編集可能

@sugargroove先生のミカエリス酵素動力学に関する連続ツイート

2013年がミカエリス・メンテン式のミカエリス論文100周年なのだそうで、そのFEBSの特集号に関する@sugargroove先生のすばらしい連続解説ツイートを(おもに自分用忘備録として)まとめました。 編集可能ですのでみなさま編集してください。
自然 酵素
4
Shinya Fushinobu @sugargroove
FEBS Lett. 587(17), 2013が「ミカエリス・メンテン動力学の100年」特集。今年は1913年に出版されたミカエリスとメンテンの論文から100周年http://t.co/M2O6pF30hD
Shinya Fushinobu @sugargroove
冒頭は仏国マルセイユのAthel Cornish-Bowdenと米国のWhitman http://t.co/lxVoBfV6pE
Shinya Fushinobu @sugargroove
両者のフルネームは、Leonor MichaelisとMaud Leonora Menten。メンテンのミドルネームはミカエリスに敬意を表して自ら付けたとする説があるそうだ。
Shinya Fushinobu @sugargroove
1963年にBBAに複数基質反応の定式の論文を発表して多大な影響を与えたWilliam Wallace "Mo" Cleland(米国UW-Madison)はこの特別号への寄稿を承諾した数日後に事故で亡くなったそうだ。 http://t.co/w74e7Wn4IQ
Shinya Fushinobu @sugargroove
最初の記事はT.R.C.Boyde(香港大)による1913年のオリジナル論文(ドイツ語)の英訳。2011年にJohnson & Goodyにフライングされて(Biochemistryに掲載)さぞ悔しかったろう。 http://t.co/Wg4WJ8YbSu
Shinya Fushinobu @sugargroove
なお1913年のオリジナル論文が載った雑誌Biochemische Zeitschriftは1967年にEuropean Journal of Biochemistry、2005年にFEBS Journalと名前を変えて現在に至る http://t.co/wxJR63vQeU
Shinya Fushinobu @sugargroove
2つめの記事は永津俊治先生によるミカエリス教授の名古屋での日々と、彼の20世紀前半の日本の生化学における偉大な貢献について。お宝写真満載。 http://t.co/2L9v3xw1zf
Shinya Fushinobu @sugargroove
レオノール・ミカエリスは1913年にあの有名な論文を書いた後、1922-26年に愛知医科大学(現:名古屋大医学部)の教授として招かれ数多くのお弟子さんを育てられたそうです。
Shinya Fushinobu @sugargroove
永津先生の記事では、八木国夫先生が1960年代に初めて「ミカエリス酵素-基質複合体」(D-アミノ酸オキシダーゼ)の結晶化に成功した業績を大フィーチャー。八木先生が名大医学部で学んだ1939-42年頃にはミカエリス教授は既にいなかったが影響を受けたとのこと。
Shinya Fushinobu @sugargroove
ミカエリス教授の日本での日々を日本語で読みたい場合には以下の記事がおすすめ。「酵素資料室」から-その3 Koch博士の来日とMichaelis博士の赴任- 富永隆一(天野エンザイム)応用糖質科学1(3),261-,2011
Shinya Fushinobu @sugargroove
もう一つ。「一枚の写真から:レオノール・ミハエリスの札幌」藤田博美、畠山鎮次、門松健治 生化学84(11),954-,2012
Shinya Fushinobu @sugargroove
3つ目の記事はCornish-Bowdenの総説。初めて正しい機構から式を導いたVictor Henriらミカエリス-メンテン以前の功績と、オリジナル論文が現在までどのように引用されているかを解説。 http://t.co/irNisBqu9g
Shinya Fushinobu @sugargroove
2000年以降にオリジナル論文の引用数が急に伸びているのが面白い。また引用する論文の分野としてsystems biology、single moleculesあたりがこの10年で急増。
Shinya Fushinobu @sugargroove
2011年にオリジナル論文の英訳をしたうちの一人、Johnsonは「酵素動力学解析の百年:1913から2013」と題して、実際に酵素の活性部位で起こる反応を明らかにすることができるような、現代的かつ詳細な動力学解析法を披露。 http://t.co/CYIjS628SZ
Shinya Fushinobu @sugargroove
「今日では、反応初速度の基質濃度依存性のデータをフィッティングして解析するにあたり、ミカエリス-メンテンの式を線形に変換するどちらの方式(Lineweaver-BurkとEadie-Hofsteeプロット)も使う理由がない」,K.A.Johnson(2013)
Shinya Fushinobu @sugargroove
Lineweaver-Burkプロットは御存知の通り各測定点の誤差の重み付けに問題が有りフィッティングで正確なパラメータを算出できない。Eadie-Hofsteeプロットは算出されるパラメータはある程度正確だが両軸にvがあるために誤差の算出が困難。
Shinya Fushinobu @sugargroove
Cárdenasは「協同性の発見への長い道のり」と題してフィードバック阻害と協同性(アロステリック)モデル の確立の歴史について解説。 http://t.co/mAwP4Htcaq
Shinya Fushinobu @sugargroove
酵素動力学の原理は二十世紀初頭に確立され、その制御機構はその中盤に発見された。両者には数十年のギャップがあるが、阻害やアロステリック制御の研究には技術的な進歩だけでなく、その期間に確立された代謝経路(およびそれに関わる酵素と代謝物質)の知見が必要であった、という論旨。
Shinya Fushinobu @sugargroove
KartalとEbenhöhは表面で働く酵素の一般的な速度式について論文を書いている。 http://t.co/n6yYLbFgjc
Shinya Fushinobu @sugargroove
他にも興味深い記事はあるがこのくらいにしておくか。
Protein NMR Facility in Nagoya (unauthorized) @piyota0
@sugargroove先生のミカエリス酵素動力学に関する連続ツイート」をトゥギャりました。 http://t.co/ggUddSRZXS
Protein NMR Facility in Nagoya (unauthorized) @piyota0
@sugargroove すばらしい連続ツイートありがとうございました。僭越ながらまとめさせていただきました。
Shinya Fushinobu @sugargroove
@piyota0 ありがとうございます。他にも酵素単分子の活性の取扱いとか、温度依存性に関する取扱いとか、面白い記事が沢山載っていますがこのへんにしておきます。
Shinya Fushinobu @sugargroove
JohnsonとGoodyの「フライング」英訳論文(2011年Biochemistry誌)はこちらです。 http://t.co/1eK6Ou5POY
Shinya Fushinobu @sugargroove
オリジナル論文の英訳だけでなく、元のデータを現代的な手法で計算機を使って再解析。元データは予想以上に正確で、その解析法も洗練されておりかつ網羅的だった。
残りを読む(1)

コメント

コメントがまだありません。感想を最初に伝えてみませんか?

ログインして広告を非表示にする
ログインして広告を非表示にする