「胡散臭い職業」の定義とは?

「胡散臭くない職業」を考えてみると、なんとなく分かるようになる。
1
福嶋隆史@ふくしま国語塾 @FukushimaKokugo

いやーこれこそ胡散臭いでしょ(笑)。RT @Fukushima_Math: こんなのあるんですね。http://t.co/iquqXKDf4G …一生懸命こういう仕事をされている方 …

2013-08-28 00:52:14
福嶋隆史@ふくしま国語塾 @FukushimaKokugo

「ソーシャルメディアコンサルタント」を目指す子どもがいたら、私は絶対に止める。やめておけ、と。少なくとも、なぜその「職業」に就きたいのかを徹底的に問いただす。きっと、虚しい理由だ。

2013-08-28 00:55:58
福嶋隆史@ふくしま国語塾 @FukushimaKokugo

「臭さ」は普通に考えれば主観だが、生ごみを嗅いで素晴らしい香りだと思う人はいないであろうから、ある程度は客観だ。だから胡散臭さもある程度定義できる。

2013-08-28 01:02:50
福嶋隆史@ふくしま国語塾 @FukushimaKokugo

でもそんなことツイってる場合でもないような気がしてきたから、いつかまた考えよう(笑)。

2013-08-28 01:03:09
福嶋隆史@ふくしま国語塾 @FukushimaKokugo

胡散臭い仕事の定義ができないならば、胡散臭くない仕事を定義してその反対を考えればよい。……でもまたいつか考えよう(笑)。

2013-08-28 01:07:17
福嶋隆史@ふくしま国語塾 @FukushimaKokugo

ある言葉の意味が分からない場合は、その反対語の意味から探る。反対語の意味が分かるならば、もとの言葉の意味も分かるはず。そのためにも、反対語を覚えておく必要がある。

2013-08-28 01:09:39
福嶋隆史@ふくしま国語塾 @FukushimaKokugo

たとえば、「誇らしい」の反対語は「恥ずかしい」。「誇らしい」を定義できなくても、「恥ずかしい」の逆だと考えれば、意味をつかむことができるようになる。

2013-08-28 01:10:18
福嶋隆史@ふくしま国語塾 @FukushimaKokugo

そうねぇ……またいつか考えよう(笑) RT @komachee0121: @FukushimaKokugo 反対なら、理論立っている/根拠が明確である/誇張が無い表現、なら「胡散臭」くならないのでは、と考えました(笑)深夜にすみませんm(_ _)m

2013-08-28 01:13:30
福嶋隆史@ふくしま国語塾 @FukushimaKokugo

へい。 RT @komachee0121: @FukushimaKokugo ありがとうございます(*^^*)即興だと質が、それこそ胡散臭くなりますよね(笑)お仕事お疲れ様ですm(_ _)m

2013-08-28 01:16:05
福嶋隆史@ふくしま国語塾 @FukushimaKokugo

いま考えているのは、「胡散臭い」の定義じゃなくて、「胡散臭い職業」の定義だからね、念のため。

2013-08-28 01:16:23
福嶋隆史@ふくしま国語塾 @FukushimaKokugo

まあ、胡散臭い職業だと感じるどうかの第一の境界線は、有形か無形かにあるんだと思いますね。たとえば、東京都大田区でものづくりしている職人を胡散臭いと思う人はいないわけで。

2013-08-28 01:20:50
福嶋隆史@ふくしま国語塾 @FukushimaKokugo

肝心なのは、共通の観点。この場合は、「相手に見られたいかどうか」。  <たとえば、「誇らしい」の反対語は「恥ずかしい」。「誇らしい」を定義できなくても、「恥ずかしい」の逆だと考えれば、意味をつかむことができるようになる。

2013-08-28 01:55:38
福嶋隆史@ふくしま国語塾 @FukushimaKokugo

さっきのこれ http://t.co/uiVdaUEdLF なんて、まだマシなほうだが、やっぱり胡散臭い。なぜか。それは、対価が高いから。

2013-08-28 01:58:07
福嶋隆史@ふくしま国語塾 @FukushimaKokugo

対価が”法外に”高いということは、ニーズが少ないということを意味する(ニーズが多ければ単価が安くても商売は成立するのだから)。

2013-08-28 01:58:55
福嶋隆史@ふくしま国語塾 @FukushimaKokugo

「無形であり」「ニーズが少ないと推測される」何かを売っている職業は、基本的に胡散臭い。

2013-08-28 02:01:24
福嶋隆史@ふくしま国語塾 @FukushimaKokugo

中でも最も胡散臭いのは、無形のものを無形のままで受容することを客に求めている商売。たとえばスピリチュアル。

2013-08-28 02:03:07
福嶋隆史@ふくしま国語塾 @FukushimaKokugo

次に胡散臭いのは、無形のものを有形であるかのごとく見せかけるため、見え透いた「形」を使っている商売。たとえば、「全日本◯◯協会の認定証と認定ロゴを進呈」など。

2013-08-28 02:04:41
福嶋隆史@ふくしま国語塾 @FukushimaKokugo

やはり重要なのは、真似できる技術かどうか、なんだよな。

2013-08-28 02:10:45
福嶋隆史@ふくしま国語塾 @FukushimaKokugo

さっきの「ソーシャルメディア活用法」なども、真似できる技術であるならば、それは有形であると言える。ただ、あの金額はやっぱり胡散臭いけど。

2013-08-28 02:13:14
福嶋隆史@ふくしま国語塾 @FukushimaKokugo

真似できる技術でさえあれば、たとえ「思考の技術」のように目に見えないものであっても、それは有形。

2013-08-28 02:14:39
福嶋隆史@ふくしま国語塾 @FukushimaKokugo

有形か無形かの境界線は、真似できるかどうかにある。

2013-08-28 02:15:22
福嶋隆史@ふくしま国語塾 @FukushimaKokugo

真似しようと思ってもできない。かつ、ニーズが少ない。そんなもの、誰が見ても怪しい。しかし、そこにあらゆる演出を加え、「真似できる」ものであるかのように見せかけ、かつ、「あなたにとって絶対必要」と思わせるように仕組まれた情報に触れた時、私達は「胡散臭い」と思うんですね。結局。

2013-08-28 02:18:54
福嶋隆史@ふくしま国語塾 @FukushimaKokugo

ところで、キリスト教と新興宗教を比較して後者を胡散臭いと思うのはなぜでしょうね。歴史と、普及度でしょうか。それとも、その内実の問題でしょうか。

2013-08-28 02:21:33