自作俳句集 参 (2013年8月~)
Twitter上で投句した自作句を保管しています。2013年8月~現在進行形。コンスタントに作っているわけではないので、時期によって作句数に偏りがあります。
これ以前の分は、「自作俳句集 I」「同 II」としてまとめてあります。
→ http://togetter.com/li/5888
→ http://togetter.com/li/449783
夏の季語:Tweetしなかったもの
髪切るやすこしくかろき夏帽子
雛罌粟の風に耐えるを蹴りぬかな
シャッターは開かざるまま薔薇咲く
朝焼けてサツキの波の寄せ来たり
青葉風ものみなわけへだてなく腐る
青鷺の黒き川面に輝けり
こんちはの声高き店夏燕
魚屋のこんちはの声夏燕
鮎の腸苦し紙婚式近し
夏蝶やきれいなものばかり見るな
焼茄子の皮の強さや紙婚式
褥暑かな我が零れる様を見つ
褥暑かな吾が零れ落つ様を見つ
夏の曙踏みにじられた虫の痕
夏蝶や木の葉枯れ落ちるがごとく
蝉時雨海風凪いで強まれり
蝉時雨葉擦れの香ともに降る
番犬も静かになりし辱暑かな
茜空きびす返さば藍宇宙
夕立の先にまみゆる母と母
久保田弥代/plummet
@plummet
かき氷あつい紅茶と並べけり http://t.co/dzaHUYa08x #俳句 #写真俳句 #photohaiku #jhaiku #haiku #季語 #俳句の日
2013-08-19 22:15:03