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PKA @PKAnzug
被曝による発癌のモデルがどうこうって話が飛んできてますけど、モデルは所詮モデル。仮に作ったもの。影響が小さすぎて見えない部分は念のため少し被害大きめに見積もったりするのに、それを人口分掛け算して「○人の被害が!」みたいな芸風を一体何年続けるつもりなんだか。
Masato Ida & リケニャ @miakiza20100906
https://t.co/nDvm9NY6C8 ← PKA 氏もやはり、論文レベルの話はご存じないのかな。論文では、標準的な自然放射線による健康被害予測もされているし、それを疫学調査で確認する試みも行われている。 英国(+仏)の例 https://t.co/OlKpyIMXAn
Masato Ida & リケニャ @miakiza20100906
自然放射線の小児白血病リスクの予測 英国 http://t.co/b7GRP7m7zQ http://t.co/Al5FTFgjHQ ,仏国 http://t.co/uozunvTWij ,その疫学調査 http://t.co/W7JPwc3fL5  こちらが「研究レベル」の話。
Masato Ida & リケニャ @miakiza20100906
こういった予測や調査によって小児白血病などの原因の一端が突き止められるようになれば、それをもとに将来、小児白血病などの病気を減らす手段が発明されてゆくかもしれない。 しかし、予測や調査を禁じてしまえば、そういった可能性は絶たれることになる。
Hironobu SUZUKI @HironobuSUZUKI
米国環境保護庁のラドン(http://t.co/Gk8FJd9paV)による肺がん発生数2万という推定の数字を眺めながら、このツイートを読むと感慨深いものがあるよな。 https://t.co/7I5Y9mz9p6
Masato Ida & リケニャ @miakiza20100906
既により具体的な成果が挙げられているものには、ラドンの肺がんリスクがある。疫学調査によってかなりの精度でリスクが突き止められ、米国などでは既に対策が講じられるようになっている。 https://t.co/tMIkkiJ5pK
Masato Ida & リケニャ @miakiza20100906
代表的な調査は、2000年代中盤に欧州 http://t.co/prvZk5Mfim 、北米 http://t.co/2K77KSfvYk 、中国 http://t.co/KiZtWt2ijV で行われた大きな統合解析。 @miakiza20100906
Masato Ida & リケニャ @miakiza20100906
それぞれの統合解析から得られた相対リスクは、ラドンの大気中濃度 100 Bq/m3 当たり 1.08(欧州),1.10(北米),1.13(中国)。 これらをさらに統合すると 1.09(ICRP Pub 115 より)。 @miakiza20100906
Masato Ida & リケニャ @miakiza20100906
ちなみに、原子力災害後の健康被害予測例: https://t.co/72ylCqrY4K https://t.co/S1XuMk5jjR https://t.co/g1gJP1whHn https://t.co/99naelB4da いずれも疫学のプロによるもの。
Masato Ida & リケニャ @miakiza20100906
論文(有料): チェルノブイリ原発事故の健康被害予測 http://t.co/6RgbQa3k  1990年、Ilyinら。甲状腺癌の増加が伝えられ始める直前のソ連からの報告。甲状腺癌については、ウクライナ、ベラルーシ、ロシアで事故後30年間に333の過剰発症が起こり得ると予測。
Masato Ida & リケニャ @miakiza20100906
論文(有料): チェルノブイリ事故で甲状腺被ばくを受けたベラルーシの子供のがんリスク推定 http://t.co/GNENMepp  1996年、Buglova。ラフな推定被ばく量と NCRP Pub 80(1985年)のリスク係数から甲状腺癌の発症数を予測。 #hibaku
Masato Ida & リケニャ @miakiza20100906
論文(無料): チェルノブイリ事故による欧州での癌増加推定 http://t.co/ptiTmY55 2006年、Cardis。2065年までに16000(95%UI 3400-72000)の甲状腺癌と25000(95%UI 11000-59000)の他の癌が過剰発症すると予測。
Masato Ida & リケニャ @miakiza20100906
論文要旨: 福島原発事故による致死的がんリスクの推定 http://t.co/gE9ptXFX  2012年、ピッツバーグ大の Evelyn O Talbott ら。モニタリングデータや BEIR VII モデルなどから生涯の致死的がんリスクを推計。 #hibaku
Masato Ida & リケニャ @miakiza20100906
しかし、発がん数などを予測されるのは不気味だ、という気持ちも分かるんだけどね。しかし、そこはちょっと非情にならないと。。
Masato Ida & リケニャ @miakiza20100906
そういえば、「日本人の 30% くらいは癌で死ぬ、死ぬ」というのも一種の予測だよね…。観察結果から得られた過去の事実でもあり、将来の予測でもある。しかし、これをあまり不気味と感じないのは、おそらく慣れてしまっているからだろう。たぶん。
千葉どんぐり@休眠中 @chiba_donguri
「予測や調査を禁じ」る動きがあるんですか?具体的にどこの国での話ですか?ちょっとびっくりしたので、素朴な質問。 RT @miakiza20100906: しかし、予測や調査を禁じてしまえば、そういった可能性は絶たれることになる。
Masato Ida & リケニャ @miakiza20100906
ICRPやUNSCEARの出すこの手の文章 http://t.co/FjQwJpkHgs を「予測を禁じている」と誤解する個人は結構いるね。国レベルでは無いはず。RT @chiba_donguri 「予測や調査を禁じ」る動きがあるんですか?具体的にどこの国での話ですか?
千葉どんぐり@休眠中 @chiba_donguri
@miakiza20100906 ありがとでーす^^「現在『研究や調査を禁じられるような力を持つ国家および団体によって、自然放射線による健康影響の予測や調査を禁じる動きがある』という事実はない」、ということでおk?そんなふうに読めたんで、そんなんあったら大事件じゃんと思ったの。

 

Masato Ida & リケニャ @miakiza20100906
明らかに、UNSCEAR や ICRP がこんな意図不明確な文章を出すこと自体が混乱の元になっている →『低線量被ばくのリスクからがん死の増加人数を計算することについて』 http://t.co/yRNOrw5hmX (PDF) 今中さんのように分かりやすく言った方が良いだろう。
Masato Ida & リケニャ @miakiza20100906
“…ICRP は最新の勧告で、『低レベル被ばくの影響ははっきりせず、こんな計算は 人心を惑わす のでしてはいけない』 と述べている” http://t.co/dbK5TTbCiE  今中哲二氏の資料より。 ぶっちゃけて言ってしまえば、多分この解釈が一番正しいのだろう。
Masato Ida & リケニャ @miakiza20100906
ちなみに、極低線量域での最新の疫学調査結果は、こう http://t.co/MUKnT7rvhK  自然γ線の累積 4.1 mSv 以上(赤色骨髄の等価線量)で統計的に有意な小児白血病リスク。
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Masato Ida & リケニャ @miakiza20100906
同調査結果と既存モデル(UNSCEAR,BEIR)による『予測』の一致具合は、こう http://t.co/BGlOmiVrK6  十分に良く一致、と言ってよいだろう。
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コメント

PKA @PKAnzug 2013年9月22日
一応書いておきますが、私が常々嫌っているのは、誤差や意図的に含めた安全マージンが大きくなって精度の低い推定になっているという事実を伏せたままに、誤差などを念頭に置くことに慣れてない人たちに向けて喧伝されることですんで、「研究もすんな」なんて話では当然ないですよ。ただ、研究するならちゃんとした研究を行った上で、研究者としての自分の発言を予備知識のない一般人はどう捉えるかくらいは推定して、無用な恐怖心を煽らないように情報を出すくらいのデリカシーは持て、とも思っています。
PKA @PKAnzug 2013年9月22日
まぁ、研究者は基本的に学術雑誌に論文を発表するところまでで、扇情的に情報拡散をするのは大抵別の人なんで、研究した人を責められない場合が多いんですけどね。バズビーみたいのは特殊例(そもそもあれが研究者かはさておき)。
Masato Ida & リケニャ @miakiza20100906 2013年9月22日
煽りのネタに使うなという点については特に強く同意します。ありがとうございます。
Masato Ida & リケニャ @miakiza20100906 2013年9月22日
ちなみに、PKA さんの言う「安全マージンが大きく~」というのは、必ずしも正しくありません。過去に健康被害を著しく過小評価した例があります。ソ連の研究者らによるチェルノブイリ甲状腺がんの予測です: 1990年時点での甲状腺がん発生予測がすごい http://togetter.com/li/452452
未知神明(みちがみ・あきら) @ontheroadx 2013年9月22日
別に普通にありますよね 「標準的な自然放射線による健康被害予測もされているし、それを疫学調査で確認する試みも行われている」
Masato Ida & リケニャ @miakiza20100906 2013年9月22日
トップでお断りしたように、このマトメは叩きを目的としたものではありません。したがって、叩き・煽りを目的としたコメントは削除します。  ということで、早速 @kazooooya さんのコメントを削除しました。
minkannnj1nno @minkannnj1nno 2013年9月22日
予測っていうか、算数遊びならよく見かけますよね「低線量被ばくによる健康被害」
温風式チェロ弾き @tonkyo_Vc 2013年9月22日
「善か悪か」という問題設定ではなく、「見積もりをするのがどのようなシチュエーションにおいては妥当であるのか」ということなのでは?例えば、事故に際してAという方針を行政が出すべきか、それともBという方針を打ち出すか、その様な状況においては絶対値に信頼性がなくても、相対的な被害規模の大小で判断できるので、その意味では妥当であるかも知れません。
温風式チェロ弾き @tonkyo_Vc 2013年9月22日
逆に、すでに選択を完了してしまった時点でその絶対値を議論をしても不要な不安を煽るか、逆に過度の安心による2次被害を誘発することになりかねないので慎重にすべき、ということなのでは。いずれにしても感情に訴える要素を極小化して、純粋に大小関係を判断するための材料としてというならば、私はそれなりの妥当性(善でも悪でもない)はあると思います。
道草クー太郎 @KutaroMichikusa 2013年9月22日
安全マージンというのは無駄に付けるものではなく、線引き位置を確定できない場合にリスク管理上の必要があって意図的に付加するものです。
道草クー太郎 @KutaroMichikusa 2013年9月22日
安全マージンはリスク管理には必要なものである一方、科学研究の場合はこれを取り除いて精度を優先するということだと思います。その区別は必要かと。
道草クー太郎 @KutaroMichikusa 2013年9月22日
ある被曝線量でどの程度の健康被害が出るかは、(1)放射線防護というリスク管理の領域で論じるのか、(2)科学や医学の領域で論じるのかで異なって当然だと思います。
Tsuyoshi CHO @tsuyoshi_cho 2013年9月22日
どっちかというと予測の方向性(最悪の場合はー、とか)やそこでのマージンのとり方(日々口に入れるから大きくとっているや逆に大きくすると生命に影響がでるのでそこまでじゃない)や量(医療はこれだけ、法的にはこれだけ)を歪めて伝えることが問題ということですよねぇ...
shun @shun148 2013年9月23日
予測することは悪ではなくても、精度の低い予測を拡散することは、それが過小評価でも過大評価でも悪になり得ることの自覚は必要だと思います。
PlatoonLeader @442ndCombatTeam 2013年9月23日
予測するのは結構だけど目的がよくわからん。 その数字がどういう意味を持つものか併せて説明しないとリスクマネジメントできないのでは? まして、リスクマネジメントと言う概念すら持たない人たちにとって「小児白血病や甲状腺癌」と言う言葉だけが深刻に受け止められかねないのでは。
Joss Fat @jossfat 2013年9月23日
線量率効果を仮定せず(DDREF=1)、計画的避難区域の住人が事故後4か月間避難しなかったと仮定し、県内のモニタリング食品を市場に出回らない物も含め食べたと仮定し、成人を全て20歳と仮定し、10歳以下は全て1歳であると仮定するという保守的な見積もりをWHOが出す事は悪ではない。そして、その結果にひとまず胸を撫で下ろす。
rozeree🌹in 0.08 @reemayufu 2013年9月23日
リスクを知ることは残念な悔しい思いはありますが、過少に見積もるよりは(正しく見積もられるのが妥当なのは言うまでまもありませんが)多めに見積もる位にして、それに基づいて防護や保養も進められれば、そのリスクに対して前向きに過ごすことになると思いますので。(今は何の措置も無いですし)
ひろ@猫もふ欠乏症 @hiro_h 2013年9月23日
いや、煽り立てるな、は理解できるけど、精度が低くてもソレが我々人類の現時点の限界なら、知っておいてもおかしくない。そこまでして始めて「正確な理解」。
温風式チェロ弾き @tonkyo_Vc 2013年9月23日
reemayufu 現状ではリスクの大きさを幅をもって伝える、というところが手薄であることは確かですね。ただ、今のリスクの予想される大きさ(の幅)は、それを回避することによって起きる別のリスクの大きさも無視できるものではない、という部分もあること、それは個人の状況によっても大きさは異なるので一般論として「こうだ」と決めるのは難しいと思います。本当はそういった個別の状況に対して中立的にカウンセリングしてくれるような組織があればよいのですが。
rozeree🌹in 0.08 @reemayufu 2013年9月24日
何のためのリスク評価なのか、誰のためのリスク評価なのか、ということだと思います。被曝を強いられた住民の現在の社会的リスクを加味しすぎるべきではないと思います。将来も考えて。tonkoyさんのおっしゃる様にするなら個別の評価になりますね。
Masato Ida & リケニャ @miakiza20100906 2013年9月25日
活発なご討論、ありがとうございます。  便利のため、まとめの末尾に関連するマトメへのリンクを追加しました。
Masato Ida & リケニャ @miakiza20100906 2013年10月11日
思いたって、5つほどツイートを追加しました。
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