
ちなみに、文化人類学的には茶の原初的な利用方法も、『噛む茶』から始まったとする学説があります。中国と東南アジアの間辺りの少数民族に、茶の成熟した硬い葉を発酵させてチューインガムのように噛んで嗜む民俗例があるそう @tweets10916 @mao3mao3 @solar1964
2010-10-04 16:22:16
RT @Clunio: ちなみに、文化人類学的には茶の原初的な利用方法も、『噛む茶』から始まったとする学説があります。中国と東南アジアの間辺りの少数民族に、茶の成熟した硬い葉を発酵させてチューインガムのように噛んで嗜む民俗例があるそう @tweets10916 @mao3mao3 @solar1964
2010-10-04 16:23:45
乗っかると、コーヒーの場合も、タンザニアの奥地(ブコバ地方)では「噛みコーヒー」の風習があります。実ごと茹でて、中の種子ごと噛む。あとは、イエメンのカート(Khat)も「噛む」嗜好品ですね。
2010-10-04 16:25:21
RT @y_tambe: 乗っかると、コーヒーの場合も、タンザニアの奥地(ブコバ地方)では「噛みコーヒー」の風習があります。実ごと茹でて、中の種子ごと噛む。あとは、イエメンのカート(Khat)も「噛む」嗜好品ですね。
2010-10-05 06:51:44
正確に言うとコーヒーの場合、「噛みコーヒーが最初の摂取形態か」と言われると疑問は残ります。文献上残ってるものでは、生豆の煮出し汁が最も古いので。QT @Clunio 茶やタバコ、コカと同じでしたか。『コーヒーよお前もか!』って感じ。
2010-10-05 11:53:06
なるほど。 RT @y_tambe: 正確に言うとコーヒーの場合、「噛みコーヒーが最初の摂取形態か」と言われると疑問は残ります。文献上残ってるものでは、生豆の煮出し汁が最も古いので。QT @Clunio 茶やタバコ、コカと同じでしたか。『コーヒーよお前もか!』って感じ。
2010-10-05 12:08:19
RT @Clunio: なるほど。 RT @y_tambe: 正確に言うとコーヒーの場合、「噛みコーヒーが最初の摂取形態か」と言われると疑問は残ります。文献上残ってるものでは、生豆の煮出し汁が最も古いので。QT @Clunio 茶やタバコ、コカと同じでしたか。『コーヒーよお前もか!』って感じ。
2010-10-05 12:09:50
ただ漿果としての利用が最初だったような感触はありますね。果肉のカフェイン含量はどうなのでしょう? RT @y_tambe: 正確に言うとコーヒーの場合、「噛みコーヒーが最初の摂取形態か」と言われると疑問は残ります。文献上残ってるものでは、生豆の煮出し汁が最も古いので。QT @Cl
2010-10-05 12:10:05
果肉はカフェイン含量がかなり低いです。多いのは、種子(胚乳部)と新芽。おそらく「食用」という形態での利用は果実が最初だろうと思いますが、可食部としては少ないので…@Clunio ただ漿果としての利用が最初だったような感触はありますね。果肉のカフェイン含量はどうなのでしょう?
2010-10-05 12:11:47
RT @y_tambe: 正確に言うとコーヒーの場合、「噛みコーヒーが最初の摂取形態か」と言われると疑問は残ります。文献上残ってるものでは、生豆の煮出し汁が最も古いので。QT @Clunio 茶やタバコ、コカと同じでしたか。『コーヒーよお前もか!』って感じ。
2010-10-05 12:13:27
最初期の文献は、10-11世紀のイスラム医学書、ラーゼス(アル・ラーズィー)やアビセンナ(イブン・シーナー)の医学集成や医学典範になります。ただし、当時の記載には「カフェインの作用」を思わせる部分はあまり見当たりません。
2010-10-05 12:15:15
アフリカでは例えばスイカを果肉を利用した後に種子をナッツとして利用するという文化があって、これが後にユーラシアに伝播。似た様な形で果肉利用の後、種子をナッツとして利用する中から『噛むコーヒー』が誕生というストーリーに惹かれるものがある RT @y_tambe: 果肉はカフェイン含
2010-10-05 12:16:02
如何なる薬効? RT @y_tambe: 最初期の文献は、10-11世紀のイスラム医学書、ラーゼス(アル・ラーズィー)やアビセンナ(イブン・シーナー)の医学集成や医学典範になります。ただし、当時の記載には「カフェインの作用」を思わせる部分はあまり見当たりません。
2010-10-05 12:17:09
多分、種子を「生のまま」噛み砕くには、かなりのあごの力が必要。@Clunio 種子をナッツとして利用する中から『噛むコーヒー』が誕生というストーリーに惹かれるものがある
2010-10-05 12:18:31
残念ながらアラビア語の原著は確認できませんが、「肌を清潔にし、湿気を払う」と書かれてあると、古い時代の研究者が書き残してます。@Clunio 如何なる薬効?
2010-10-05 12:21:25
スイカの場合、種子を石の衝き臼で砕いて殻ごとペースト状にして利用。これを何かの葉に包めば『噛むコーヒー』は可能 RT @y_tambe: 多分、種子を「生のまま」噛み砕くには、かなりのあごの力が必要。@Clunio 種子をナッツとして利用する中から『噛むコーヒー』が誕生というスト
2010-10-05 12:22:07
ただし現在のEthnomedical研究とは異なり、ラーゼスらの書物からは「現地でどう用いられていたか」を読み取るのは難しい部分がありますが。
2010-10-05 12:22:18
アリストテレスの四元素説に当てはめた薬効解析ですね RT @y_tambe: 残念ながらアラビア語の原著は確認できませんが、「肌を清潔にし、湿気を払う」と書かれてあると、古い時代の研究者が書き残してます。@Clunio 如何なる薬効?
2010-10-05 12:23:32
タンザニア奥地ブコバ地方のハヤ族は実ごと茹でて使ってます。それと、エチオピア南部のオロモ族は豆を潰して、獣脂に混ぜて携帯食として使っていた記録が残ってる。ただしどちらも割と後年に派生した利用法である可能性がありますが。
2010-10-05 12:25:10
ハヤ族のケースは煮汁を使うのですか?それとも茹でた果実も使うのですか?オモロ族の獣脂に混ぜる利用法は非常に興味深い。種子を潰し、餅状、或いは蕎麦掻き状にするのは、ブラックアフリカ農耕文化の基礎的な主食調理文化です。
2010-10-05 12:28:51
その当てはめによって、イブン・シーナー自身が気づいていたカフェインの作用がマスクされた可能性もある RT @y_tambe: その通りです。さすがに話が早い w @Clunio アリストテレスの四元素説に当てはめた薬効解析ですね
2010-10-05 12:29:49
生豆の煮汁とか、葉をお茶にしたり、葉をいぶしたりして薬用とする利用法は、現在もエチオピア南西部の少数民族に見られるそうです。Ethnomedicalな研究はまだ途上ですが、民族学的な観点から京大の福井勝義先生が記録されておられました。
2010-10-05 12:30:08