シュルレアルな景観、奇態な芸術、はかないラブ・アフェア……このあたりはちょっとJ・G・バラードの《ヴァーミリオン・サンズ》を思わせる。かっこいい。
2013-08-12 21:24:15『夢幻諸島から』は謎解きではないが、「現実には何が起こったのか」を注意深く読み解く楽しみもある。ちょっとジーン・ウルフっぽいが、ウルフほどややこしい韜晦はない。ミステリ・ファンは挑戦すると良いよ。
2013-08-12 21:19:53これから読むひとの興をそぐといけないので詳述しませんが、『夢幻諸島から』はプリーストの集大成とも言える傑作。鮮烈な情景、静かで激しいロマンティシズム、語り/騙りの魔術、単線的ではない構成、ムードのみにとどまらないエキゾティシズム、テクノロジーと神話・土着性の交錯、……。
2013-08-12 21:13:38@ShindyMonkey ほんと、この作品がそこそこ売れて、少なくとも最新長篇The Adjacentを訳せるような環境になってほしいものです。
2013-08-12 20:48:42@frswy ほんと、売れると良いです。そもそも、これだけの作家が読まれないとしたら、日本の読者はどうなっているのかとちょっと不安になります。また、この本が売れれば、ほかのプリースト作品の翻訳の道筋がつきますからね。全作品読みたい!
2013-08-12 20:47:07やはり読了一番手は、牧さんでした。読み巧者に褒めてもらって幸せです。RT @ShindyMonkey: クリストファー・プリースト『夢幻諸島から』//読了。傑作! 訳者の古沢さんは「あとがき」でSF賞を基準として、//いやいや、プリーストのぶっちぎりでしょ。
2013-08-12 20:44:05ども。高い評価嬉しいです。チャンなみに売れるといいなあ。RT @ShindyMonkey: というか、2011年とか英国SFとか区切らなくても、『夢幻諸島から』は21世紀SFの最高級。これを上回るのは、せいぜいテッド・チャン『あなたの人生の物語』//くらいじゃないかな。
2013-08-12 20:40:27ああ、『双生児』も21世紀だった。『夢幻諸島から』とどちらが上かというと……難しい。好みでいうと、僅差で『夢幻諸島から』かな。だが、読み返してみたら、わからない。
2013-08-12 16:57:52しかし、『夢幻諸島から』をSFのレーベルで出すのは、ちょっともったいない。たたずまいも、面白さも、世界文学リーグの作品なので。
2013-08-12 16:13:41というか、2011年とか英国SFとか区切らなくても、『夢幻諸島から』は21世紀SFの最高級。これを上回るのは、せいぜいテッド・チャン『あなたの人生の物語』(こちらは短篇集だけど)くらいじゃないかな。
2013-08-12 16:04:34クリストファー・プリースト『夢幻諸島から』(新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)読了。傑作! 訳者の古沢さんは「あとがき」でSF賞を基準として、この作品と『言語都市』を、2011年の英国SF代表する2作と紹介しているけど、いやいや、プリーストのぶっちぎりでしょ。
2013-08-12 15:59:36