意思決定・合意形成には相対評価が必要(リスクとリスクの比較)
トリチウムを希釈して放流するかどうかは、それをしないで溜め込むことによって発生する問題、リスクと対比して説明しないと、リスクが少ないというだけでは理解は得られないと思う。
2013-09-13 21:03:34個人の防護も同じで、いくら追加被ばくが小さくても防護に要するリスクやコストが十分小さければ防護すればいい。そして事故が起こらない時はそうなってる。放射線リスクと過剰防護によるリスクを比較しないと、結果としてリスクを増加させかねない。放射線リスクだけを見ている人は事故の過小評価。
2013-09-13 21:20:10リスクは小さいから気にする必要はないという説明だけでは受け入れられない人がいる。このリスクを避けるためにこういう防護をするとこういうリスクがあるよね、どっちを選ぶかは本人次第だけど、という具体的な話が必要。トレードオフになっているリスクを比較するのが大切だと思う。
2013-09-13 21:22:38トレードオフになっているものを可視化することがこれからの課題ではないだろうか。事故によって生じたマイナスとそれを避けるためのマイナスを比較し、よりマイナスが少ない方を選ぶ。そういうことであれば、事故の責任を過小評価することになる、という心配している人にも分かりやすい。
2013-09-13 21:29:31被害者を救おうとして意図せずにマイナスを増やしてしまう活動を見直す契機にもなると思う。トレードオフとなっているものを理解するためには、現実を直視する必要がある。
2013-09-13 21:30:43@kikumaco マイナスを少なくすることもメリットですよね。メリットのことをあえて「マイナスを少なくする」と表現してみました。その方が比べやすい人達がいるので。
2013-09-13 21:33:04ただリスクとメリットの比較って分かりにくいと思う人もいると思う。プラスとマイナスとどうやって比べるの?とか、お金のために健康リスクを取るのか、とか誤解されやすい比較ではある。なので、あえてマイナス同士の比較についてのみ述べてみました。
2013-09-13 21:38:20