私たちが運営しているような大規模で無味乾燥で安価なサービスとは対立する、小規模であたたかで、多少は高価なサービスとしてですが、かならずその存在は残ります。

2013-08-21 22:22:32
Naoto Hayashi @CheNaoto

そういう地域の、草の根の、新しい時代のネットでの出会いと、リアルで再び出会った人々の絆が、日本人の働き方・暮らし方をこれから大きく変えて行くのではないかと私は感じています。

2013-08-21 22:23:57
Naoto Hayashi @CheNaoto

働き方は、会社で働くのではなく、プロジェクトで離合集散する。暮らし方も、安いものではなく好きなものを買うような楽しい生活。

2013-08-21 22:24:01
Naoto Hayashi @CheNaoto

そういう、働き方・暮らし方、つまりひっくるめて新しい時代の人生の裏にはいつだってネットで知り合った人々をリアルで結びつけるためのツールがあります。イベント主催者のための管理ツールeverevoもその一つです。

2013-08-21 22:24:44
Naoto Hayashi @CheNaoto

株主が同じということもあり、普段から大変お世話になっているeverevoの芥川社長が、VC2社からの調達を経て、Online to Offlineで人々が心豊かに暮らせる社会の実現を目指してアクセルを全速力でふもうとされています。

2013-08-21 22:26:05
Naoto Hayashi @CheNaoto

もともと、芥川社長は一橋大学のご出身ということで、つまり根っからの文系の方なわけですが、エンジニアとしても高いスキルをもっておられるばかりではなく、経営者としてもOnline to Offlineの世界をつくる先駆者として各種メディアで注目されております。

2013-08-21 22:27:01
Naoto Hayashi @CheNaoto

今回、芥川社長がインターンを募集されるということで、これめったにないチャンスでめずらしいことが起きたなと思いましたがw、ふだんなかなかないチャンスですので、ぜひ興味がある方はサイト見ていただければと思います。http://t.co/2FdGFjdynB

2013-08-21 22:27:44
Naoto Hayashi @CheNaoto

芥川社長のOnline to Offlineに掛ける思いはこちらに書かれています。http://t.co/OkYoaFroCJ 芥川社長、がんばってください! 私のサービスは、Online完結で、かつ在宅向けサービスですが、負けないでがんばります。

2013-08-21 22:28:48
Naoto Hayashi @CheNaoto

あと、インターンを割にあわないバイトぐらいに考えている人がいますが、多分芥川社長のところでインターンをしないとしたら、スマホでパズドラでもやってるのが関の山です。パズドラやってる時間に人生変えられる可能性があるなら、スマホなんかさっさと捨てて、働きましょう。

2013-08-21 22:31:57