アクセルロッド『つきあい方の科学』まとめ

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読書メモ @masashy_log

人間社会では学習や模倣、それに淘汰によって、あまりうまくいかないやり方が改められていくプロセスが存在しているのである。(アクセルロッド『つきあい方の科学』)

2013-08-27 20:40:53
読書メモ @masashy_log

もしも協調の誘いに乗らない者からなる集団が初めにあったとしたら、皆そのままやっていくしかなく、自分だけ非協調的態度を改めても、何も得なことは望めないことになる。(アクセルロッド『つきあい方の科学』)

2013-08-27 20:44:20
読書メモ @masashy_log

国家レベルでは、第一次世界大戦は、おおむね一方の損失はそのまま他方の利益になる、ゼロ和ゲームとみなされていた。しかし、地域的なレベル、すなわち前線においては、手加減しあうことは、互いに傷つけあうことよりずっと好ましいことだったのである。(アクセルロッド『つきあい方の科学』)

2013-08-27 20:46:43
読書メモ @masashy_log

協調しあうこと、裏切りあうことは、どちらも同じことを繰り返すよう駆りたてる性質をその行為自信が内包している。(アクセルロッド『つきあい方の科学』)

2013-08-27 20:50:31
読書メモ @masashy_log

ガンは、宿主が子をつくる可能性がなくなり、宿主の子に垂直感染する機会が急に減少し始めるような年齢になると、宿主に対し攻撃的になる傾向がはっきりと見られる。(アクセルロッド『つきあい方の科学』)

2013-08-27 20:52:31
読書メモ @masashy_log

非ゼロ和社会では、自分のためによくしようと思うなら相手よりもうまくやる必要はない。…どの相手とつきあうときも、自分自身ためにうまくやろうと思う限り、自分と同じかあるいは相手に少しだけ花をもたせてやるのがよい。(アクセルロッド『つきあい方の科学』)

2013-08-27 20:54:37
読書メモ @masashy_log

つきあう相手を少数に限定するような方法は何でも、その相手とのつきあいの頻度を高めることにつながる。小さな町の方が大きな都市と比べて協調関係が生じやすい一因がそこにある。(アクセルロッド『つきあい方の科学』)

2013-08-27 20:58:05
読書メモ @masashy_log

無条件の協調は相手を図に乗らせる。それは、社会に対し、そのようなお調子者を矯正するという課題をも残すことになる。(アクセルロッド『つきあい方の科学』)

2013-08-27 20:59:58
読書メモ @masashy_log

互恵主義は自分自身に役立つだけではなく、他人にも役立つ。なぜなら、他人からの搾取を狙う戦略は、互恵主義を相手にするとなかなか生き残れないからである。(アクセルロッド『つきあい方の科学』)

2013-08-27 21:01:21
読書メモ @masashy_log

互恵主義にもとづく戦略が用いられている社会では、実際に自分たちを自分たちの力で統治することが可能である。(アクセルロッド『つきあい方の科学』)

2013-08-27 21:02:22
読書メモ @masashy_log

レッテル張りの結果として、最も興味深く、しかも多大な影響をもたらすことの一つは、そのレッテルがプレイヤーの属性をますます型に押し込めるようになりうることである。(アクセルロッド『つきあい方の科学』)

2013-08-27 21:03:50
読書メモ @masashy_log

裏切りあったときよりも協調しあった方が両方とも得をするような状況は星の数ほどある。うまくやるコツは他人に勝つことではなく、他人からうまく協調を引き出すことである。(アクセルロッド『つきあい方の科学』)

2013-08-27 21:07:07