- Miriel_Serinde
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西洋文学でしばしば重要な役割を果たす「oak」、実は樫の木ではない?
樫だけが樹ではない。バラだけが花ではない。 多くのつつましい冨が私たちのこの世を豊かにしているのだ。 (ジェイムズ・レイ・ハント)
2013-09-19 12:27:30oakとlive oak問題?を知ってからはこの「樫」は原語だとどちらを指しているのかな、というのが気になるようにはなりつつ・・・。樫ってあちらではやっぱり特別なのかなー。どうして特別になったのだろう。鷲同様疑問が増えていく・・・。
2013-09-19 13:36:14wikiの「カシ」から「オークとの比較」http://t.co/Ew9vs7927l >英語で常緑性のカシのみを指す場合はライヴオーク (live oak) と呼ぶ。
2013-09-19 13:38:12そうだとすると「カシ」を「森の王者」とするのはなぜなのかしらという疑問も出てくるのですが・・・かたいから?ヘラジカも森の王者でしたっけ・・・森の王者だらけだな。ある意味統一感あるのだろうか。森の王も出てくるわけですし。
2013-09-19 14:03:14>ヨーロッパにおける常緑性のカシ類の分布は南ヨーロッパに限られており、イギリスをはじめとする中欧・北欧に分布するoakは、日本語では植物学上ナラ(楢)と呼ばれているものばかりであるが、文学作品などではカシとして翻訳されている例が多く誤訳を元にした表記である。
2013-09-19 13:38:31同じくwikiの「カシ」から「用途」http://t.co/N6VIpq6hVc >漢字で木偏に堅と書くことからも判るように材質は非常に堅い。また粘りがあり強度も高く耐久性に優れている 。その特性から道具類、建築用材などに使われる。
2013-09-19 13:40:13>ただし、加工がしにくい、乾燥しにくいといった難点がある。 民家の垣根に植樹される主要な樹木の一つでもある。常緑樹であるために防風林としての機能も果たした。また樫の生葉・生木は他の樹木と比較した場合に燃え難いこともあり、隣家火災の際には延焼を防止する目的も持ち合わせていた。
2013-09-19 13:40:28この特性を読む限りだとすくなくてもトーリンの盾は「樫」が向いていそうかなとも思いますが・・・。詳しいことはわからないので何とも言えない・・・。
2013-09-19 13:41:27「oak」=ナラの木?
wikiの「ナラ」から「漢字」http://t.co/dxwCE69GWW >酋(おさ)の木と書き、これは壺から酒の香気がもれる様を表す象形文字である。酒づくりの長(おさ)や一族を束ねる長のこと。
2013-09-19 13:43:28wikiの「ナラ」から「オークとナラ」http://t.co/bNJoAGSNCo >英語のoak(オーク)という単語(他のヨーロッパ言語も同様)はナラ、常緑性のカシのみを指す言葉はライヴオーク (live oak) であり誤訳である。英国に分布する oak はナラに相当する。
2013-09-19 13:50:40英国ではナラのみ!と言われてしまうとやっぱりトールキン氏の想定されたものはナラなのかしらーとも思いつつ。植生とかまったくわかりませんが大事なところかなとも思うので気になるな。
2013-09-19 13:52:00こうなってくると「妖精の女王 1(エドマンド・スペンサー著、和田勇一/福田昇八訳、ちくま文庫)」の迷い(エラー)の森の場面で「森の王者で建築材になる樫」と出てくるのも「oakなのlive oakなの」「カシなのナラなの」と気になってくるのですが・・・。
2013-09-19 13:59:36ジェイムズ・レイ・ハントさん、私は存じ上げませんでしたがちらっと検索した結果だけ見て信じるならばイギリスの詩人さん、なのかな・・・?エドマンド・スペンサーも英国の詩人だったのだから、イギリスだからオークと言えばナラ!というわけでもないのかな~。難しい・・・。
2013-09-19 14:09:26でもそうやって考えて見ると「バラ」が「花の中の女王」とでもいう存在として扱われていることはあんまり疑問を持っていないんだな、私・・・すりこみ?があるせいだろうか。なぜ樫と鷲だけ気になるのか・・・。
2013-09-19 14:13:59「樫だけが樹ではない。バラだけが花ではない。 多くのつつましい冨が私たちのこの世を豊かにしているのだ。」という言い方の中で「樫」が語られているのを読む限りだと、これも「樫」を「樹の中の王者」的に扱っている雰囲気は感じられるような。
2013-09-19 14:12:43