教えて！槙島先生！！

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槙島先生「本日は基本中の基本、デッサンについて話そう。デッサンといってもいろいろやり方があってね、有名それは有名画家のデッサンをみればわかるが…ここは基礎的なものを紹介しよう。ちなみに大学受験では三時間のデッサンがある。大学によって内容は違うがまあモチーフは大体似たようなものだ」

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槙島先生「まずデッサンで君たち初心者の多いミスはディテールにばかりこだわろうとするところだ。そんなものは後回しでいい。真っ先に必要なのはキャンパスとモチーフのバランスだ。これさえ綺麗にまとまっていれば上手く見えるものだ。バランスというのは…わかりやすくするためにモチーフを影にする

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槙島先生「モチーフ黒の紙で切り取ったものを用意した。これをキャンパスの上に置いてみよう。そこの君、やってみてくれるかな………うん、そうだね、悪くはない。だがこの右端の空白が少し大きい。効果的に空白をわざと残すこともあるがこの場合はこの空白が単にバランスを崩しているだけだ」

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槙島先生「そしてモチーフはできるだけ全て画面の中にいれよう。小さすぎても大きすぎてもダメだよ。この黒と白のバランス、これを整えるところから始めよう。さあ、目の前に真っ白な紙があるね、布地のキャンパスは君たちにはまだ早い。画用紙に4B〜6Bの鉛筆で描く。受験生は4Bのみでやりなさい

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槙島先生巡回中「ふむ……君…惜しいな、とても惜しい…ここをねほら（後ろから手を伸ばし）そう、こうやってこの角度は強調したほうがいい……うん、その調子で」

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槙島先生「さて、できたかな。それはアタリと呼ばれる作業だ。これからディテールの作業に入る。鉛筆は横に寝かせて使ってはいけないよ、いくつもの線を重ねて影をつけていく。そうだね、気の遠くなるような作業だ。しかしこうすることでより繊細な絵を描くことができる。毛穴さえ表現できるよ」

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槙島先生「影をつけて行く前にひとつ忠告だ。このボールに注目してごらん。右側から光源が当たり、左が影になっているね。一見は普通にグラデーションすればいいように思えるが、実はこの輪郭に近いところは少し明るくなっている。ここを上手く描けたらよりリアルな絵になるだろうね」

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槙島先生「この消しゴムだが…柔らかいものを使用するには意味がある。「消す」という行為も「描く」と同様なのだよ。硬い消しゴムを使ってしまうと消した部分が不自然になってしまうんだ。柔らかい消しゴムで優しく消してやる…ここの線が薄くなったろう？この輪郭を消すことで光源の位置がよりわかる

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槙島先生「受験生はカッターナイフで鉛筆を削る練習をしなさい。受験では鉛筆削りなど与えられないよ。おそらく4本程度は配られる。それぞれ芯の太さを変えて削るんだ。時間短縮になる。三時間あるがそんなものあっという間だよ。未完成は点数にならない、なんとしても時間内に描きあげるんだ」

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槙島先生「上手くなりたい？そんなもの一朝一夕でできるものではない。勉強をせずに東大に合格したいと言っているようなものだ。すべては日頃の練習だよ。一日怠ると取り戻すのに一週間はかかる、毎日クロッキーでもいいから何かを見て描く。妄想じゃない、何かを見て描く、いいね？」

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槙島先生「今日の授業はこれで終わりだ。質問のある者はあとで美術準備室へ来るように」

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槙島先生「あと、狡噛慎也、君には話がある。放課後に来なさい」

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槙島先生「君のあの絵はなんだ」狡噛「え」槙島先生「ちゃんと僕の話を聞いていたのか？」狡噛「聞いて、いました」槙島先生「モチーフは何だったかな」狡噛「メディチです」槙島先生「これはなんだ」狡噛「メディチです」槙島先生「僕には震えるヘチマにしか見えないな」狡噛「！！？」

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槙島先生「僕の授業を受けてこれとは…」狡噛「絵は昔から苦手なんだ」槙島先生「…そこに座りなさい、そしてキャンパスに向かって鉛筆を持つんだ」狡噛「キャンパスって、画用紙じゃなくて？」槙島先生「布ではないけれどね、君には緊張感が足りない、さあ座って」狡噛「はい（座り」

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槙島先生「さて、君には手取り足取り教えこむしかないようだね（後ろに密着して座り狡噛の手を持つ」狡噛「せ、先生…近い」槙島先生「こうでもしなければ君はまた震えるヘチマを描くことになるだろう、さあキャンパに視線を戻すんだ」狡噛「はい」槙島先生「まず、アタリをとる（しゃっしゃ」

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槙島先生「君はこの石膏の主について知っているかい（しゃっしゃ」狡噛「あの歴史で有名なメディチ家の誰かとしか…（しゃっしゃ」槙島先生「ジュリアーノ･デ･メディチ メディチ家豪華王ロレンツォの3男坊。 一応立像を製作したのはミケランジェロなんだけどね、本人に全く似ていないらしい」

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狡噛（う、やっぱり背中にくっついて…近い…体温が…）槙島先生「何かな、ちゃんと手の動きも見ているのかな」狡噛「見ています…」槙島先生「ならいい…単位が欲しければ素直になることだね」狡噛「それは、わかっている…（けど！！」槙島先生「なんだ」狡噛（思春期なんてくそったれだ）

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槙島先生「このあと、どうなったのかは、諸君らの果てない妄想に委ねることとしよう」

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#1RTで絵師歴2RTで使ってるソフト3RTで描くときのこだわり4RTで一番描くのが好きな部位5RTで落書き6RTで下書き7RTで線画8RTで色塗り9RTで完成形10RTでメイキング晒す 槙島「仕事の合間にタグをやりすぎているな…ふぁぼでもいいよ」

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#1RTで幼少の頃から2RTSAIとフォトショ5、3RT線を綺麗に…気持ちはね4RT目と腰のライン5RTで落書き6RTで下書き7RTで線画8RTで色塗り9RTで完成形10RTでメイキング晒す 槙島「5RTよりあとはあとでアップする」

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槙島先生「本日二限目の授業はデジタルでイラストだ。さっそくだけどまずＳＡＩを立ち上げて適当なキャンパスを用意。それからアタリを描くよ。ポージングは昔自分撮りして集めたものを参考に。最近はデジタルドールというものがあるらしい」 http://t.co/skNwDxDzUP

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槙島「アタリの次は下書きだ。これはきっちりと描く。たまにアタリだけでいきなり線画に入る人もいるけれどね。僕はちゃんと描く時は下書きは細かく描く」 http://t.co/qaC3JxtRmG

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槙島先生「言い忘れたが今回は宜野座監視官のチャイナ服だ。女装が苦手な人は気をつけて。次は線画。手ぶれ補正をs４ぐらいで、僕はペンレイヤーで描く。鉛筆の人もいるけれどね。縁取りｗするとき筆圧変化でできるから楽なんだ」 http://t.co/YHiXHVPmYA

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槙島先生「線画に穴がないように塗れば下塗りはバケツツールで楽に塗れる。あとは選択ツールで選択して影をつけていく。今回はアニメ塗りだよ」 http://t.co/33ZOL2n6L5

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