地球温暖化問題の問題点について、中国の排出権取引市場について

地球温暖化問題とはよく言われる話であるが何が本当の問題何かを理解している人は少ない。ここではその地球温暖化問題の問題について取り上げる。この問題は複雑な要因が交錯しているので、ここでは議論を絞っているので経済的な側面や外交的な側面には言及していないことをご承知置き頂きたい。また少しだけ中国の場合についてだけ排出権取引の話も追加しておきました。
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津留晋作 @Tshinsaku

@yutakioka [地球温暖化対策とは何か]という事で議論したいのですが如何ですか?

2010-09-30 23:36:27
瀧岡 優 (Yu Takioka) @ytakioka

@Tshinsaku 興味深い議題ですね、しかし、この議題では話すべき内容が広すぎる(というのは、それは経済的な側面を考慮するのか、それとも、温暖化対策の為に必要なテクノロジーの話なのかなど。)のでもう少し地球温暖化対策のどの視点から議論するのか絞っていただけないでしょうか?

2010-10-01 02:46:09
津留晋作 @Tshinsaku

@yutakioka 分かりました。排出権取引市場の事ですが議論御願いします!

2010-10-01 03:13:30
津留晋作 @Tshinsaku

@yutakioka 今、地球温暖化を如何にくい止めるか世界中で議論が展開しています。その上で排出権取引市場を創設し所謂二酸化炭素を独自市場の中で取引し量を調整する、その様な方法も展開していこうとしています。(続)

2010-10-01 03:14:10
津留晋作 @Tshinsaku

@yutakioka しかし二酸化炭素の量を如何に取り決めるか又二酸化炭素が比較的少ない所が、逆に多い取引相手に排出枠を提供しても世界の二酸化炭素の量は変化しないと思います。この事は地球温暖化対策というより(続)

2010-10-01 03:15:04
@tkmtrysk

@Tshinsaku @yutakioka 横槍失礼致します。そもそも二酸化炭素の排出を削減したところで温暖化は食い止められない、という科学的な意見もある訳ですが、これについて、もしご意見いただけたら幸いです。

2010-10-01 03:18:04
瀧岡 優 (Yu Takioka) @ytakioka

@tkmtrysk それはですね、半分正解で半分間違えです。というのは欲誤解されているのですが、地球温暖化に寄与している温暖化物質は、二酸化炭素だけではないのです。むしろ1モルあたりの温暖化寄与率で考えればメタンガスの方がよっぽど、温暖化の進行に寄与しています。

2010-10-01 04:00:37
瀧岡 優 (Yu Takioka) @ytakioka

@tkmtrysk なので、二酸化炭素の排出をしただけでは、温暖化が食い止められないというのは正しいです。しかし、メタンガスの排出量の総和は二酸化炭素の総和と比べたら、だいぶ少ないので、二酸化炭素全体の温暖化への寄与率と、メタンガスの全体の寄与率で比較すれば、続

2010-10-01 04:03:09
瀧岡 優 (Yu Takioka) @ytakioka

@tkmtrysk 二酸化炭素の排出量を削減する方が、メタンガスの排出量を削減するよりも効果的であるのは間違いなしです。ですから、当然二酸化炭素だけでなく、メタンガスやその他の温暖化寄与物質すべてを国際的コンセンサスで減らすという枠組みを作らなければ、食い止められない、続

2010-10-01 04:04:55
瀧岡 優 (Yu Takioka) @ytakioka

@tkmtrysk という意味で、二酸化炭素の排出量を削減しただけでは温暖化は食い止められないというのは事実です。またメタンの大気含有率は0.00022%で二酸化炭素は0.03%です。

2010-10-01 04:15:43
瀧岡 優 (Yu Takioka) @ytakioka

@tkmtrysk ですから、メタンの温暖化寄与率が二酸化炭素の21倍であっても、結局二酸化炭素の方が大きいということになります。また水が地球の67%を占めていて、この帰化熱で温暖化されるという意見がありますが、これは誤りと思います。

2010-10-01 04:16:57
瀧岡 優 (Yu Takioka) @ytakioka

@tkmtrysk 地表の水は気体化すると気化熱をもらいます。上空で周囲の温度が下がると液体、または固体の水に変態します。この時気化熱(昇華熱)を放出します。成層圏の高さが1万メートルほどなので熱の運ばれる距離はこの程度です。ここからは熱が宇宙へと放出されます。

2010-10-01 04:19:26
瀧岡 優 (Yu Takioka) @ytakioka

@tkmtrysk なので温暖化とは逆の働きをします。しかし、いずれにしても、問題は温暖化そのものではないんです、地球は温暖化や寒冷化を繰り返してきました、現在問題だとされているのはこの”定常状態”からのずれが指摘されるようになったので、そのずれの分を訂正しようという話なのです。

2010-10-01 04:21:47
瀧岡 優 (Yu Takioka) @ytakioka

.@tkmtrysk ただ、この定常状態の定義が国際的コンセンサスを取れていない状態なので、なかなか対策が進まないのです。例えば京都議定書から離脱した国がいくつかありましたが、あれはこの定常状態の基準の違いも、経済への配慮だけではなく影響しているんだと思います。

2010-10-01 04:23:35
瀧岡 優 (Yu Takioka) @ytakioka

@tkmtrysk EUや日本は定常状態からの乖離が大きいと認識しているんですが、米国や中国その他の国では、まだこれは定常状態の範囲内なので早急な対策をとる必要がないという認識なのかも知れません、しかし、いずれにしろ、これらの国でもそれが大幅にすれているという認識に至れば、

2010-10-01 04:25:12
瀧岡 優 (Yu Takioka) @ytakioka

@tkmtrysk コンセンサスをとれるかもしれないですね。つまり、温暖化を止めることが大切なのではなくて、定常状態からのずれを訂正することが大切なのです、温暖化してもそれが定常状態の範囲なら問題ないということです。このような意見で答えになっているでしょうか?

2010-10-01 04:27:33
瀧岡 優 (Yu Takioka) @ytakioka

@Tshinsaku そうですね、すこし複雑な要因が絡み合いすぎて、というのは、今tkmtryskさんとも話をしていたんですが、温暖化問題と言われるものは温暖化自体が問題なわけではないんですよ。地球の自然な循環の定常状態からのずれを是正しようという話なんです。続

2010-10-01 04:29:01
瀧岡 優 (Yu Takioka) @ytakioka

@Tshinsaku しかし、この”定常状態”に対する定義のコンセンサスが得られていないので、温暖化対策をすべきかどうかということにもコンセンサスが取れていないんです、全世界的に考えれば。定常状態の定義が定まらなければ、議論することも難しいですね。

2010-10-01 04:30:59
瀧岡 優 (Yu Takioka) @ytakioka

@Tshinsaku 海水の上昇はオゾンホールと深い関係がありますね、確かに上昇してますよね。それはオゾン層にオゾンホールが生まれて、本来ならば吸収、反射されて海面に届かないはずだった太陽光までもが地表に届くようになってしまったので、当然海水温も上昇しました。

2010-10-01 06:03:12
瀧岡 優 (Yu Takioka) @ytakioka

@Tshinsaku 先ほどの排出権のお話はまた今度やりましょう、今ここでやると極めて長くなってしまいますので、というのも各国によって事情が非常に異なりますので、話すならば一つの国に絞る必要があると思います、日本、米国、ロシア、中国など。

2010-10-01 07:05:28
徳川 家康 @bornekiller

@yutakioka 横リプライ失礼します 昨日から気になってたんだけど地球温暖化問題って自然環境問題と経済問題をリンクさせてて恣意的な議論多いですね 伐採制限したり植林したりというのは経済活動とリンクさせにくいから?日本は本来経済負担より技術で貢献した方がいいと思ったりします

2010-10-01 07:20:30
瀧岡 優 (Yu Takioka) @ytakioka

@bornekiller 私もそう思いますね、その方がイノベーションを促す可能性もあり経済的にも利益が生まれますよね。RT地球温暖化問題って自然環境問題と経済問題をリンクさせてて恣意的な議論多いですね 、、、日本は本来経済負担より技術で貢献した方がいいと思ったりします。

2010-10-01 08:03:16
津留晋作 @Tshinsaku

@yutakioka ご指摘そうですね、僕は今、中国の温暖化ガスの削減目標について興味があって20年に05年比40〜45%の削減目標。しかし経済成長を重視する中国において(日本も同様ですが)厳しそうですね、成熟経済を目指すなら理解できそうなんですが。

2010-10-01 08:37:59
瀧岡 優 (Yu Takioka) @ytakioka

@Tshinsaku それなら、分かりますね、では明日あたりやりましょう、これから勉強しますね、ではまた。RT中国の温暖化ガスの削減目標について興味があって20年に05年比40〜45%の削減目標。しかし経済成長を重視する中国において(日本も同様ですが)厳しそうですね

2010-10-01 08:51:12
@tkmtrysk

@yutakioka 貴重なご意見ありがとうございます。キーワードは「定常状態からのずれ」ですね。地球気候の循環で温暖化しているのであれば、CO2を削減しても微々たる影響しか及ぼさないのではないでしょうか。従って、温暖化を食い止めるよりも温暖化に適応する努力が必要だと考えています

2010-10-01 09:59:17