フラワーしげる、短歌研究新人賞についてつぶやく。

Tweets of @shigeru_flower and other. * Dis is not dis. 続きを読む
4
フラワーしげる @shigeru_flower

短歌研究新人賞の選評を読む。短歌を言語表現と一手段としてみるのではなく、あくまで短歌を短歌のままにしておきたいということか。短歌の可能性を狭めておいたほうが得なのだろうか。理解しがたい。短歌が文学でなくてもいいということなのか。

2013-08-22 00:49:25
フラワーしげる @shigeru_flower

この人たちは短歌を愛しているのか。自分のほうが100倍愛しているような気がするのだが。しかしこれでも角川短歌や歌壇よりはましなほうなのだよなあ。

2013-08-22 00:51:22
フラワーしげる @shigeru_flower

短歌と短歌というジャンルを愛そうよ。自分や自分の立場だけじゃなくて。

2013-08-22 00:52:59
フラワーしげる @shigeru_flower

こんなに毒づいていたらまあ嫌われるな。それもまたいいか。

2013-08-22 00:54:10
Matsuki Shu @reracise1972

@shigeru_flower 短歌は短歌固有のもので勝負したほうが生きる、という考えではないでしょうか。文学の手段の一つ、と考えてしまうとなぜか衰えていくという歴史が短歌にはなぜかあって(やってる側が行き詰まる)、それもふまえているのだと思われます。

2013-08-22 00:54:30
inaizumi maki @inizmk

@reracise1972 @shigeru_flower 斉藤斎藤さんが、これについてのヒントをお話されます、多分。(24日)

2013-08-22 00:56:53
フラワーしげる @shigeru_flower

短歌研究新人賞応募作より ハーモニカとランプがあってその向こうに唇が一つ横たわっている (鵜飼信光) フーセンをねじって出来たプードルがどこに置いてもだんだん弱る (若草のみち)

2013-08-22 01:03:39
フラワーしげる @shigeru_flower

@reracise1972 こんにちは。 それでいいのでしょうかね。もし文学だと考えてやって衰えていくんだったら、そのまま滅びてしまった方がいいんじゃないかとも思いますね。行き詰まるなんてどんなジャンルにもあることだし。 でも、文学じゃなかったら何なのでしょう。芸? サブカル?

2013-08-22 01:08:32
Matsuki Shu @reracise1972

@shigeru_flower 前回の短歌年鑑(どっちだか忘れましたがたぶん角川)で小池光さんがおっしゃっていたような意味合いです。>短歌は半分、文学ではない

2013-08-22 01:11:34
フラワーしげる @shigeru_flower

@reracise1972 あと、「短歌は短歌固有のもので勝負したほうが生きる」というのと、短歌を文学としてやろうというのとは相反することではないと思うのですけどね。おっしゃっているいることは、たまに聞くことでもあるので漠然と分かりますが。

2013-08-22 01:12:41
フラワーしげる @shigeru_flower

@reracise1972 力を持った人はそんなことを言うのはひじょうに残念ですね。でも、たぶん「文学」の定義の問題でしょうね。この話をまじめにするとしたら、まずそれを定義したほうはよさそうですね。

2013-08-22 01:14:57
フラワーしげる @shigeru_flower

短歌に関しては青臭くいこうよ。回りばっかり気にしてもしょうがないだろう。

2013-08-22 01:21:26
フラワーしげる @shigeru_flower

@gekidan_mmp みんな、自分の賞を作ればいいんですよね。新人賞は必要なんでうまく機能していって欲しいです。

2013-08-22 09:22:52
フラワーしげる @shigeru_flower

さらに新人賞をめぐる雑感。 新人賞は必要なイベントであり、短歌の世界で重要な意味をもっている。 総合誌というものは当たり前のことだが、営利でやっているものなので基本的に購買層に向けた編集方針をとる。 もちろんそれは良い悪いではない。

2013-08-22 09:30:43
フラワーしげる @shigeru_flower

最大購買層を見ているので、新人賞もそうした編集方針の影響を受ける。 そして、短歌自体もどうしても保守的にならざるを得ないところがある。形式によりかかるところが大きいので。 さらに、選考委員の傾向がある。それぞれ自分の短歌観を拠り所にして選考する。4人いれば4人傾向が違う。

2013-08-22 09:37:37
フラワーしげる @shigeru_flower

どの作品が選ばれるかは、それぞれの選考委員の力関係とその時の評言と成り行きで決まる。 そのことに良い悪いは言えない。なぜならすべての賞はそういうものだ。誰が選考委員になってもその点では同じ。 求められるのはなるべく選考の経緯を明らかにしてもらうこと。

2013-08-22 09:40:55
フラワーしげる @shigeru_flower

誌上では無理なので、WEBに掲載するなど工夫する。 それは選考委員に負担のかかることになるが、そのあたりの責任は引き受けてもらう。 『文學界』新人賞などはかなり克明に選考会のやりとりが公表される。あれくらいが望ましい。

2013-08-22 09:44:28
フラワーしげる @shigeru_flower

そしてその選考経過にたいして、さまざまな意見が現れる、というのが、賞を健康に維持することになるのではないか。 結果に関しては、誰が選ばれても、なるほどという感想しかないが、選考過程はものすごく重要。

2013-08-22 09:47:59
フラワーしげる @shigeru_flower

ただ今回の「短歌研究」でも新人賞関係で70頁使っていてこれ以上は無理そうではある。編集の立場に立つと。 今回気になったのことを幾つか。 受賞作に関して、栗木・米川対加藤・穂村という対立があって、それが解消されないまま受賞になっているように見えること。

2013-08-22 09:54:50
フラワーしげる @shigeru_flower

加藤治郎は新人賞というものにたいして明確に目的を持って臨んでいる印象がある。 穂村弘は自分に似た感覚を探しているのか。ただ「僕は、口から出まかせしか言い当て得ないものがあると感じるほうですから」「ぜひ口語の山中智恵子になって、みんなを見返してやろう」のようなかっこよさもある。

2013-08-22 10:12:29
フラワーしげる @shigeru_flower

米川千嘉子は保守的な印象。「嫌な感じがもちろんあってもいいんだけれども、もう少し、暖かく手放さない嫌な感じが欲しい」は批評としてはかなり駄目ではないか。小説に関してこういった評言を用いた場合を想像して欲しい。

2013-08-22 10:18:04
フラワーしげる @shigeru_flower

栗木京子の評言には「その行ったり来たりする感じがとてものびやかなんです」「自然体で歌っているところに感心しました」など、批評の言葉じゃない語が多い。あまり文句は言いたくないのだが、ぎりぎりまで行こうとする表現者に「自然体」とか「のびやかさ」という選択はない。

2013-08-22 10:23:54
フラワーしげる @shigeru_flower

あまり選者にプレッシャーをかけるのも何だけど、難癖も真正面からだったら卑怯ではないと思うので、書いてます。

2013-08-22 10:25:31