テリー・ライリーの『in C』を演奏する時のポイントのまとめだよ

・テリー・ライリー(Terry Riley, 1935 - )作曲 in C を演奏する時のポイントのまとめだよ。 ・テリー・ライリー自身が書いたことを日本語で解説しているよ。 ・曲を知らない人はYouTubeを見るといいよ。 http://www.youtube.com/watch?v=FJzQ7ZMRR0w ・大事なことだから、何度読み返してもいいよ。 続きを読む
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sakai yasushi @fomalhaut

さて、今からテリー・ライリー「In C」生演奏オフ会に向けて、In C演奏上のポイントについて連ツイいたします。これはライリー自身による解説と、30パートの多重録音版「独りIn C」の製作経験、ならびに今年2度の有志による都内での生演奏オフ会の実演経験に基づいております。

2013-09-02 21:27:49
sakai yasushi @fomalhaut

まず「In C」の楽譜ですが、パブリック・ドメインになっており、以下のサイトからDL出来ます。この際フレーズNo.22~26の付点四分音符に、八分音符×3つとして演奏する省略記号の斜め線が印字されないので注意して下さい。 http://t.co/zceLFeDXt0

2013-09-02 21:30:39
sakai yasushi @fomalhaut

「In C」の楽譜は、No.1からNo.53までのフレーズが書かれた譜面が1枚と、作曲者自身による演奏上の注意(英文)2ページから成っています。これから内容の要約を連ツイしますが、拙い訳でよければこちらに全文アップしております。 https://t.co/26t0gAId81

2013-09-02 21:33:59
sakai yasushi @fomalhaut

「In C」の演奏方法を要約すると、大体こんな感じ→1)No.1からNo.53までのフレーズを、1から53まで順番に演奏していくよ。2)どんな楽器で演奏しても、何人で演奏してもいいよ。3)声で参加する人は、母音や子音をスキャットとして使っていいよ(歌詞を歌っていいとは書いてないよ

2013-09-02 21:37:09
sakai yasushi @fomalhaut

4)それぞれのフレーズは、それぞれ何回か繰り返して演奏してから、次のフレーズに移るんだけど、何回繰り返してもいいよ。5)ちなみにこの曲の演奏時間は大体45分~1時間半くらいだから、たぶんそれぞれのフレーズは45秒~1分半か、あるいはそれ以上繰り返すことになるんじゃないかな。

2013-09-02 21:40:58
sakai yasushi @fomalhaut

6)何回繰り返してから次のフレーズに移るかは、演奏者が自分で決めていいよ(指揮者とかいないよ)。7)そうやって繰り返していると、周りのフレーズとの微妙なズレが、複雑なポリリズムになって浮かんでは消えていくよ。これがこの曲の醍醐味だよ。←ここ大事だよ☆

2013-09-02 21:44:16
sakai yasushi @fomalhaut

8)そうなるためには、周りの演奏に良く耳を澄ませて、時には演奏を一旦止めて、自分以外の演奏者が今、どの辺りのフレーズを演奏しているか、良く聴くことが大事だよ。←ここ重要!9)スリリングな演奏にするためには、お互いのフレーズが2~3以内に収まっていることを目指すといいよ。

2013-09-02 21:46:28
sakai yasushi @fomalhaut

9-2)大事なことなのでもう一度いうよ☆つまり、No.1のフレーズを繰り返し演奏している人は、誰かがNo.4のフレーズを弾き始めたのが聴こえたら、No.1の演奏をやめて、No.2のフレーズに移るんだよ。夢中になって演奏していると案外周りの音を聴くのを忘れちゃうので、これ超大事だよ

2013-09-02 21:48:50
sakai yasushi @fomalhaut

10)ちなみにクレッシェンドしたり、ディミヌエンドしたり、あるいは強く、あるいは優しく弾いたりと、強弱を付けるのは自由にやっていいよ。周りと呼吸を合わせて仕掛けてみたり、いろいろ演奏中に試してみるといいと思うよ。 ←強弱は自由につけていい。これもポイント!

2013-09-02 21:51:30
sakai yasushi @fomalhaut

11)ちなみにみんなが整然と演奏できるように、「C」の音を八分音符で刻む「パルス」を入れていいよ。(「In C」といえばパルス、という感じがするけど、実は解説の中ではかなり後の方になってから登場するよ。)

2013-09-02 21:53:12
sakai yasushi @fomalhaut

12)ちなみにパルスはアドリブ的な打楽器などで置き換えてもいいけど、その場合は音量が大き過ぎないように注意だよ。とにかくこの曲は、周りの演奏者の音を良く聴くことが大事なんだよ。これはしょっちゅう出てくるよ。

2013-09-02 21:54:10
sakai yasushi @fomalhaut

13)楽器の種類によっては、どうしても繰り返し演奏するのが難しいフレーズとかあると思うよ。そういう場合は、思い切ってフレーズを飛ばしちゃうのもありだよ。(この辺り、ライリーはとにかく演奏者に親切だよ。演奏者を作曲者のドレイみたいに扱うライヒとは大違いだよ 爆)

2013-09-02 21:55:52
sakai yasushi @fomalhaut

14)ちなみに楽器によってはアンプとか使ってもいいよ。電気楽器も電子楽器もウェルカムだよ。(ただ今回は野外演奏なので、電子楽器使いたい人は、バッテリ駆動のアンプなどを持参してくださいね。よろしくだよ^^;)

2013-09-02 21:57:42
sakai yasushi @fomalhaut

15)ちなみに移調については、オクターブの変更はOKだよ。低いオクターブへの移行は、特に息の長いフレーズの時に効果的だよ。 16)ちなみにライリー自身は「演奏中に移動しちゃいけない」とは、どこにも書いていないよ。これは野外演奏する者にとってはなかなか嬉しい情報だよ(^^)

2013-09-02 22:00:56
sakai yasushi @fomalhaut

17)今年に入って2回やった生演奏オフ会でも質問があったけど、曲の終わり方について、ライリーはちゃんと書いてくれているよ。 18)「In C」の終わせ方:No.53のフレーズまでたどり着いたら、No.53を繰り返して、みんなが追いついてくるまで待つよ。

2013-09-02 22:02:54
sakai yasushi @fomalhaut

18-2)みんながNo.53までたどり着いたら、息の長いクレッシェンド~デクレッシェンドを何度か繰り返すよ。そうしているうちに、何組かの大きなうねりのグループになると思うよ。そこから一人、また一人と消えていき、全員が演奏をやめた時が終わりだよ。

2013-09-02 22:04:46
sakai yasushi @fomalhaut

19)ちなみに楽譜を見てもらうと分かるけど、No.52とNo.53はすごく良く似ていて、周りの人がどっちを演奏しているかなんて、実際に大勢で演奏していると良く分からないよ(笑) なのでまあ、終わりかなと思ったら終わる、でも案外大丈夫だよ(^_-)

2013-09-02 22:06:39
sakai yasushi @fomalhaut

ライリー自身の解説はこんな感じなんだけど、ここからは実際に演奏してみた感想だよ。

2013-09-02 22:07:51
sakai yasushi @fomalhaut

まず、「In C」といえば「C」音のパルスだけど、あくまで演奏上の「ガイド役」であって、指揮者じゃないよ。その証拠に、みんなが難しいフレーズに差し掛かってテンポが落ちてきたりすると、不思議なことにパルスまで含めてみんなで遅くなるよ。これはライリー自身の録音でも起きているよ。

2013-09-02 22:09:47
sakai yasushi @fomalhaut

ちなみにライリー自身の録音では逆に、みんなが難しい箇所に差し掛かって、遅くなっちゃいけないと思ったのか、途中でテンポが明らかに早くなってるよ。今年の生演奏オフ会に参加したメンバーたちとも、この不思議な現象について話したけど、一番似ているのは「こっくりさん」だという結論に至ったよ。

2013-09-02 22:11:48
sakai yasushi @fomalhaut

で、ライリー自身もそのことはよく分かっていたらしく、「みんなが整然と一定のリズムで演奏できるようnなるためには、何度もリハをやった方がいいと思うよ」と書いているよ。そりゃそうだよね(笑) でも今回の生演奏オフ会は、一発勝負のぶっつけ本番で行くよ(^_-)

2013-09-02 22:13:35
sakai yasushi @fomalhaut

というわけで、以上お付き合いいただきありがとうございました。なお9/21(土)16:00に、ローソン京都三条店横付近にゆるゆる集合して、そこから移動して演奏場所を決めた後にも、一応以上のような点については事前にレクチャーいたします。

2013-09-02 22:18:13
sakai yasushi @fomalhaut

【参加者募集中】【拡散希望】というわけで、いよいよ今月9/21(土)、In C生演奏オフ会@京都三条やります。参加費無料少雨決行野外上等☆いざとなったら橋の下でも演奏はできるぜ☆ミニマル50年の原点を、ぜひ皆で追体験いたしましょう https://t.co/2eXgR7DEAC

2013-09-02 22:27:43

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