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「反転授業」を小学校で行うなど言語道断

子どもたちの基礎学力は向上しないどころか低下するだろう。しかし、職務放棄を正当化することに疑問を覚えない教師集団のもとでは、その失敗に気づくことすらできないだろう。
人文 武雄市 授業 朝日新聞 教育 アクティブ・ラーニング 反転授業 国語
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氏岡 真弓 @ujioka
授業をひっくり返せ!そんな取り組みを、佐賀県武雄市が子ども全員に配るタブレット端末を使って始めます。子どもは学校の授業での説明をタブレット端末に入れて持ち帰り、家で予習。実際の授業では、話し合いや教え合いをします。その記事を今朝の朝刊で書きました。
氏岡 真弓 @ujioka
反転授業のメリットは、子どもが自宅で端末を使い、好きなスピードで学べること。教室での授業の幅も広がります。ただ、課題も多い。果たして子どもが家でタブレットで予習をするのか。保護者の負担は。教師は説明する人から、子どもと考え、話し合う人へと変われるのか。
氏岡 真弓 @ujioka
反転授業をするには、子どもが1人1台の端末を持っている必要があります。財政負担が重く、どの自治体でも子どもに配れるわけではありません。現に佐賀県は来春の県立高校入学生に5万円でタブレットを買ってもらうのですが、負担が重すぎるという声が出ています。
福嶋隆史/著書60万部超/ふくしま国語塾 @FukushimaKokugo
昨日(9/24)の朝刊、朝日新聞、社会面。佐賀県武雄市では、いわゆる「反転授業」に取り組む方針を決めたらしい。間違いなく失敗すると思う。というより、失敗に気づかないという失敗に陥る可能性が高い。 @ujioka
福嶋隆史/著書60万部超/ふくしま国語塾 @FukushimaKokugo
ただでさえ宿題はデメリットが多い( http://t.co/xgd9yFON0B )。そんな宿題を授業の前提として全教科に仕込むとなれば、それはもう教師の職務放棄。家庭は家庭で重すぎる負担に苦しめられる。 @ujioka
福嶋隆史/著書60万部超/ふくしま国語塾 @FukushimaKokugo
授業というものは、45分間の中で、細密な確認と評価を繰り返しながら進んでいくもの。子どもが分かっていないようであれば類題を増やして習熟させ、分かっているようであれば説明を飛ばして先へ進む……そういったリアルタイムのやりとりがなければ、授業は成り立たない。 @ujioka
福嶋隆史/著書60万部超/ふくしま国語塾 @FukushimaKokugo
タブレット端末による教師不在の「指導」は、画一的な一斉指導の回避どころか、映像による「より画一的な一斉指導」を与えることにしかならない。教師がいる教室でタブレットを活用するデジタル教材活用授業などとは、似て非なる存在である。 @ujioka
福嶋隆史/著書60万部超/ふくしま国語塾 @FukushimaKokugo
もっとも肝心な基礎の部分、算数で言えば例題で原理を学び類題で練習を積むその部分をタブレット映像+親の助言に任せるとなれば、もはや教師にできることなどないと言ってもよい。「個を重視した話し合い・教え合い」といった美名のもとで、教師の職務放棄を正当化してはならない。 @ujioka
福嶋隆史/著書60万部超/ふくしま国語塾 @FukushimaKokugo
最初は塾等が開発した教材を使うとのことだが(それも職務放棄だが)、たとえどんなに洗練された映像授業が与えられても、たとえば割り算の筆算で位取りを正確に書けない子のノートを映像の中の先生が「ほら、そこ位取りが違うよ」と教えてくれるわけではない以上、成果は上がらない。 @ujioka
福嶋隆史/著書60万部超/ふくしま国語塾 @FukushimaKokugo
できない子は何度も見られる、できる子は速度を上げて見られる、などといった「メリット」もあるようだが、そんなものはデメリットを軽く下回る。「つまずき」というのは、つまずいたその瞬間に指摘してあげなければ改善されない。このリアルタイム性を無視した「授業」は失敗する。 @ujioka
福嶋隆史/著書60万部超/ふくしま国語塾 @FukushimaKokugo
真夜中に(というより朝に)熱く語ってしまったよ。そろそろ寝よう。
福嶋隆史/著書60万部超/ふくしま国語塾 @FukushimaKokugo
武雄市の「反転授業」の本質は、『学び合い』の発想と同じ。危険極まりない。参照→ http://t.co/e6Yvoqu2hn (『スペシャリスト直伝!国語科授業成功の極意』の立ち読みページ:Q&A 「教え合う・学び合う」授業を勧められているのですが?)
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