為末大さん@daijapanの「【若者が炎上を狙う動機】について　同じものが違う場所で根を張り、ちがうものとして花開く。お互い私はあの人達とは違うと言いながら。」

爲末大 Dai Tamesue　熟達論発売中 @daijapan

おはようございます。今日は【若者が炎上を狙う動機】について

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若者が職場で写真を撮りそれが問題になるという事を最近眺めている。同じようにいたずらが一線を越えてネットで批判されるという事も増えている。思うに似たような事は昔からあったのだろうけれど、インターネットにより、やる側にも責める側にも変化があるように思う。

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いたずら行為を閉じたその場に居合わせた仲間だけでやり合う世界から、より面白い画像を取りそれらが大きな事になるという事が今はある程度動機になっていると思う。やりたい事撮りたい事ではなく、みんなが反応しそうな事をする。

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若者の世間の注目を集めたいという動機は自然で、才能を持った人間はそれをスポーツやその他分野で抜きん出る事によって満たす。けれども、注目や反応が欲しいのに、それを集められるだけの能力と努力を費やす対象を持ち合わせなかった若者達が持て余したものが炎上の根底にあるように思う。

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世の注目を浴びたい。退屈や平凡を壊したい。僕は足が速かったからそこに集約できたけれど、別にそれが反社会的な事でもあり得たと思う。特に男子の、あの世代の男性ホルモンは相当に強い。

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社会の許容範囲とばかげている加減のおそらく境目にたくさん若者の炎上類似行為はあるのだと思う。その中で何らかのきっかけで反応されすぎたもの、一線を越えたものが炎上する。チキンレースと同じで崖に近い方が何となく誇らしく感じるのはわかる。

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【終わり】特に大学生、それまで描いていた自分は何かになるんだという思いと、でも結局どうも平凡な人生を生きていきそうだという現実、そして空いた時間と生産される男性ホルモン。その産物として名誉を求める行為の代替として炎上を若者は求めるのではないか。

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秋葉原事件の加藤被告の本を読まれるといいかもしれません RT @SpiritTLR: 為末さんの仮説が現実とするなら「目立つ事＞犯罪」という考えになってると言うことですね。「悪い事は悪い」と教わらないで育って来たって事ですかね？ 為末さんに勘違いして欲しくないのは、今の炎上

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悪ふざけのアピールと社会に名誉を求める事が本質的には変わらないという話です RT @tokyo_edogawa: あれは世間とか社会に名誉を求めているのではなく、単純にネットが社会に繋がっているという事を認識せずに仲間内に悪ふざけをアピールして人気者になりたいだけという

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同じものが違う場所で根を張り、ちがうものとして花開く。お互い私はあの人達とは違うと言いながら。

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やりたいからやるの奥のなぜやりたいのかの話です RT @getwild8: 名誉がどうこうというよりも、自分たちがやりたいからやっているんだと思いますし、半端じゃないスリルを味わいたい欲が故に、そのやる事に対して世間や相手との距離感が麻痺しているんだと思います。

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源はなにかという話です。手段の話ではないです RT @erimo_unigawa: でも、それは話を広げすぎですよ。そう、周りの世界との距離感がわかっていないどころか、見えていないのだから。要するに、乱暴な言い方だけれど、アホなのです、彼らは。

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学校の窓ガラス壊してまわるのが名誉な年代と場所があるんだと思います RT @erimo_unigawa: しかし、名誉を求める気持ちとは別だと考えます。たまたまこの現代にTwitterというツールがあって、一昔前ならただの馬鹿話で済んでいた話かもしれませんし。発信した対象もあくま