#真夏にふと冬を思い出す描写をしてみませんか まとめ

ちょっとした表現の迷宮に迷い込んでみましょうか、というアレでした。
雑談 小説 描写
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ライ @rntnid
#真夏にふと冬を思い出す描写をしてみませんか 夏休み、好きな人がオーストラリアへ行ってしまった
くらげ(佐々木海月) @k_tsukudani
花火も終わった人混みの中で、彼女はまだ明るい夜空を見上げている。夏の大三角はどこだと、彼女は僕に問う。星が綺麗だとはしゃぐその横で、僕は見えないシリウスを思う。澄んだ冷たい空を思い出す。 #真夏にふと冬を思い出す描写をしてみませんか
音谷@通販準備中 @0t0ya
硝子製のグラスに、よく冷えた麦茶が注がれている。祖母が、暑い中よくきたねえと、嬉しそうにいれてくれたものだ。透明なはずのグラスの表面は、結露によって白くなっている。この面積じゃあ、なにも書けやしないなあ #真夏にふと冬を思い出す描写をしてみませんか
夜喰い @Yolukui
 束の間の昼休み。すっかり耳から離れなくなった蝉の声と、突き刺すような陽射しを背に、喫煙所へと続く階段に靴音を転がす。火を点して、ひと呼吸。階下へと生温い風が吹き降りる。つい半年前は凍えながら吸ってたのにな、と碧い風景に目をやった。 #真夏にふと冬を思い出す描写をしてみませんか
倉夏 @G_aurelia
君が、汗に濡れた髪を撫で付ける仕草が、なにかに似ていると思った。少し考えてから、道端の錆びたガードレールを見て、思い出す。君が、雪に濡れた髪を触る仕草と、同じだったのだ。僕は、半年前もあのガードレールを横目に、君を待っていた。 #真夏にふと冬を思い出す描写をしてみませんか
@Cankodori_yui
飼育員らが汗をかきかき運んできた氷を抱いたシロクマが気怠そうに目を閉じた。 「故郷の夢をみているんだよ」 「でも動物園生まれだよ、そう書いてある」 「それでもだよ」 小柄な父子が真剣に言い合っている。 #真夏にふと冬を思い出す描写をしてみませんか
佳耶 @kaya_hsm
灼熱の太陽に燻された身体を宥めるために、よく冷房の効いたカフェでキンと冷えたアイスコーヒーを頼んだ。だが半時間もすれば芯まで凍えてきて、露出した二の腕をさすりながら、ああショールがほしい、とぼやく。あの毛糸の温かさが欲しい。 #真夏にふと冬を思い出す描写をしてみませんか
鐘辺 完 @kanebekan
真夏に冷凍庫内の作業なんかラッキーと思うだろう? 防寒着がどこにあるか教えてもらわないまま二十分もいたら、寝たら死ぬぞになるぐらい凍えるぞ。 #真夏にふと冬を思い出す描写をしてみませんか  冬でも描写でもないかもしれない。
ソヨゴ @syg_ori
火傷しそうに輝いたメタルブルーの車体の上、彼が卵を割ってみせる。蛋白質の焦げる音、同じ物質の私の身体、溶け出したソフトクリームが手首を垂れる。とても、白い。雪と一緒。冷たくて、白い。雪も同じに甘いといい、そう言って私は手首を舐める。 #真夏にふと冬を思い出す描写をしてみませんか
にぱ @nipa_nanoze
ポカリ片手の午後二時半、最寄り駅の踏切でごくりと唾を飲み込んだ。かあん、と音がする。線路の間に雑草が生い茂る。かあん、かあんと頭の中が乾ききる。茹だる空気に緑が霞み、湿度五パーセントに身震いしたとき、そこで一閃、僕は木枯らしを見た。 #真夏にふと冬を思い出す描写をしてみませんか
楠 海 @kaikusunoki
車のドアに手を伸ばした時私の体は怖じ気づく。乾ききった酷寒の中、青い火花に拒絶された記憶を指は忘れていない。深呼吸をしてドアを開ける。静電気の記憶に、直射日光に焼けた金属の熱がオーバーラップした。 #真夏にふと冬を思い出す描写をしてみませんか
るりのん@あくせらたんおるた @rurino_akira
「冷房嫌いなんだけど、冷房なしじゃいられないわよね」不機嫌そうに彼女は言う。「暑いから夏なのに」「夏だから冷気が恋しいんだろ」「そうね」俺の言葉に彼女は微笑む。「暑いだけだと、くっつけないもんね」「るせ。冬にやれ」暑苦しいんだってば。 #真夏にふと冬を思い出す描写をしてみませんか
いちか @i_ti_ka
「あの入道雲をごらん。あれが千切れながら風に吹かれて飛んでって、地球の裏側にいくと雪になる」信じる?と聞かれたから恭しく頷いた。君の口から零れるものは私に真実しか感じさせません。私は雪を夢想する。季節は夏でも地球のどこかで雪は降るのだ。#真夏にふと冬を思い出す描写をしてみませんか
小鳥遊なとり◡̈ @_Ntr_T
強い陽射しから逃げるようにコンビニに駆け込めば、一瞬で汗が引く程の冷気に身体が震える。ふと隣を見ればおでんのポップ。あぁ、今年もおでんを食べながらふたご座流星群を見よう #真夏にふと冬を思い出す描写をしてみませんか
節約鳥 @srbkny
#真夏にふと冬を思い出す描写 例えば出校日に提出する宿題を忘れたり、つまらない話を背景に目を覚ましたときに、ふと目を上げると視線がぶつかる。廊下側前から3番目、つまりは僕の右斜め前。うっとうしいほど流れていた汗がすっと引いていく。ゆっくりとした死刑宣告。彼女の視線が僕を凍らす。

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