2013.9.20 第3回放射性廃棄物ワーキンググループ
- Sucha_Para
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資料1 「論点B現世代としての取組はどうあるべきか」(事務局提出資料) http://t.co/9PHnXFgqj4 よい資料だと思う。
2013-09-20 14:00:29第1回WGでの論点 ①最終処分の必要性・安全性についての社会的な合意形成を図っていくことは重要である一方、それがなされるまで の間、最終処分に向けた取組を進めないことは現世代の対処として適切なのか。取組を進めない場合のリスクも勘 案した場合、現世代の対処はどうあるべきか。
2013-09-20 14:05:44②地層処分を含む最終処分が、その安全性について十分な信頼が得られておらず、将来世代に不確実性・リスクを残す可能性がある一方で「永続的に人的管理を継続」することは、管理負担という明確なツケとそれに伴うリスクを将来世代に残すこととなる。現世代がこの選択を意思決定することは適切なのか。
2013-09-20 14:07:06- 質疑
杤山:「将来世代に負担を残す」と言うような言い方をしているが、低レベルに関しては『制度が安定している機関=200~300年で影響がないレベルになる』と定義されている。恒久的な管理は無理だろうということで、地層処分が選択されている。可能だろうというのは、数百年が精一杯である。
2013-09-20 14:25:57伴:P4~P6の表をどう見たらよいか。ドイツだけ取り上げても、○×と現政策が一致しない。どういう視点でまとめたのか、どういうメッセージがあるのか、もう少し整理して欲しい。
2013-09-20 14:29:27伴:『現世代』は、どういう区分になっているのか?/ガラス固化体の保管期間。諸外国がどの程度、中間貯蔵期間を考えているのか?例えば、フランスは、プルサーマル燃料(使用済み?)を100年貯蔵して、その後またどうするか決めるように言っている。ここではどう考えたらよいのか?
2013-09-20 14:32:51事務局:どういう表なのか?は、各国語とのネガポジを選ぶというのと、~後者を選んだ場合、混在することがある。どちらの面もあるということで。/~低レベルでも実施困難なものは、高レベルでもだめだろうということで、高レベル以外も表に入れてある。
2013-09-20 14:35:37『現世代』とは?年数で区切ったりしているわけではなく、原子力から恩恵をうけている、いわゆる「受益者」を指す。廃棄物を生み出し、貯蔵・管理している間は、ずっと『現世代』ということになる。(では、原子力を続けていく限り、『将来世代』は生まれない=責任も生まれない…ということになる?)
2013-09-21 22:18:16小林:地層処分の大義名分がどうなっているのか。将来世代の責任~今の説明だとずっと現役世代が続く。“使用済み燃料を放置してはいけない。だから責任を取ります。”ということになるが、責任をとるとは「ごめんなさい」ということになる。それを走ったまま処分地を決めるというのは…
2013-09-20 14:39:47小林:現役世代の間は、廃棄物が出続け、常に地上にあり続ける。最後で地層処分にもっていくことになるので、パッシブな道を作ったとしても、アクティブな管理は、ずっと引き受け続ける。それを社会に対して、ちゃんと説明できていたか?
2013-09-21 22:28:49小林:“回収可能性を担保した~”という記事が載っていた。資料を見るとそうではないことが分かるが、そうと取れるようなことも書いてる。供給面のほうが強くなっているのでは?
2013-09-20 14:41:26小林:(東京で決めてみたところで)受け入れる地域に大義名分を持って受け入れてもらわなくてはいけないのに、その部分の議論が弱い。3.11後、社会全体から見て、原子力関連の科学集団への信頼が落ちている。まず、そこから出発しなくてはいけない。とても厄介。『回収可能性』は技術的観点。
2013-09-21 22:39:12小林:R&Rプロジェクトの報告が、あまり取り上げられてない。リバーセビリティーの認識が変わってきている、というのがR&Rプロジェクトには書いてある。
2013-09-20 14:43:11小林:『将来世代』への責任というのは、防護のことだけ考えるのではなく、意思決定プロセスに参加できるように…(R&R)『可逆性』とは、意思決定そのものを元に戻すことではなく、むしろ処分プログラムのすべての断簡を通じて意思決定への継続した参加を確保することである。(2000年代思考)
2013-09-21 22:46:25【再】高レベル放射性廃棄物および使用済燃料の深地層処分のための可逆性と回収可能性(R&R):NEA R&R プロジェクト (2007年~2011年) 最終報告書 http://t.co/miw70mUWNl
2013-09-20 13:56:05小林:委員会がうまくいかなかったことに国が前に出なかったから、といなっているが、どこがどう悪かった、という反省がない。回収可能性だけではなく、可逆性も議論しなくてはいけない。ここが肝である。
2013-09-20 14:46:31