これに関しては、古典的な要素(名無しが好きな要素でもあり)"圧倒的な相手に対してどうやって立ち向かうか"との事を満たしている上に、それだけでなく、"ローテク感漂うアイテムを上手く使うアナログ感"を満たしているのが良い感じ。
2013-09-16 21:35:15前者はロボットバトルとして(僕にとって)面白い点であり、後者は神田監督ならではの良い個性といったところか。
2013-09-16 21:35:50あと"一見圧倒的に不利な構図"を提示させて、そこからの逆転劇にカタルシスを与えつつも、その後に"人とATはさほど差がないから出来そう"と思わせてくれる所もポイントかもしれない。
2013-09-16 21:37:14第1話でATの頭までその気になれば駆け登れる点や、第2話のATの握力は携帯用ジャッキをつぶす事は出来ない点等々……ついでにこの身長比。 http://t.co/UakXFnHDeC
2013-09-16 21:39:04要はATが”いわゆる人の道具としても収まる範囲に存在するロボット"からこそ、兵器としてのロボットと比較するとこの逆転劇に無理が生じず素直に納得させてくれるだけの説得力があるといったところだろうか。
2013-09-16 21:40:41とはいえ、映像の見せ方からATが人に対して十分な脅威でもある事がしっかり演出されている為、"その気になれば人が倒せる"点になかなか気づけない。それは分かっているはずなんだけど気付けない(良い意味で)
2013-09-16 21:46:05当たり前だけど握りつぶされたり直撃を受けたりしたら人だけにもうアウトであり、"その気になれば倒せる相手"なのに人の弱点が多いだけに人とATの力関係を見抜けない所に拍車をかけている。いわゆるこの作品がまずATの見せ方で視聴者を罠にはめている訳なのかもしれない。
2013-09-16 21:49:02そこでメロウリンクの活躍が視聴者がはまったトリックを"そこを突けばトリックが崩れる"と言わんばかりのような活躍で納得とカタルシスを同時に与えてくれる……これはある意味名探偵メロウリンクだ(何の事だ、おい)
2013-09-16 21:50:44という訳で頭の冴えた爽快な答えを実に見せてくれるメロウリンクの人対ロボットの構図。これは見て正解。まず続きを純粋に楽しまなければならない。
2013-09-16 21:52:18キャラ描写だと……ルルシーがどことなくお姉さんになったココナ、キークがさほど敵対関係でもないロッチナのような印象。キーク役の大塚明夫さんはこれがデビュー作とは信じられないほど上手。
2013-09-16 21:53:30あとメロウリンクの復讐劇をテーマにしている点ではどことなくガン×ソードや快傑ズバットに近い?と感じたり。イメージで申し訳ないがそちらが感情的な痛快感を勝負に持ち込むなら、こちらは理性的な痛快感を勝負に持ち込むといったところだろうか……(ちょっと自信ない)
2013-09-16 21:55:12第1話……永井一郎さんが狭量な指揮官を演じるのは何か珍しいなぁと感じたり。戦闘シーンではまず密かにセットした地雷へ相手を誘導させるなり、安全地帯から発砲させて爆破させたりと早くも同じ地雷でさまざまな使い方を披露。冒頭の戦車強奪ネタもポイント高い。
2013-09-16 21:57:23パイルバンカーのシーンはATの頭上へ駆けていくメロウリンクの描写の上に、パイルバンカーを刺す→発砲の二段コンボが決め手として爽快。 http://t.co/VKN3FbMrcl
2013-09-16 21:58:34第2話……ゴウト+バニラ÷2なボルフは個人的にサブレギュラーとして活躍してほしいと思ったり。まだ駆けだしだったと思う山ちゃんだけど、もうこの頃から演技の幅が広がっていたのかなと(正直ちょっと意外だった)
2013-09-16 21:59:51異種バトリングではヘビィマシンガンの射程の死角を突いてメロウリンクが避ける描写は少々トンデモかも?と思えたけどそれ以外は良好。前回と同じ手が通用しない地雷→ATに握りつぶされる危機→そこで活躍する携帯用ジャッキの段取りは見事。
2013-09-16 22:01:20一見何に使うの携帯用ジャッキ?だけど、冒頭でのフォックスの戦い方をリフレインさせて、ATの握力の脅威は比較的補う事が可能だった事を見せながらまるで自分そのものをATに対する武器のように駆使する知恵と勇気のキレっぷり。
2013-09-16 22:03:19あと1話、2話揃って感じた事は復讐の相手が容赦ない非道な奴という事を見せているので、メロウリンクの復讐劇に対してカタルシスがそのまま伝わってくる。そこにトドメが頭部を貫くパイルバンカーという点も「仕留めた!」とのカタルシスが伝わりやすい事も+要素。
2013-09-16 22:05:13こういう所で感情的な痛快感も抑えているので一種の活劇として楽しめるのが良いね。ドラグナー後半の展開に通じるがこちらは自分が生身だけにカタルシスの比が異なる。
2013-09-16 22:06:32第4話の「相手の意表を突け!」ではないが3、4話共々意表を突いた戦い方を魅せる作品であり、その点については昨日の呟きとあまり内容が変わらないと思うので各話感想のほうで触れるとして……。
2013-09-17 22:16:16個人的にふと感じた事はメロウリンクは一種の変身ヒーローもの?のような感じもする。彼のキーアイテムでもある番号札を相手が目にするまでのさまざまな凝ったシチュエーションは、怪盗紳士の予告状のようなダークな楽しみがある訳で……。
2013-09-17 22:17:55何よりも、彼が一度追い詰められた際に血や(それっぽいもの)を顔にペインティングするシーン。それ以後の彼の反撃も含めてまるで変身シーンのような味わいがあるのは気のせいだろうか?ついでに凄く格好良い。 http://t.co/jmUGnISuY9
2013-09-17 22:20:04