日本に於ける戦後の拳銃開発と生産輸出に関する呟き
- izumosobarieato
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1960年代は概ね小火器の輸出に力を入れていたと言えます、具体的には不明な部分も多々ありますが、猟銃としてタイに輸出されたのがなんであるかもちょっと調査不足で不明だったりします。
2010-10-01 23:08:10特に判らないのが拳銃なのですが、当時の新中央工業、今のミネベアが拳銃を海外向けに輸出していたかどうかは判りません(ニューナンブ以外でどうも海外にモノを出していたような節がある)が、多分今のミロク製作所が輸出していたリバティーリボルバー系列ではないかと思われます。
2010-10-01 23:17:47ニューナンブM60のWiki見てて気がついたんだけど、こないだ言ってた国産拳銃開発関係の話に引っかかるのが出てくる。http://bit.ly/bxRaVH
2010-10-02 00:49:17ニューナンブM57A/Bと言う試作品が存在してて、ガバメントベースの9mmがA、32ACPモデルがBとある、この記述間違いじゃないかな、と言う気がする。
2010-10-02 00:51:36兵器工業会の「日本の兵器産業」という兵器工業会10周年記念誌があるのだが、そこに国産拳銃開発に関するお話と写真が出てくる、写真には3丁の拳銃があり、ガバメント類似のもの、M1910類似のもの、リボルバーの三種類である。
2010-10-02 00:56:56ニューナンブM57A/M57B自動拳銃:1957年に開発された試作拳銃。M1911A1をベースに自衛隊向けに9mmパラベラム弾を使用した「M57A」と、警察向けに32ACPを使用した「M57B」の2種類が開発されたが、いずれも不採用となった。(Wikiより)
2010-10-02 00:58:49でと、先のサイトに従うと、ミロクリボルバーの生産は1967年頃に終了したのではないか、との話がある、その頃にブローニング社と提携して散弾銃の生産を始めたからだ。
2010-10-02 01:19:45多分、表から見るに1968年頃までは輸出していたのではないか、と私は見る、他にアメリカ宛に拳銃の輸出を行うメーカーが存在しないからだ。
2010-10-02 01:22:501968年以降、特に1976年頃には三木内閣の武器輸出三原則の適用拡大で兵器輸出がほぼ出来ないことになっているはずだし、1970年の資料に1969年の数字が載っていないのも不思議な話で、概ね1968年以降には生産、輸出が止まっていたのではないかと見た方が自然だ。
2010-10-02 01:28:05ちなみに、ミロクの拳銃生産は1984年まで続いたという話もあるらしいが、先のサイトにもあるし、先程からのツイートにもあるように、それは疑問だ、そもそも国内市場の望めない輸出専用品が市場を断たれたら、普通生産停止になって然るべきだし。
2010-10-02 01:33:54で、ニューナンブに話を戻すと、どうもサンプル輸出程度の事らしく、大々的に輸出されたとの話はない、カタログも制作されたらしいが、それらしい輸出形跡はほんのちょっとしかない。
2010-10-02 01:36:54ミロクリボルバーに関しては、雑誌で記事が掲載されたこともあるが、ひでえ出来だった記憶がある、もうちょっとやっつけじゃない仕事をして欲しいよな、と思った。
2010-10-02 01:38:53