【南三陸ボーズ21st体験記】自分メモとして

2011年3月11日から2年半も経って、ようやく現地を訪れて体を動かすボランティアに関わることができた。2年半経って初めて訪れた南三陸はどんな風に見えたか、直接津波被害を受けたわけではない場所での作業はどんな風だったか、生まれて初めてのボランティア作業、生まれて初めての東北でどう過ごしたか、印象の新鮮なうちにランダムに書きなぐった。いずれもう少し整理することになるかもしれない。 ボーズのTwitterアカウントはこちら→https://twitter.com/vos_society
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TAKASHINA,Tsunehiro @J_for_Joker

初めての駅で降りる。この近くから東北自動車道に乗るそうだ。早過ぎてまだ誰もいない。 http://t.co/NiJxSpvzoH

2013-09-13 21:45:25
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もしゆれで地震判定0%初めて見た!上河内SAにて。 http://t.co/YR1o8YBkU2

2013-09-14 00:05:04
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いま南三陸に着いて仮眠タイムです。 @tokunaga1

2013-09-14 05:31:32
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リーダーの書き込みをシェア。初めての東北、爽やかな朝。ドライバーズのみなさん、一晩中ありがとうございました!しばしの仮眠。 http://t.co/kFA1obZygK

2013-09-14 05:54:31
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午前いっぱい作業して仮設住宅近くの畑を整備。ビフォーを撮るんだった! http://t.co/clStUFTc1w

2013-09-14 12:58:02
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【南三陸ボーズ21st体験記】 人生初体験尽くしの2.5日間を終えてあまりにも書くべきことが多すぎでうまく整理できないのでTwitterの140字制限のもと断片的に書くことにする。一通りまとめたらトゥギャる予定。こういうのはリアルタイムでやれば良かったなあと思いつつ。

2013-09-16 10:13:56
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【南三陸ボーズ21st体験記】 まず現況。昨日の昼ごろの南三陸町は「非常に激しい大雨」に見舞われ、無事に東京に帰って来られるのか危ぶまれたが、あにはからんや東北道に乗ってからは一滴の雨にも遭わず(たぶん)、解散後、帰宅するまでも雨も風もない穏やかな夜だった。

2013-09-16 10:17:14
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【南三陸ボーズ21st体験記】 今朝めざめると状況は一変。早朝に目が覚める爺体質のぼくとしては考えられないことに『あまちゃん』を8分も寝過ごすという大失態のもと、開けっ放しの窓から吹き込んだ雨水を拭い(『あまちゃん』を見終え)、ベランダを見るとゴーヤのネットは落ち植木鉢は転倒。

2013-09-16 10:21:16
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【南三陸ボーズ21st体験記】 雨風の弱まる頃合いを見てベランダに出て吹き飛ばされそうなものをできるだけ端に寄せ、鉢を持つ前腕の筋肉痛にボーズ体験を思い出し、南三陸町での心穏やかな畑作業を終えて帰った自宅で防災の緊迫感を味わうことに苦笑いをする。そう。心穏やかだったんですよ。

2013-09-16 10:27:47
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【南三陸ボーズ21st体験記】 ボランティアとしては南三陸町役場の篠原さん、生涯学習課の及川課長さんらが紹介してくださった畑作業が主なもの。9/14は町内最大の「平成の森仮設住宅」に併設された畑の整備。午後には仮設住宅にお邪魔して自治会長さんにじっくりお話を伺う時間も。

2013-09-16 10:38:43
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【南三陸ボーズ21st体験記】 翌9/15は台風の動向を気にしながら咲き終わったヒマワリ畑のお片づけ。町役場でこの夏、景観を明るくしようと用意したヒマワリ畑も、いまや黒ずんだヒマワリが頭をたれて淋しい状況。一面のヒマワリと雑草を刈り、引っこ抜き、積み上げた。

2013-09-16 10:42:55
TAKASHINA,Tsunehiro @J_for_Joker

【南三陸ボーズ21st体験記】 ボーズは東日本大震災の直後に、東北に向かう人と物資を送り、東京に引き上げる人を連れ帰る運転ボランティアとして関わっていた佐々木さんと同僚の神夏磯(かみがそ)さんが立ち上げたグループ。南三陸は今回で21回目だけど、他の地域も訪れているそう。

2013-09-16 10:52:59
TAKASHINA,Tsunehiro @J_for_Joker

【南三陸ボーズ21st体験記】 佐々木さん神夏磯さんのおふたりとは、今年の3月末に行われた「ふんばろう東日本支援プロジェクト1.0 総交流会」で知り合った。5、6人ずつがおしゃべりをする時間に同じグループで話をした。会ったのはその一回きり。そのくらいで参加する人は多いらしい。

2013-09-16 10:58:33
TAKASHINA,Tsunehiro @J_for_Joker

【南三陸ボーズ21st体験記】 ぼくは東北に行きたいと言う気持はあるのに実現できずもどかしい思いをしていた。目の前には毎月のように訪れている人がいて驚嘆し、そのもどかしさを伝えると、「これからも行くので気軽に参加してください」と言われ、FBで誘ってもらいあっさり実現。

2013-09-16 11:02:21
TAKASHINA,Tsunehiro @J_for_Joker

【南三陸ボーズ21st体験記】 ちょっと話題はそれるけど、その日の「総交流会」で出会った人と『96歳の遺言』電子絵本化プロジェクトでご一緒していたり、腰の重いぼくが齢50にして遅まきながら動き出すようになっていて、どうもあの日あたりからぼくは少しずつ変化しているような気がする。

2013-09-16 11:08:30
TAKASHINA,Tsunehiro @J_for_Joker

【南三陸ボーズ21st体験記】 さてボーズの話を。これまではボランティアセンターから紹介を受けた作業をずっとやってきて、その中には当然のことながらがれきの処理や、側溝に詰まったヘドロの清掃、潮を被った農地の清掃などに従事し、今回はボーズにとっても初ケースだったらしい。

2013-09-16 11:13:51
TAKASHINA,Tsunehiro @J_for_Joker

【南三陸ボーズ21st体験記】 ボーズにとって初のケースの「被災地ではない場所での作業」というボランティアはある意味でこれからのボランティアを考えるヒントになるかもしれない。このことはまだ考えがまとまっていないので、そのうちにまた書こう。

2013-09-16 11:29:48
TAKASHINA,Tsunehiro @J_for_Joker

【南三陸ボーズ21st体験記】 最初に「人生初体験尽くし」と書いたが、ぼくは311後のボランティアも初めてなら、災害ボランティアも初めて、それより何より東北そのものが初体験だったのだ。初めて訪れた南三陸町は、何も知らなければ緑の草原が広がる眺めの良い海辺の町だ。

2013-09-16 11:37:59
TAKASHINA,Tsunehiro @J_for_Joker

【南三陸ボーズ21st体験記】 でも、もちろん海沿い、川沿いに広がる草原はかつて町のあった場所だ。今はもう土台もあらかた撤去されて、どこにどのように建物があったのかを知る術もない。でも過去の写真や映像で(そしてもちろんあの日の映像で)わかる通りここには町があった。

2013-09-16 11:40:11
TAKASHINA,Tsunehiro @J_for_Joker

【南三陸ボーズ21st体験記】 家があり、会社があり、学校があり、電信柱や電線があり、そこに暮らす町の人たちの生活があった。そのことを頭では知っているのだけれど、2年半を経た風景からはそういうことを読み取るのは難しい。入り組んだ岸壁や沖合の島影など湾の眺めはただ美しい。

2013-09-16 11:49:53
TAKASHINA,Tsunehiro @J_for_Joker

【南三陸ボーズ21st体験記】 うまく読み取れないのなら無理に読み取る必要はないのかもしれない。かつてどうだったかではなく、これからどうなるかが問われるフェーズに入っているのかもしれない。道の左右に広がる草原を眺めながらそんなことを考えた。そんな簡単な話じゃないだろうけれども。

2013-09-16 11:54:13
TAKASHINA,Tsunehiro @J_for_Joker

【南三陸ボーズ21st体験記】 大津波が猛威を振るった荒々しい爪痕の残る様も見ておくべきだった、とも思うけれど、逆に大きな被害を乗り越えて次に向かう時期に初めて見たということにもなにがしかの意味があるように思う。これはボーズというグループの特性にも関係する話だ。

2013-09-16 11:56:17
TAKASHINA,Tsunehiro @J_for_Joker

【南三陸ボーズ21st体験記】 災害ボランティアは、当然のことながら発災直後の数ヶ月に最も多くの人が訪れる。時間とともにその数は減る。ぼくのように「行きたいのに行きそびれた」と思っている人は他にもいるはずだが、「今さら行ってももう遅いだろう」と考えているだろう。でもそれは違う。

2013-09-16 12:01:03
TAKASHINA,Tsunehiro @J_for_Joker

【南三陸ボーズ21st体験記】 あれほどの災害があったのだ。そんなすぐに解決するわけがない。2年半なんて短すぎるくらいなのだ。仮設住宅の自治会長さんは「あと2、3年はここからは出られない」と状況を話してくださった。次の仕事や生活にうまく乗り出せない人も多いという。

2013-09-16 12:06:42