suppa micro pamchoppさんchildiscを語る

suppa micro panchop @suppasan

Childisc only MIX by record mizukoshi トラックリストもアップしました mixcloud.com/suppamicropamc… …

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【childisc音源だけでのmixtapeを作りました】 1998年から2007年まで運営していた竹村延和の個人レーベルchildiscを知らない人もよく知ってる人もぜひ聴いて下さい。４１分間分お楽しみ戴けます。mixcloud.com/suppamicropamc…

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にしやまひろのちゃんの初めて作った曲っていうのも谷村コウタの「Jazz corpse」とおなじくらい破壊力のある大好きな曲だったけど、それは結局発表されることがなかったのは個人的にもったいないなーとよく思い出す。でも発表しなかったからこそ今のグーテフォルクがあるような気もする＾＾

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公私混同しても無理はないくらい自分と深く関係してると感じられるれるレーベルといえた。実際、非公式childiscファンサイトを運営していた人にコンタクトとって、各レーベルアーティストへのアンケート企画などを仕切らせてもらったりした時には朝雄くんに怒られたりした。みっともないと。

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菊池朝雄くんをはじめ、のちスローリーミニットになる千葉さんや、三富くんら、元々知ってた人らがchildiscに吸収されていく感じや、初期スッパのジェケの絵をかいてもらってたきみえちゃんがコンピや竹村さんのサブレやソングブック、アキちゃんの音楽室ジャケも書いて大活躍したりと、

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僕はchildiscのスタッフではなかったけど全くヒトゴトではないレーベルだった。竹村延和やアキツユコの曲には自分の曲じゃないか？みたいな親和感を強く感じられたし、他レーベルから素晴らしい作品を出していたファニーチェアーやアーキタイプが加わっていったことも特別かつ自然だった。

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実現はしなかったけど、最初オキヒデさんも誘うプランもきいたことある。僕はタンツムジークのセカンドが大好きだったから実現して欲しくもあったけど、そうだったらそれはそれでまた良くも悪くもアマチュアリズムの路線から変わってたかもしれない。ハラカミさんアライさんとかも参加したやもしれず。

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レーベル立ち上げ構想の話しがはじめてあがってから、コンピを作ることになって、誰かいい人知らない？ってきかれて、当時唯一いた自分と近いかんじの音を作ってた朝雄くんを紹介した。朝雄くんのそれからの進化っぷりは圧巻だった。朝雄くんはゼログラビティとか揃えてたり音楽詳しくて色々教わった。

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その後も京都に行く度竹村さんとはよく話した。僕には自覚があんまりないけど、竹村さんは、childiscの音の特殊性についてよく話してくれた。当時無かった音だということ。その後「エレクトロニカ」なるカテゴライズで牧歌的な可愛らしい電子音楽が流行ったみたいだが、それらとの差について。

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スッパはchildiscのアルバムアーティスト第一弾だった。その前のレーベルコンピを聴いてなかった人が、竹村延和の作った個人レーベルって事で時代の最先端をいくハイソサエティなクラブミュージックを期待して『目の前にあったよ』を購入した人の大半は最初がっかりしたんじゃないかと思う。

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今も昔も自分の場合、なにか既に存在する曲やらスタイルをモデルにして作曲することは皆無だ。音を出す過程で、その時鳴ってしまった音そのものに触発されて動いていった結果が自分の曲になってるってだけだ。作る前にイメージやビジョンなんて一切なしで作る。努力せずとも他にないようなものになる。

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自分の一番大好きなアーティストが経験も機材もなんもないただのアマチュアである自分の作った曲を必ず聴いてくれて誰よりも理解をしめしてくれる状況は自分には最高にやる気が出せる状況だったからファーストの「目の前にあったよ」が出るまでのその頃が一番精力的に毎日作曲していた時期だった。

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その後、新曲が出来る度にその他のまだ聴いてもらってない曲もつめてたくさんテープ聴いてもらってどんなイージーに録音したものでも毎度感動してくれて、スッパから出る音はなんでも大好きだと言ってもらえてそれだけで幸せだった。よく電話もくれて、長電話した。９６年９７年はそんな時代だった。

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当時竹村さんのファーストが大好きで、その後の動向や発言を追いかけていてことごとく共感共鳴できる唯一の同世代の作り手で、自分が好きなんだから竹村さんも絶対自分の曲が好きだろうことは聴いてもらう前から確信してた。機材やテクニックや音がへっぽこでもそれは関係ないと思ってた。

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僕が竹村さんに自作曲を入れたカセットを渡した時childiscは存在しておらず、竹村さんはラロップという真っ当にクラブ系なレーベルのオーナーに見えるよう名前だけ貸していた時期だったから、自分のようなスーパーローファイな音を売り込むつもりは全くなく、ただ聴いてほしくて渡した。