0
丸山天寿 @tenjumaruyama

古本屋。田舎の物書き。郷土史研究者。 ほらふき爺と呼ばれています。怪しい物・伝説・言い伝え大好き。強い視力障害があり全てのツイートが読めずに、よく誤字、脱字やツイートの見逃しをやらかします。体調の関係で午前中のわずかな時間しか呟きません。ご容赦下さい。アイコンはイラストレーターのイクタケマコト ‏先生に描いて頂きました

http://t.co/0yQbMhWrhC
丸山天寿 @tenjumaruyama
さて日曜日のお遊び。楽天の田中投手が開幕二十連勝を達成した。「神様、仏様、稲尾様=西鉄ライオンズ」と呼ばれた稲尾投手に並ぶ大記録(その内容は少し違うが)である。シーズン20勝は大投手の証。そこで本日のお題ちょっと真面目に「二十の話」。全ての叱責、異論、追加を認めます。→
丸山天寿 @tenjumaruyama
日本の民法では「20歳」を成人の基準としている。明治9年太政官布告で「自今満弐拾年ヲ以テ丁年ト相定候」と出た時からと言われる。この時の「二十歳成人」には確たる根拠はなく、「だいたいこんなものだろう」という程度のことだったと思う。それまでの成人年齢は様々で二十に拘ってはいないから→
丸山天寿 @tenjumaruyama
世界でも二十歳を成人とする国は必ずしも主流ではない。プエルトリコでは14歳で、キルギス・ネパールでは16歳、北朝鮮では17歳、イギリス・イスラエル・イタリア・イラク・インド・スイス・ドイツなど多くの国が18歳をその基準としていると聞く。20歳成人はむしろ少ない方ではあるまいか→
丸山天寿 @tenjumaruyama
20歳を「はたち」というが、本来は「はた」が「20」を意味し「はたち」は「20個」を意味していた。「○○ち」という接尾辞は9以下の「○つ」、「30」以上の「○ぢ」という接尾語と同根と思う。現代日本では「はたち」がもっぱら「20歳」を意味しているが、言葉は時代によって変化する→
丸山天寿 @tenjumaruyama
「二十進法」は世界各地で使われていた。十進法が手の指数に由来するように、二十進法は手足の指数に由来するという。最も体系的な二十進法は中央アメリカに見られるが、その元になったのはマヤ文明だとされる。マヤの暦では20日をウィナルといい、一年を20日×18周で概算したともいわれている→
丸山天寿 @tenjumaruyama
様々な言語において、二十は特別扱いをうけることがある。40を「二倍の20」、100を「五倍の20」という意味で呼ぶ国もあるし、西洋では20個を一スコアと呼んだりする。日本にも「十」を二個組み合わせた「廿」という特殊な字が存在する。やはり二十には特別な思いが持たれていたに違いない→
丸山天寿 @tenjumaruyama
関係があるかどうか知らないが、日本の殆どの煙草のひと箱の本数は20本らしい(例外あり)。サッカーボールの一般的な形は切頂二十面体。ルービックキュウブは、いかなる状態からでも、最大20手で全面揃った状態に戻すことが証明されているそうだ(誰がどうやって証明したかは知らない) →
丸山天寿 @tenjumaruyama
なにはともあれ、野球で二十勝、二百勝、二百本安打、二千本安打を一区切りとするのは、人間のどこかに「二十」に対する思い入れがあるからからだろうと思う。田中投手には二十にとどまらずにもっと上の数字を目指して頑張ってもらいたい。了

コメント

コメントがまだありません。感想を最初に伝えてみませんか?

ログインして広告を非表示にする
ログインして広告を非表示にする