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ラスキンの犬 @DogRuskin
なら、その三位一体に対する「有力な反対意見」をきちんと学んでいるか、というとまったくそうじゃない。前にもツイートしたけど、宗教社会学の授業のパワポでの説明が 「アリウス派 イエス・キリストは神でない  アタナシウス派 イエス・キリストは神である」 はい、違います
服部弘一郎(聖書&キリスト教ナビ) @bible_go
@DogRuskin アリウス派がキリスト人間説だというのは、「ダ・ヴィンチ・コード」にも出てくる定番の誤解ですけどね。三位一体の異端と呼ばれるグループの多くは、イエスの神性を否定しない。父なる神と子なる神の関係性をどう解釈するかの問題でしょう。
世界史ネタ @sekaishi_neta
アリウス派「ヤバイ。アタナシウス派ヤバイ。マジでヤバイよ、マジヤバイ。アタナシウス派ヤバイ。正統。的を射てるなんてもんじゃない。超正統。常識的にイエスは神とは別じゃん。けどアタナシウス派はヤバイ。イエス=神+人+聖霊とかトンデモ理論主張し始めた。俺らキャパ超え。凄い。ヤバイ」
キリスト神話説を追う男 @MontyGlycon
@sekaishi_neta 三位一体説においてイエスは聖霊とはされていません。「神+人+聖霊」の「神」が父なる神だとして、=イエス(子なる神)ではありません。それぞれの位格は区別されてます。それをよく表した図があるのでご覧ください。http://t.co/uYQDqLiuP2

図(「三位一体の盾」Shield of the Trinity)の意味
神(GOD)は一つ。
父なる神(THE FATHER)は一つ。
子なる神(THE SON)は一つ。
聖霊(THE HOLY SPIRIT)は一つ。
父なる神は神である(IS)。子なる神は神である。聖霊は神である。
父なる神は子なる神ではない(IS NOT)。父なる神は聖霊ではない。
子なる神は父なる神ではない。子なる神は聖霊ではない。
聖霊は父なる神ではない。聖霊は子なる神ではない。

金田一輝(俳人) @kanedaitsuki
アリウス論争はイエスが神が人かという問題じゃなくて、イエスの「神性」が父と同等かどうかの問題なのですよ。
金田一輝(俳人) @kanedaitsuki
アリウス派はイエス・キリストが「神」であることは否定していない。なぜなら、礼拝において、正統派と同様に「父、子、聖霊」を「神」として奉じていたのだから。
あしじ @adoramus_te
@kanedaitsuki @SagamiNoriaki こういう間違いの根本が、高校の教科書からきているということに落胆します。教員免許取って何を学んできたんだよ!知識を与える職業人は、少なくとも知識に忠実な番犬であるべきだと、思うのですが
金田一輝(俳人) @kanedaitsuki
外部の人間から見て、アリウス派とアタナシウス派の違いはほとんどわからなかったであろう。第一公会議(第一ニケア公会議)でアリウス派が排斥されても、アリウス支持者は減らず、むしろ拡大しているのだ。この公会議のMCだったコンスタンティヌス大帝が洗礼を受けたのはアリウス派であった。
金田一輝(俳人) @kanedaitsuki
アリウス派はキリストが「神と人の唯一の仲保者」であることを認めており、「唯一の救済者」であることを認めており、キリストが「全被造物がそれによって造られたロゴス」であることを認めている。しかし、全被造物の「創造者」であることを父性のみの属性としたため、子のそれを否定した。
金田一輝(俳人) @kanedaitsuki
「神と人との仲保者」というのは、普通に考えれば神と人との中間物となってしまうのであって、のちに異端として退けられる子の「従属主義」(さらにのちにフィリオクェ論争において聖霊に適用される)はある意味自然な神学的思考であった。
金田一輝(俳人) @kanedaitsuki
当然、研究者の間では、この「従属主義」に、ネオプラトニズムの流出論的なヒエラルキーが影響しているのではないかと議論している。が、断定するのはためらう。
金田一輝(俳人) @kanedaitsuki
【再送】アリウス派が「イエスの神性を否定した」というのはかなりはしょった言い方で、これしか知らない人はたぶんアリウス派を誤解している。誤解したままアリウス派の方が正しいと思うなどと言う。posted at 12:14:48
金田一輝(俳人) @kanedaitsuki
【再送】コンスタンティヌス「ニケアは空気もきれいだし食べ物もおいしいし、旅費は全部もつからみんな来なよ」西方の司教たち「超だりぃ、アリウス論争とかイミフだし~」  結局西方からはほとんど集まりせんでした!
金田一輝(俳人) @kanedaitsuki
【再送】コンスタンティヌス「あのさあ、もうこの際ホモウーシオスでいいんじゃね?」「!」「!」「!」「(…え、それだけは)」「(…アリウス派さえ叩ければ)」一同「オッケーで~す」
金田一輝(俳人) @kanedaitsuki
【再送】山川出版社『詳説 世界史研究』には「キリストの神性を否定し、キリストは神によって創造された人間であるとするアリウス派」とあるな。一体何ソースにしてんだよ。
金田一輝(俳人) @kanedaitsuki
【再送】ニケア当時もホモウーシオスは聖書に載ってないという理由では批判していた人がいるんだよなw アリウス派の見解は長らくキリスト教とギリシア思想のアマルガムと思われていたが、実際には「聖書に忠実な」解釈の結果だという説が現在は有力。父と子の一致よりも差異を強調しようとした。
金田一輝(俳人) @kanedaitsuki
【再送】「アリウス論争はキリストが神か否かに焦点を当てたものと考えるべきではない。彼らが論議したのは、第一に父からのロゴスもしくは子の出生についてであり、第二に神に関する人間の語り方についてである」(Lewis Ayers "Nicaea and its Legacy" p. 3
金田一輝(俳人) @kanedaitsuki
【再送】アリウスは「父より生まれ」と「創造」との区別をしなかった(当時の神学的布置において「創造者」と「被造物」の区別は明瞭ではなかった)。しかし、ロゴス(キリスト)が「すべての被造物に先立って作られた」こと、「他の被造物はロゴスによって成った」ことは認めていた。
金田一輝(俳人) @kanedaitsuki
【再送】アリウス論争を読み解く鍵は、アリウスもその反対者も「救済論」的枠組の中で思考しているということ。アリウスは、すべての被造物に先立つロゴスが理性の代わりに人に宿ったものがイエス・キリストだと把握した。そのことによって「神と人との唯一の仲介者」としてのキリストの地位が確立する
金田一輝(俳人) @kanedaitsuki
【再送】アリウス論争を「イエスは神か人か」論争だととる通俗的解釈はかなり的をはずしている。アリウスが正統派に比べてギリシア的「合理主義」に傾いていると見るのも浅薄。アリウスはそれまでの「伝統的」聖書解釈に拠っているからだ。だいいち、そうでなければあれほどアリウス支持者は現れまい。
金田一輝(俳人) @kanedaitsuki
【再送】アリウス論争とは何か? それは「キリストは神なのか人なのか」をめぐる論争ではまったくない。問題となったのはいわば「ロゴスの神性の程度」であり、父からの「generation」の解釈をめぐる争いである。
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コメント

キリスト神話説を追う男 @MontyGlycon 2013年9月25日
twitter上で画像表示されるのでそのまままとめに入れたところ、図がtogetter上で表示されなかったので、別の画像(ウィキメディアコモンズ)からの画像を貼り直しました。
涼月(Κλήμης) @suzutuki1980 2013年9月30日
だいたいからして、アリウス本人は兎も角、アリウス派の主張内容は様々なものがありました。半アリウス派まで含めたらその多様さは尚更…です。
涼月(Κλήμης) @suzutuki1980 2013年9月30日
承前)そもそも大アファナシイ(大アタナシオス)は、半アリウス派と呼ばれた人達との間には和解に努力し、幾分かは成功していたことなどもあまり知られてませんね…
涼月(Κλήμης) @suzutuki1980 2013年9月30日
しかしまず、kanedaitsuki さんもチラと御指摘ですが、「世界史ネタ」さんには、まず山川の世界史小辞典を確認頂きたいですね。「イエス=神+人+聖霊」なんて書いてませんし(ただ同辞典はアリウス派の説明に「?」が付きますが)。
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