オーラルトレーニング(音読・シャドーイング):情緒を込めるか機械的に施行するか

という命題で始めたつもりの議論でしたが、途中アウトプットの定義とは?とかいう方向に議論が流れましたのでついでに収録
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セレン@英語キュレーター @cellen0

そうそう、みんな音読とかシャドーイングするとき、ビジュアライズといって頭の中に映像を浮かべる事を忘れてただ文字だけを追いがちな気はします。映像はニュアンスやフィーリング、全てを総合的に支える武器です。後々の速読の時も必ず使うのでビジュアライズ絶対忘れずに!

2013-09-14 13:24:38
上田 亮 @dragonandphoeni

@cellen0 ⑴自分の場合、常にイメージ(映像)に訳することの重要性を今までも書いているし、結果としては口に出してアウトプットする英語とイメージがタイムラグなく一致するようになるとしても、シャドーイングするときはイメージ化は意識せず機械的にアウトプットしてます。

2013-09-15 07:21:07
上田 亮 @dragonandphoeni

@cellen0 ⑵これは今までの試行錯誤の結果そうなっている。まず呉真由美さん流の速読のトレーニングで、「理解を伴う・伴わないを気にせずとにかく早くページをめくる」「1冊の本を何度も反復してパラパラめくる」というのがあります。

2013-09-15 07:23:41
上田 亮 @dragonandphoeni

@cellen0 ⑶「速さを追求しているうちに脳もその速さについていこうとして、結果的にその速さで理解も伴ってくる」という考え方です。これをシャドーイングや音読(タイムアタック)にも応用している形になります。

2013-09-15 07:25:28
上田 亮 @dragonandphoeni

@cellen0 ⑷自分のやり方は機械的に速さを追求しているうちに理解、イメージ、情緒も伴ってくる。従って厳密にいえば、この点では最初からイメージや情緒を伴う音読をするというカズやセレンと逆になる。しかし究極的に派自分が発信する言葉に情緒やイメージが伴うことを目指すことは同じ。

2013-09-15 07:28:34
上田 亮 @dragonandphoeni

@cellen0 ⑸同様に「英語で考える」とかいう難しいことも、ほぼ一切意識したことないです。機械的に言葉が出てくるよう上田式シャドーイングや音読で反復練習することで日英・英日に変換することに要するタイムラグは問題にならないレベルになるのではと考えています。

2013-09-15 07:31:47
上田 亮 @dragonandphoeni

@cellen0 ⑹但し、音読/シャドーイングを始める前の段階で、題材英文の意味、文法、語彙、構文、英文に伴う情緒も全て理解した上で音読/シャドーイングを始めるべきであることは言うまでもありあせん。

2013-09-15 07:40:41
上田 亮 @dragonandphoeni

@cellen0 ⑻「ストレスなく膨大な量の反復練習するにはどうしたらよいか」という試行錯誤の現時点での形が運転中やエクササイズしながらの【ながら】シャドーイング=上田式シャドーイング http://t.co/GhlDPYMPxu

2013-09-15 07:50:42
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上田 亮 @dragonandphoeni

@cellen0 ⑺ただし、この上田式のやり方では桁違いの反復練習をどう(ストレスなく)確保するかということが鍵になります。「音読マラソン」で検索するといろんな人が音読量を追求することをしてますが、私からするとびっくりするくらい量が少ない。

2013-09-15 07:45:53
上田 亮 @dragonandphoeni

@cellen0 ⑼アウトプット訓練(音読/シャドーイング)においてイメージ・情緒が先か、速さ・反復が先かというのは実際には相反するものではなく、情緒を込めるパワー音読で仕込みをした上で、上田式シャドーイングをするハイブリッド式が現時点での最強なのではないかとの印象です。

2013-09-15 07:59:20
横山カズ:iU大学客員教授/同時通訳者 @KAZ_TheNatural

,@dragonandphoeni @cellen0 賛成です。脳の動き自体がすでに多数の部位を強調させたハイブリッドなので、それを更に複雑化・高密度化するのは経験的にも使えると思います。なにより会話でも同時通訳でも心と耳に引っかかりが増え、思考の裂け目が見えてきます!

2013-09-16 13:31:46
大橋 穣二/『英文構造マンダラ』完成間近、マジか! @George_Ohashi

@dragonandphoeni @cellen0 一概に言えないのは承知してますが、上田式の場合、だいたい何回くらいの反復をしてますか?

2013-09-15 08:25:15
上田 亮 @dragonandphoeni

@George_Ohashi @cellen0 通勤2時間弱ですが便宜上100分として、2分半の題材なら1往復40回。これを何日かやるわけです。ABリピート機能を使って10秒のセグメントの繰り返しなら1往復600回。

2013-09-16 09:47:36
上田 亮 @dragonandphoeni

@George_Ohashi 数えてはいませんが、机の上でシャドーイングしたらそこまではふつうできないでしょう。

2013-09-16 09:47:50
大橋 穣二/『英文構造マンダラ』完成間近、マジか! @George_Ohashi

@dragonandphoeni @cellen0 なるほど&納得です。私も過去に30秒ほどの素材を短期間で1000回以上聞いて(うち数百回はシャドーイングもして)300回以上音読したことがありますが、素材を血肉化するにはこのくらいの反復は必要ですよね。それでも足りないくらい。

2013-09-16 10:55:19
上田 亮 @dragonandphoeni

@KAZ_koudoukan @cellen0 @George_Ohashiカズと俺は、「話すのが下手」というところから出発したのがパワー音読、タイムアタック/上田式シャドーイングなので、あれはアウトプットの練習のつもり。

2013-09-16 13:58:20
セレン@英語キュレーター @cellen0

@dragonandphoeni @KAZ_koudoukan @George_Ohashi 話すのが最初から上手い人はいないと思います。上手い人は皆工夫と反復で上手く「してきた」んだと思います。>「カズと俺は、「話すのが下手」というところから出発した」

2013-09-16 14:29:46
セレン@英語キュレーター @cellen0

.@KAZ_koudoukan @dragonandphoeni ただ、僕は音読、シャドーイングはあくまでアウトプットではなくインプットだと認識しています。定義をはっきりさせておく必要はあるかとは思いますが、僕は既存の文章に沿って行う事をアウトプットだとは捉えていません。

2013-09-16 13:39:45
セレン@英語キュレーター @cellen0

.@KAZ_koudoukan @dragonandphoeni 音読、シャドーイングはパソコンで言うとCPUに負荷をかけながらソフトをインストールしている状態だと考えています。アウトプットとは、そのソフトを使い何を作り出し、何を表現するかではないでしょうか。

2013-09-16 13:42:37
横山カズ:iU大学客員教授/同時通訳者 @KAZ_TheNatural

,@cellen0 @dragonandphoeni (目的はアウトプット、手段はインプット)鋭いご指摘です。私は音読は“インプットを手段とし、アウトプット向上が主目的の練習、”と捉えます。目的がアウトプットの向上である一方、確かに音読それ自体はインプットですね。

2013-09-16 13:47:18
上田 亮 @dragonandphoeni

@KAZ_koudoukan @cellen0 @George_Ohashi 多少のインプットはあるのは確かでもインプットとすれば処理できる量が少な過ぎる。松本英語にとってのインプットはあくまでも速読。しかし議論の出発点から言って、ここで定義にこだわるのはあんまり意味ないです。

2013-09-16 13:59:34
横山カズ:iU大学客員教授/同時通訳者 @KAZ_TheNatural

,@cellen0 @dragonandphoeni 私は“学習者としての目線”で常に考えてしまうのですが、アウトプット(発話)という活動自体の負担を減らす練習法はすべて”アウトプット練習”と考えます。技術論と創造性の二側面があり、私は前者に、セレンさんは後者に焦点がありますね。

2013-09-16 13:55:24
大橋 穣二/『英文構造マンダラ』完成間近、マジか! @George_Ohashi

@KAZ_koudoukan @cellen0 @dragonandphoeni 「インプット」「アウトプット」は「読む・聞く」「書く・話す」という意味にも、「技や能力を身に付ける」「身に付けた技や能力を使う」という意味にも使われます。両者を区別してない人は多いです。

2013-09-16 13:53:31
大橋 穣二/『英文構造マンダラ』完成間近、マジか! @George_Ohashi

@dragonandphoeni @KAZ_koudoukan @cellen0 私が示した2つめの意味では、アウトプットの練習はインプットです。ギターを弾くのでも、練習のために反復するのはインプット、演奏会で皆に聴かせるために弾くのはアウトプットです。外見だけではわかりません。

2013-09-16 14:04:49
横山カズ:iU大学客員教授/同時通訳者 @KAZ_TheNatural

,@George_Ohashi @cellen0 @dragonandphoeni そうですね、私の場合は“楽にリラックスして技(文章)を出す、という技術論に通常は力点を置いています。英語の場合は(私も含めて)そこで苦労される方の比重が非常に多く感じますね。

2013-09-16 13:57:45