【忍殺】ウォーロック・バジリスク出番まとめ【メモ】
◆忍◆ ニンジャ名鑑#05 【ウォーロック】 「シックス・ゲイツ」のニンジャ。新参者だが、ゲニン憑依者としては特異な実力を発揮。瞬く間に組織の重鎮にのし上がる。遠隔操作のネンリキは万能で、自身のドージョーから決して出る事は無い。その姿を知るのはラオモト・カンのみとされる。 ◆忍◆
2010-08-04 03:41:09◆忍◆ ニンジャ名鑑#120 【モービッド】 シックスゲイツのアンデッド・ニンジャ。死後まもない脳と脊椎をバイオボディと接続する事に成功した極めて特殊なケースで、ニンジャソウルの移し替えも無く、生前の記憶がある程度保たれている。ニンジャスレイヤーに邪悪な精神攻撃をかける。 ◆殺◆
2011-04-29 18:22:29◆忍◆ ニンジャ名鑑#176 【フージ・クゥーチ】 アマクダリ・セクト所属、強力な呪殺ニンジャ。身に宿すニンジャソウルには邪悪な秘密が隠されている。アマクダリの支配者アガメムノンに対し「貴方が私より強いうちは決して裏切る事はない」と不敵に言い放った。 ◆殺◆
2011-09-23 14:27:48◆忍◆ ニンジャ名鑑#88 【バジリスク】 フドウカナシバリ・ジツとドク・ジツのマスタリー、赤いイビルアイと蛇めいた柔軟性を持つ悪夢的ニンジャ。シックスゲイツのリストに彼の名は無い。ウォーロックと組み、ソウカイ・シンジケート簒奪を企む。 ◆殺◆
2011-01-14 00:56:10◇ニンジャ名鑑◇10◇ 【バジリスク】ザイバツ・シャドーギルドを抜けてキョートからネオサイタマへ渡り、その強力無比なカラテを頼りにソウカイヤ乗っ取りを企んだ武闘派のニンジャ。奥の手のイビルアイは敵を石化させ、一撃で死に至らしめる◇ http://t.co/X62CMMU91t
2013-10-24 23:29:19◆忍◆ ニンジャ名鑑#162 【ニーズヘグ】 ザイバツの幹部級ニンジャ。奇怪に変形するカタナ「ヘビ・ケン」を用いる暗黒カラテの伝承者であり、かつてはバジリスクとコンビを組み、ザイバツ内で双頭蛇(フタツアタマヘビ)の異名で畏怖されていた。 ◆殺◆
2011-07-26 08:12:18◆忍◆ ニンジャ名鑑#199 【マスターヴォーパル】 暗殺をなりわいとする闇のニンジャ。S字に湾曲した奇怪なショーテル剣と、ニンジャが近づくと青く刀身を光らせる謎のダガーが武器。ザイバツニンジャではないが、バジリスクやニーズヘグと何らかの関わりがあるらしい。 ◆殺◆
2011-10-20 18:39:43重金属を含有する酸性雨が降りしきる夜の安宿街、明滅する巨大な「タケノコ」というネオン文字に、黄緑に照らされながら歩く男の姿があった。
2010-08-06 18:02:13くたびれきった防塵トレンチコートはところどころ擦り切れ、目深にかぶった毛糸帽も虫食いだらけだ。男は片足を引きずりながら、おぼつかない足取りで、水溜りをハネ散らかして歩いていく。
2010-08-06 18:04:52こんな時間帯に浮浪者が一人で出歩くなど、絶対に避けねばならないことである。見よ、男の後方3メートルを。鉄パイプを持った2人の武装ヒョットコが、少しずつ距離を狭めながら、男の後をつけてゆく。
2010-08-06 18:12:40ヒョットコは、センタ試験と呼ばれる過酷な選抜試験からドロップアウトし、家を追われた十代の浪人生で構成された、巨大なストリート・ギャング・クランである。このトミモト・ストリートも、奇怪なマスクを被る彼等の掌握下にあった。
2010-08-06 18:19:39彼等にはルールも良心も無い。特に浮浪者狩りは彼らの間で最もホットな競技である。日没から日の出まで、浮浪者達は遠く離れたセンベイ・ステーション周辺で時間をつぶすか、あるいはなけなしのトークンをはたいて、アニメ喫茶に避難するしか無い。この男は誰もが知るそのルールを忘れてしまったのか?
2010-08-06 18:25:27左のヒョットコが右のヒョットコの肩をつつき、自分の鉄パイプを指差して笑った。ナムサン、先端には電動ドリルがくくりつけられている。右のヒョットコはそれに応え、ポケットから左手を出して見せる。握っているのは拳銃だ。「ヒッヒヒ!」2人はおかしくてたまらぬのか、声を漏らして笑いあった。
2010-08-06 18:30:12ゆがんだ電信柱の陰まで男が歩みを進めたとき、ヒョットコはいきなり男に拳銃を発砲した。乾いた銃声が空気を震わせ、男は驚いて身をすくめ、しゃがみこんだ。狙いは外れたようだが、そんなのはおかまいなしだ。2人のヒョットコは爆笑しながら、男を取り囲む。
2010-08-06 18:33:48「ヒャハァー!」電動ドリルのほうが男の背中を蹴りつけた。「アイエー!」男は情けない悲鳴をあげ、ぬかるみに突っ伏した。
2010-08-06 18:36:43「ドリルやれよ!ドリルをよ!」拳銃のヒョットコが叫んだ。「ガッテン!」片割れが電動ドリルのスイッチを入れる。危険なモーター音が鳴り響き、回転する刃先が男の目玉に突きつけられた。「アイエーエエエエ!」男は激しく抵抗したが、拳銃のヒョットコが後ろから彼を羽交い締めにしてしまった。
2010-08-06 18:48:52「すっごいぜ!すっごい!」笑ながら、ヒョットコはドリルをオトコの眼球にちかづけていく。ナムアミダブツ!だがこの地獄絵図は、ネオサイタマのストリートにおいてはありふれすぎた「チャメシ・インシデント」なのだ!
2010-08-06 18:52:59「それぐらいにしておけ、小僧ども」道の反対側の電柱の陰から、別の男がゆらりと姿を現した。「アイエーエエエエ!」浮浪者はより一層の大声をあげた。ヒョットコたちは新手の人影を睨みつけた。
2010-08-06 18:59:45その男もまた、くたびれきった身なりではあった。だが、ボロボロの防塵トレンチコートの下の肉体は違う。がっしりと盛り上がった肩と太い首が作る四角いシルエットは、男がいま水溜りで震えている浮浪者とは別種の存在であることを告げて余りある。
2010-08-06 19:10:42「ヒャハァー!一匹増えたあ!」「ダブルスコアだ!」ヒョットコは爆笑しながら鉄パイプを振り上げた。「アイエーエエエエ!」水溜りで浮浪者が叫んだ。二本の鉄パイプが、新参の男に振り下ろされる!
2010-08-06 19:39:08闇の中で鳴る鈍い音。「タケノコ」のネオンサインがバチバチと光った。屈強な男は肩で鉄パイプを受け、微動だにしない。先端の電動ドリルが虚しく宙を掻いた。「あれえ?おかしいぜ?」「テストに出ないぞ!」ヒョットコたちが顔を見合わせる。
2010-08-06 19:43:38男の肩を粉砕するはずの鉄パイプは、まるで飴細工のように、男の肩の輪郭に沿って、ぐにゃぐにゃに歪んでいた。闇夜に男の鋭い眼光が光った。
2010-08-06 19:51:59ぶるる、と男の肩が震えたようだった。「イヤーッ!」ドウン、と、銅鑼を鳴らすような破裂音が轟いた。電動ドリルのヒョットコが、消えた。男は拳をまっすぐに突き出し、直立していた。「え?」もう一人のヒョットコが、路地をキョロキョロと見回した。
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