130915 SPEAKERS CORNER C_03 飯田将平[nomazon] #de04

12:00-12:50
0
はるろ|山をおりる⛰ @kohe13

まもなくSPEAKERS CORNERが始まります!今日はCブースを担当です。登壇者は飯田将平[nomazon]さん、後藤哲也さん、橋詰宗さん。グラフィックデザインの方々に50分ずつお話をお聞きします。 #de04

2013-09-15 11:57:01
はるろ|山をおりる⛰ @kohe13

一人目は飯田さん。飯田将平[nomazon]( @shoheiiida )さんは、Amazonのリストにはない本だけが集まった仮想ブックショップ「nomazon」を展開するグラフィックデザイナー。楽しみ! http://t.co/ReMgrekquh #de04

2013-09-15 11:57:36
はるろ|山をおりる⛰ @kohe13

原田:今日のCブースはグラフィックデザイナーの方々をお呼びしました。お三方とも独特な動きをされているので、その動きを追えればと思います。 #de04

2013-09-15 12:01:00
はるろ|山をおりる⛰ @kohe13

飯田:今グラフィックデザイナーと紹介して頂いたのですが、正直そう名乗ることを疑問に思っています。今年の春の瀬戸内国際芸術祭のクリエイターインレジデンスでのプロセスについてと、その前に自分の今までの活動についてお話したいと思います。 #de04

2013-09-15 12:02:26
矢津 吉隆 (kumagusuku) @yazuyoshitaka

飯田くんのSpeakers Corner。始まりました◎ #de04 http://t.co/uhEMRsvf5i

2013-09-15 12:03:34
拡大
はるろ|山をおりる⛰ @kohe13

飯田:もともと武蔵美で建築を学んでいました。でもスケールが自分に合っていない気がして、スケールをどんどん落としていくと紙などのメディアに興味を持ち始めました。実際に自分たちでニュートラルという雑誌を作っていました。 #de04

2013-09-15 12:03:54
はるろ|山をおりる⛰ @kohe13

飯田:ヴィジュアルやアーティストへのインタビューで構成された雑誌だったのですが、当時電子書籍が騒がれ始めたタイミングで、電子書籍か紙かの議論の以前に内容が迫ってこないという意識がありました。 #de04

2013-09-15 12:06:45
はるろ|山をおりる⛰ @kohe13

飯田:振り切った内容のものをつくりたくて、この雑誌では表紙に内容がそのままにじみ出るような仕組みを考えたり、流通についてフリーペーパーなので置いてもらう書店との連携で他店に雑誌を持っていって返すとPDF版がもらえるなどの仕組みを考えたりしました。 #de04

2013-09-15 12:08:23
はるろ|山をおりる⛰ @kohe13

飯田:自分たちで編集から印刷、配布、リアクションの収集までやっていて、今でもグラフィックと編集を切離せていません。その関係が大きなところかなと思っています。 原田:初めて見たときは、発行まではあったが返却の仕組みまで考えてあることに衝撃を受けました。 #de04

2013-09-15 12:10:08
はるろ|山をおりる⛰ @kohe13

飯田:お店と密な関係を結んでいるので、イベントを企画して出張店舗をだしてもらったり、本が手元に届くまで見れるようなシステムを考えていました。これを作ってたメンバーは変なやつが多くて、何かヤバいことやろうぜって気持ちだけだったw #de04

2013-09-15 12:12:15
はるろ|山をおりる⛰ @kohe13

飯田:ARCHIZINESでは、関係者同士の職種にまで踏み込んだ企画が出来た。16通りのポスターをZINEで構成して、集まると一冊のカタログになるような仕組みを考えた。実際に本を手に取る展覧会は難しくて、本を元の場所に返すように判型サイズぴったりの台を作ったり。 #de04

2013-09-15 12:15:12
はるろ|山をおりる⛰ @kohe13

飯田:直接空間に作用する企画だったので、自分の考えが投影できた。 #de04

2013-09-15 12:15:38
はるろ|山をおりる⛰ @kohe13

飯田:大学3年くらいから、秋にさんまを売っていますw僕がデザインする上でのコンプレックスが、千葉の港出身でデザインの教養が全くない街で育ち東京でデザイン言語を使ってる自分に対して、東京でさんまを焼くことでその間を架橋したと思いやっています。 #de04

2013-09-15 12:17:49
はるろ|山をおりる⛰ @kohe13

飯田:さんまの他にも、フィッシュペーパーというフリーペーパーを作ったり、さんま体操を考えたりw http://t.co/roPWrZAbxg #de04

2013-09-15 12:20:51
はるろ|山をおりる⛰ @kohe13

飯田:このあと登壇される橋詰さん企画で、普段の職業とは違う形でデザインに取り組む企画があり、旅に出て写真でないメディアで紹介するというお題が出た。旅には情報が刷り込まれた状況で出るので、まず予備知識ゼロで旅に出るという前提で伊豆諸島の利島に行った。 #de04

2013-09-15 12:24:52
はるろ|山をおりる⛰ @kohe13

飯田:利島出身ぽい人とフェリーで仲良くなることからはじめた。観光をやっていないのでよそ者は警戒されてが、コミュニケーションとる中でおばーちゃんに出会って木の実を摘んだりして、島の経験のアウトプットとして料理が浮かび上がってきた。 #de04

2013-09-15 12:28:47
はるろ|山をおりる⛰ @kohe13

飯田:小豆島は交通の便が良いので島でない感覚がある。最初に行ったときにその近い距離感にびっくりした。 原田:瀬戸内芸術祭の醤の郷+坂手港プロジェクトは、観光から関係へというテーマで、地元の人や訪れた人との関係を主題にしています。 #de04

2013-09-15 12:31:58
はるろ|山をおりる⛰ @kohe13

原田:僕らが展開しているCreator in Residence「ei」では、僕らが呼んだ10組のクリエイターが10日間滞在制作を行う企画です。 飯田:小豆島と銚子の海の違いにびっくりして、海が生活にどう関係しているかに興味が出た。 #de04

2013-09-15 12:34:43
はるろ|山をおりる⛰ @kohe13

飯田:小豆島に入る前に考えていたプランは船を作るというプロジェクト。徐々に協力者が増えその関係のプロセス自体をデザインしようと考えた。海というテーマのままリサーチから始めようと思って、海に関わる人にインタビューして、漁師さんに漁に連れて行ってもらったりした。 #de04

2013-09-15 12:37:02
はるろ|山をおりる⛰ @kohe13

飯田:海の記憶についてインタビューしてそれを辿っていくと、坂手港はいろいろな変遷を経ていることが見えてきた。小豆島は極端に平地が少なく、平地確保のために埋め立てられていて、その関係で海への関係が世代によって変わってくる。 #de04

2013-09-15 12:38:58
はるろ|山をおりる⛰ @kohe13

飯田:記憶を掘り起こしているうちに、道具に着目するようになった。小豆島には土木的なスケールがあって、大きなスケールで変化する土木に対してあまり変わらない行為というものが見えてきた。そこに関わる道具についてリサーチをし、記憶に紐づいた道具を集めていった。 #de04

2013-09-15 12:41:15
はるろ|山をおりる⛰ @kohe13

飯田:わかりやすく海に関わる漁具や、みつわさという特産の石をつかった船のおもりが形が変わってもものとして残っているもの、うさぎの毛皮の輸出によって海に紐づいていたり。 #de04

2013-09-15 12:43:40
はるろ|山をおりる⛰ @kohe13

飯田:集めた道具を本などに編集しようと思っていたが、滞在制作していると、僕ら対誰かの関係を編集するだけでなく、開かれたプロセスで成果を出したいと思い、最終日に一夜限りのレストランを開いて、個人的な海への記憶が混ざったメニューを出した。 #de04

2013-09-15 12:46:46