歴史コミュニケーション研究会:第9回研究会:高校世界史Aの授業をみんなで考える + 大学の歴史講義

第一部 高校世界史Aの授業をみんなで作ってみる(4) :イタリアとドイツの統一 第二部 続きを読む
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noby @nob_de

現役大学生の方は夏休みのど真ん中ですが大学の歴史講義について考えましょう。ご意見も #歴コミュ研 #歴史講義あるある :1日:16:00~…大学の歴史講義【UST中継】(金澤宏明さん @PowerfulHKhttp://t.co/12qVVabKxq #rekisinews

2013-08-28 16:40:16
noby @nob_de

始まりました(第一部はUSTなし)>現役大学生の方は夏休みのど真ん中ですが大学の歴史講義についてご意見、ぜひ。USTは17時半頃から #歴コミュ研 #歴史講義あるある :16:00~…大学の歴史講義 http://t.co/12qVVabKxq

2013-09-01 16:35:34
helpline @helpline

歴史コミュニケーション研究会 第二部大学の歴史講義(講師金澤宏明氏)、始まってます。「講義は講師が一方的に発信するだけなのか?」 ( #歴コミュ研 live at http://t.co/EuewAbzKmV)

2013-09-01 18:02:52
helpline @helpline

教員は講義に学生が参加することを期待しているけれど、学生はペーパー等を見ると情報の羅列を期待しているとのこと。 ( #歴コミュ研 live at http://t.co/EuewAbzKmV)

2013-09-01 18:09:24
FUJITA YUH @fujitayuh

歴史コミュニケーション研究会での金澤宏明氏の発表。 #歴コミュ研

2013-09-01 18:22:03
FUJITA YUH @fujitayuh

大学の歴史講義において教員と学生の求めるものの齟齬。学生はおもしろい情報をいろいろ得ることを求めているのに対し、教員は学生に考えてもらって歴史を観る観点を身に付けてほしいと考えている。 #歴コミュ研

2013-09-01 18:22:37
FUJITA YUH @fujitayuh

考えさせようとする講義に対する学生の反応。学生からの反応を得るためのギャグ。アイロニー(皮肉・風刺)に対する反応があるかどうか。アイロニーがわかった学生が反応すると、気づかなかった学生も「これはなにかあるんだな」とわかる。 #歴コミュ研

2013-09-01 18:23:11
FUJITA YUH @fujitayuh

こうした反応がしやすくなるような「座学環境」が必要。どのように構築するか。教員と学生の「相互の発信と受信」。座学といえども「共通作業の場」。(との意識を、学生に強くもってもらう) #歴コミュ研

2013-09-01 18:23:52
noby @nob_de

みなさんも何も見ずに世界地図やアメリカ国旗を書いてみましょー。 ( #歴コミュ研 live at http://t.co/LmqjQlv8L9)

2013-09-01 18:25:56
ワカサト @wakasato_

全然描けなかった~! やっぱり難しいですね。青地に白☆っていうのが全然分りませんでした ( #歴コミュ研 live at http://t.co/I4w2RDwmVe)

2013-09-01 18:28:06
FUJITA YUH @fujitayuh

講義中の作業。1)学生の知識を探る。2)学生の理解を探る。 #歴コミュ研

2013-09-01 18:42:03
FUJITA YUH @fujitayuh

まず、講義はオープンなものということを学生に納得してもらうために綿密に説明。 授業で提出した課題などがその授業や他の授業で利用される可能性があることなどを説明。 #歴コミュ研

2013-09-01 18:44:01
FUJITA YUH @fujitayuh

1)学生の知識を探る。国旗や世界地図のアウトプット。学生に書いてもらう。きれいな図を書いてもらうのが目的ではない。アメリカ合衆国の国旗を描いてもらって、星の数やストライプの数の意味を説明。 #歴コミュ研

2013-09-01 18:46:11
FUJITA YUH @fujitayuh

世界地図を描いてもらって東京と有名な都市を示してもらう。位置関係や全体像の把握。世界地図の中の2点を指示して俯瞰するのではなく、1点からもう1点を眺めてもらう。 #歴コミュ研

2013-09-01 18:46:31
FUJITA YUH @fujitayuh

特定の人物のポーズをとってもらう。ドキュメンタリ映像を見て貰い、リアクションペーパーを学生で見せ合う。学生の知識をアウトプットしてもらうだけでなく、認識を新たにしてもらうことが目的。 #歴コミュ研

2013-09-01 18:47:24
FUJITA YUH @fujitayuh

そうした図像(視聴覚資料)やアクティビティを行いながら、自分も歴史の一部(主体性の獲得)になり得ることを体感してもらう(歴史と自己の「乖離」の削減)。 #歴コミュ研

2013-09-01 18:48:23
FUJITA YUH @fujitayuh

2)学生の理解を探る。政治マンガ(風刺マンガ)を読み取る作業をさせる。WASPの一般大衆がどういうことを考えていたのかを考える教材として使う。 #歴コミュ研

2013-09-01 18:54:09
FUJITA YUH @fujitayuh

1)間文化性(異文化間で理解する記号に違いあること)の理解。2)図像からの「読み」。3)「読み」を学生同士でディスカッション。4)解説。著名な人物や事件以外からも西洋史を把握する態度を形成。 #歴コミュ研

2013-09-01 18:54:38
FUJITA YUH @fujitayuh

まとめ。西洋史を開く、拓く、拓く。歴史を学ぶ上での統語。1)現在から見た過去。2)過去の視点を再現した過去。この選択を、歴史学を専門に学んだ経験のある講師側がしない。学生には両面をみせるべき。 #歴コミュ研

2013-09-01 19:12:05
FUJITA YUH @fujitayuh

歴史を暗記科目としないために以下の項目が重要。1)国王や大統領などの政治的インナーサークル以外の人物史。2)戦争や著名なイベント以外の視点。3)ジェンダー、大衆、モノ、情報←→視聴覚資料の可能性。 #歴コミュ研

2013-09-01 19:12:30
FUJITA YUH @fujitayuh

プラネタリティ/惑星思考=他者視点(第三世界)への意識、アメリカ史という主体(一国史)+並列する世界。ただし、一国史+αではなく、世界に内包される地域史。地域的並列性ばかりでなく、ジェンダーや大衆など視点的並列性も課題。 #歴コミュ研

2013-09-01 19:12:56
FUJITA YUH @fujitayuh

レジュメの内容が多くて授業でしゃべらない部分があると学生が気にする。学生が自分で勉強することに必ずしもつながらない。 #歴コミュ研

2013-09-01 19:13:09
FUJITA YUH @fujitayuh

レジュメに「参考文献を書かない」選択。授業資料に用いた参考文献を載せるとレポートに必須だと思われる。そうではなくて、発展学習につながる文献を授業で伝える。自分で文献を探して発展学習してもらうのが理想だが、歴史を専修する学生ではない学生には難しいのが現実。 #歴コミュ研

2013-09-01 19:13:46
FUJITA YUH @fujitayuh

最後にもう一度。歴史講義の理想。教員と学生の「相互の発信と受信」。座学といえども「共通作業の場」(との意識を、学生に強くもってもらう)。 #歴コミュ研

2013-09-01 19:15:11