深夜のサードインパクト３

伊月遊 @ituki_yu

「碇！」 「碇（子）！」 「冬月の！」 「「「深夜のサードインパクトー！」」」（決めポーズ） 「ネタやりまーす」 「『病院』」 「碇さーん、どうぞー」 「（裏声）はーい、ほらシンちゃん」 「逃げちゃ駄目だ逃げちゃ駄目だ逃げちゃ駄目だ」 「ええー！なにこのすごい避けられっぷりー！」

伊月遊 @ituki_yu

「（裏声）ああごめんなさいね先生、うちの子ちょっとあのあれがアレでして、悪気は無いんですのよ」 「母さん、こいつ殴って良い？」 「（裏声）まだ我慢なさい」 「ええー！ちょっとすごい物騒な話してるー！まだって！まだって！筒抜けですよー！奥さん筒抜けー！」

伊月遊 @ituki_yu

「（裏声）あっとごめんなさい、ほらシンちゃんそこ座って」 「大丈夫かなこいつらと居て・・・。えーっと、それで今日はどうしたんですか？」 「（裏声）ええ、ちょっと宅のシンちゃんがお熱を出してしまって」 「なるほど、何度くらいですか？」 「３６．５度」 「わぁーすごい平熱ー！」

伊月遊 @ituki_yu

「（裏声）なんて事おっしゃいますの！宅のシンちゃんはそりゃあもう立てば芍薬座れば牡丹と近所で評判ですのよ！そんなシンちゃんに何かあったらどうするつもりですの！」 「母さん、まだ蹴っちゃだめ？人中」 「（裏声）我慢なさいって」 「お前ら芍薬と牡丹に謝れ！」

伊月遊 @ituki_yu

「（裏声）まあまあ、一応診察してもらえます？」 「一応って言っちゃったよこの人・・・。まあいいか、じゃあちょっと喉の調子観てみよう。あーんってしてー。・・・はい。うん、異常は無いね」 「膨張してしまった・・・恥ずかしい」 「今のやりとりで何がどうしてどうしたっていうんです！？」

伊月遊 @ituki_yu

「（裏声）あーごめんなさいねー。ちょっとうちの子あのあれがアレでそれでして」 「それは十分分かってます！」 「最低だ・・・俺」 「ほんとだよ！」

伊月遊 @ituki_yu

「（裏声）それで先生・・・シンちゃんは・・・助かるんですの・・・？（ゴクリ・・・）」 「いやそんな深刻な顔されても、ほんとなにも無いですってば」 「（裏声）うるさいわよこの和製ガーゴイルが偉そうに白髪なんて生やして！なんかちょっとくらい出しなさいよ！」 「ええー！超辛辣ー！」

伊月遊 @ituki_yu

「（裏声）さあ先生はやくこうもっと調べて！根元まで！ぐいっと！さあシンちゃんそこのベッドに乗って！早く！」 「ちょっと何勝手にやってるんですか！止めて下さい！ていうかもう帰って下さい！」 「乗るなら乗れ、でなければ帰れ」 「乗らなくて良い！」

伊月遊 @ituki_yu

「乗ります！乗らせてください！僕はエヴァンゲリオン初号機パイロット碇シンジです！」 「うるせえ！」 「僕はここに居ても良いんだ！」 「居るな！帰れ！」 「「「はいジャンガジャンガジャンガジャンガ」」」（決めポーズ）

伊月遊 @ituki_yu

（健闘を讃える冬月。微笑むゲンドウ。照れ臭そうにはにかむ碇（子）。アンコール連呼のケンスケとトウジ。既に潰れているミサト。段々このオチの無さに中毒になってきたリツコ。シンジ君も汚れたなあと満足げに頷く青葉。こいつら早く帰ってくんねえかなあと自室の隅で膝を抱えてうずくまるレイ）