130830 「海兵隊が沖縄にいる意味は本当にない」日本最大の基地数を抱える沖縄のジレンマ~岩上安身による屋良朝博氏インタビュー 実況ツイートまとめ
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以下、連投します。 RT @IWJ_ch1: 1.これより、8月30日、『砂上の同盟、米軍再編が明かすウソ』の著者で元沖縄タイムス論説委員、現在はフリーランスライターの屋良朝博氏インタビューの実況ツイートを行います。
2013-09-04 14:14:14連投2 RT @IWJ_ch1: 2.岩上「フリーになられて、基地の問題や安全保障、アジア外交がテーマになるだろうと。オスプレイ配備で、粘り強く取材されたと思います」屋良氏「あれだけやってもまだダメなのかというところ。基地を封鎖して、次はどうしようかと考えている最中でしょう」
2013-09-04 14:15:57連投3 RT @IWJ_ch1: 3.屋良氏「来年の年明けに名護市長選、暮れの県知事選が分岐点になると思います。選挙の時期に入って政治の一つ一つがポイントになってきます」岩上「リベラル左派ではなく、右派が沖縄にもあると。国政や県内の政治構図はどのようになっているのでしょうか」
2013-09-04 14:16:29連投4 RT @IWJ_ch1: 4.屋良氏「個人の認識では右派・左派は5分5分だと思います。例えば前の県知事選で伊波さんが大敗しました。仲井真さんが勝ったのは県内移設反対を打ち出したから。権力が拮抗しているということ。沖縄は革新政党が強いと言われるが、そうでもないと」
2013-09-04 14:16:39連投5 RT @IWJ_ch1: 5.屋良氏「県民の関心は全国と同じで経済問題。県議会や市町村は地盤、血縁も強い。これも全国区と同じではないでしょうか」岩上「TPPはIWJと日本農業新聞ぐらいしか報じないということになっていました」
2013-09-04 14:16:48連投6 RT @IWJ_ch1: 6.屋良氏「保守が来た方が予算がつくと思っていたのではないか、そういうイメージが強いですね」岩上「維新が勝つということは、自民党よりも極右的。それを受け入れたのは中国の脅威などが影響したのではないですか」
2013-09-04 14:16:55連投7 RT @IWJ_ch1: 7.屋良氏「もろもろのことが影響したんでしょう。ウルトラライトの人たちの宣伝活動は激しい。幸福実現党も票数をとる。若い人たちがネット右翼の誤った見解をすんなり受け入れてしまうようなことになっている。若い世代で過去を知らない人たちがそうなっている」
2013-09-04 14:17:41連投8 RT @IWJ_ch1: 8.屋良氏「基地で生計をたてていくしかなかったという状態だと、なかなか議論にならないし、そういうことで歴史を受け継いでこられなかった。関心はあっても、若い人たちが運動に入りにくいということもあるという話も聞きます。あとはやはり無関心」
2013-09-04 14:19:51連投9 RT @IWJ_ch1: 9.屋良氏「学校では教育カリキュラムもガチガチで、沖縄の歴史について若い人たちはあまりよく知らない。正しい認識が世代交代とともに厳しくなっています。沖縄だから反体制という画一的な理解とはちがう現実がある」
2013-09-04 14:21:07連投10 RT @IWJ_ch1: 10.屋良氏「石垣は尖閣の問題を本島に比べて意識しているはずです。さりとて、僕達のように基地問題はおかしいんじゃないのとストレートに言っていることとは、ニュアンスが違った風にとらえてるところがあるように思います」
2013-09-04 14:21:20連投11 RT @IWJ_ch1: 11.屋良氏「トモダチ作戦があって、非常に有効に日本人の中に意識されたと思います。ニュースを判断する上で、沖縄問題とはなんぞやということを正確にとらえられていないという事実もある。それを見ようと心がけている人も少ないと」
2013-09-04 14:22:07連投12 RT @IWJ_ch1: 12.岩上「日米同盟は深化させなければならない。沖縄には基地がなければならない。オスプレイも置いておかなければならない。それが中国の台頭と結びついているということが言われていますが、どこが問題なのでしょうか」
2013-09-04 14:22:15連投13 RT @IWJ_ch1: 13.屋良氏「アメリカは日本と中国が尖閣をめぐり争っていることが滑稽だと見ていた。日米同盟5条で尖閣が対象となるかどうかについて、日本では精神安定剤になっている。元内閣官房副長官補の柳澤協二さんは5条を日本・中国の両方に対する抑止だと」
2013-09-04 14:22:54連投14 RT @IWJ_ch1: 14.屋良氏「アメリカは尖閣を『Rock(ロック)』つまり『岩』としか言っていません」岩上「岡田さんと前原さんは『日本がやる』と」屋良氏「中国とことを構えるときに有効なのがエアシーバトルですが、いったん引くと書いてある」
2013-09-04 14:23:01連投15 RT @IWJ_ch1: 15.屋良氏「本当にことが起きたときは米軍は引くということ」岩上「それを知らない人はおいておいて、すっとぼけている人はどうなんでしょうね。誰かに媚びているということ。自分たちの保身のプラスにならないと考えているのか」
2013-09-04 14:23:08連投16 RT @IWJ_ch1: 16.屋良氏「某通信社の友人が『原子力ムラと安保ムラの人には共通点がある。原子力ムラは安全だと言い、安保ムラは危険だと言う』と、ジョークを言っていた。システムをどう管理するかに重きをおいているようですね」
2013-09-04 14:23:18連投17 RT @IWJ_ch1: 17.岩上「オスプレイはなぜ置くんですか」屋良氏「海兵隊がいるから。海兵隊がいるところにオスプレイあり。ヘリコプターはベトナム戦争の頃からの型で純粋な機種変更。垂直離着陸でき、より早く飛べる機種が必要でした。海兵隊の機動力が高まったのではない」
2013-09-04 14:24:40連投18 RT @IWJ_ch1: 18.屋良氏「活用法を今試案している」岩上「1機100億もするのに」屋良氏「海兵隊が沖縄にいる意味はない。上陸作戦は海兵隊のお家芸でしたが1950年の仁川上陸がピリオド。海兵隊は自分の存在意義を探している。政治力で議会を味方につけて生き残った」
2013-09-04 14:26:31連投19 RT @IWJ_ch1: 19.屋良氏「そもそも海兵隊の駐留地は岐阜と山梨だったが、どういうわけか1956年に沖縄に来た。その年は本土で『戦後は終わった』と言われた年。『ここに幸あり』という歌謡曲がヒット。その時に沖縄では住居を撤去させ、畑を埋めて基地が作られていった」
2013-09-04 14:27:05連投20 RT @IWJ_ch1: 20.屋良氏「沖縄はアメリカ軍が統治するアメリカ軍帝国の島だった」岩上「形だけの独立を果たし、経済を復興させることが、日本自身だけでなくアメリカの戦略でもあったと」屋良氏「問題は地上軍。アメリカ軍のリストラが始まって海兵隊が残り、沖縄に来た」
2013-09-04 14:28:39連投21 RT @IWJ_ch1: 21.屋良氏「政治的な意味合いが強かった。彼らをどう運ぶか。大きな輸送機は嘉手納にはない。岩国にはジェット戦闘機があり攻撃力があるが、沖縄の普天間に配置されている航空機は、輸送機がメイン」岩上「海兵隊の事情を知れば知るほど有事駐留でいいと」
2013-09-04 14:29:45連投22 RT @IWJ_ch1: 22.屋良氏「アメリカは世界一の機動力がある部隊。それが沖縄がなければ戦えないと言うはずがない。台湾有事の際に台北から民間人を救出するという限定的な作戦ぐらいしかない」岩上「留守番役でやることがない海兵隊」
2013-09-04 14:29:54連投23 RT @IWJ_ch1: 23.屋良氏「彼らはしょっちゅう出張している部隊。大きな米軍の存在が抑止力になっているというのが一般的なステレオタイプの沖縄の基地のイメージですが、海兵隊はむしろ、アジア太平洋地域全体の平和のために展開するというのがアメリカの考え方です」
2013-09-04 14:30:00連投24 RT @IWJ_ch1: 24.屋良氏「中国を刺激しないやり方、アジアの人たちを刺激しないやり方。オーストラリアでは南太平洋に近い一歩引いたところから展開すると。オスプレイとも関係が深い。司令官の一人はオスプレイを沖縄から送ろうと言っています」
2013-09-04 14:30:07連投25 RT @IWJ_ch1: 25.岩上「アジア太平洋地域の安全ということは政治的な意味合いが強いと。実際は中東で使うのでは」屋良氏「ロシアの脅威がなくなって、民生支援に目をつけた。テロとの戦いの中で、民意を味方につけようというロジック」
2013-09-04 14:30:14