【子供のため】 弱者淘汰を正当化するための呪文について 【大人のため】

【子供のため】 事故報道の遺体損壊説明が曖昧すぎる件 【大人のため】 http://togetter.com/li/571082 の、ちょっと続き。 「子供のことを考えるなら、具体的な説明など不要」という意見を持つ人は、なぜそれを「正しい選択肢」と考えるのか。 続きを読む
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加藤AZUKI @azukiglg

で、話は戻って「足切り合戦は不可避だが、後ろめたいからできるだけ自分の良心が責め苛まされないようなロジックが必要」という要求があって、それが様々な「正しい主張」や「道義的な意見」を構築しているのではないだろうか。

2013-10-02 02:29:48
加藤AZUKI @azukiglg

こんな話題、こんな意見、言わないのが一番賢いしリスクヘッジができてるに決まってるので、普通はおくびにも出さないし、自分がどちらの選択肢を選んでもいいように、事前に態度表明なんかしないでおくというのも、「社会秩序の中での生殺」を考えるなら、正しい方法なんだろなとも思う。

2013-10-02 02:30:51
加藤AZUKI @azukiglg

結局、我々にとっての共通の正しさというのは、「死なない」「明日も生きてる」「コミュニティ、社会、学校、職場などから放逐されない(社会的に淘汰されないことで、社会的に生存を維持する)」に収斂するのではなかろか。それを達成するあらゆる選択は正当化される。

2013-10-02 02:32:07
加藤AZUKI @azukiglg

だから「戦争はいけない」と言いながら「専守防衛は赦される」と言うし、「争いはいけない」と言いながら「やられたら倍返しだ」が痛快だと喝采される。相手を自分の下位に置くことは自分の生存性を上げることになるから、それらは須く肯定される(´Д`)

2013-10-02 02:33:09
加藤AZUKI @azukiglg

他人を殺す人や、殺してるわけじゃないのに他人よりもいい境遇、他人が持たない特権を持つ人が、批判されたり非難されたりというのも、恐らくは同じ論法で、「社会正義」とか「正義の怒り」とかは、ズルをした者や社会弱者に落ちた者を叩くために使うペルソナに過ぎない(・ω・)

2013-10-02 02:34:33
加藤AZUKI @azukiglg

生物の基本ルールからは、なかなか逃れられない(´Д`)

2013-10-02 02:35:08
またの名を田中@モデルナ×4完 @rafcooc

シャワって戻って来たら、加藤先生のゴゴゴが始まっていたときの絶望( ´△`)

2013-10-02 02:16:07
加藤AZUKI @azukiglg

すまんそん(^^;) QT @RafcoInc: シャワって戻って来たら、加藤先生のゴゴゴが始まっていたときの絶望( ´△`)

2013-10-02 02:45:01

昔話と教訓のこと(・ω・)

加藤AZUKI @azukiglg

子供のころに、生まれて初めて友だちと殴り合いの喧嘩をしたことがあったんだけど、殴り方とかわからないから、「頭を拳で殴る」とかしちゃって、結果的に自分が骨折したことがあった。手に武器を持って相手の頭を殴れば自分は怪我をしないだろうけど、相手は死ぬなあという思った。

2013-10-02 03:44:47
加藤AZUKI @azukiglg

学校が荒れてる時代(まあ、そんなのは世代世代で荒れ方が違うだけで、時代や地域に縛られる話じゃないんだろうけど)だったので、殴り合いの喧嘩から彫刻刀持って校内を追い回すとかそういうのに発展したのも見たことがあった。あれも、狙うとこが狙うとこだったら死んでただろなあ。

2013-10-02 03:46:06
加藤AZUKI @azukiglg

追われてた奴は既にどっかを切り付けられてたみたいで、結構な血まみれだったんだけど、教師は「おい、待ちなさい。やめなさい」って言いながら、10mくらい距離を取りながら後を付いていくだけで、決して飛びかかって止めたりとか、まして警察よんだりとかはしないの。

2013-10-02 03:47:14
加藤AZUKI @azukiglg

とりたてて新聞記事にもならなければ、全国区のニュースになったりもしてなかったなー、あれ。ということを思い出した。

2013-10-02 03:47:46
加藤AZUKI @azukiglg

要するに、大人は守ってくれない。助けてくれない。同級生は庇ってくれない。誰かを呼んできてくれたりもしない。怪我をしたくなかったら、死にたくなかったら、最良は「関わらない」で、次善は「逃げる」、下策は「立ち向かう」で最悪手は「首をつっこむ」だと体感したなー、とかなんとか。

2013-10-02 03:49:18
加藤AZUKI @azukiglg

ただこれは、「一定の年齢になれば、どの世代でもどの地域でも同じように体験する、予めプログラムとして用意された通過儀礼」の類ではなく、偶発的な個人体験に過ぎないので、これをして「昔は」とまとめて語るのは乱暴で、僕の個人的な体験とそれが自分のいた環境に及ぼした効果に留まる。

2013-10-02 03:50:38
加藤AZUKI @azukiglg

ただここには僕が得た教訓は確かにあった。ここで「他の奴らも彫刻刀片手に校内を追い回す奴と遭遇すれば同じ境地に至るよ。至らないのは自己責任」とかいうのも無理がある。合わないほうがいいに決まってるけど、事前にそういうケースがあったことを教訓として知っているかいないかで対応は変えられる

2013-10-02 03:52:09
加藤AZUKI @azukiglg

このとき、「関わらないのが一番よい選択」「関わってしまったら逃げるのがよい」というのが回答として分かっていても、「それをしなかったらどうなるのか?=彫刻刀突き立てられて血まみれで逃げ回るハメに」もセットで教えないと、なぜ「その選択肢を選ぶべきか?」が説得力を持たない。

2013-10-02 03:53:51
加藤AZUKI @azukiglg

「教訓――昔誰かが得た経験から導き出される、効率のよい最良の選択肢と、それを選ばなかった場合に起こり得る最悪」の共有って、難しい(´Д`)

2013-10-02 03:55:44

恐怖心の有り様は単一ではない話(・ω・)

加藤AZUKI @azukiglg

あと、「怖い人はちゃんと理解できている」は実はそうでもなくて、恐怖心から「ただひたすら関連情報を【忌避】してそれを直視しない(から、実際にどうなるかを理解しない)」という反応と、「実際に何が起こるか.. http://t.co/mPfDg4Lkhn

2013-10-02 04:05:35
加藤AZUKI @azukiglg

怪談に絡む話になるけど、女性または女性的恐怖反応は「対象物を拒否/忌避」することで事態を解決/理解せずに自分を安全圏に逃そうとする。これが悪い形で出たのが世に言う放射脳で、「よくわからないけど怖い」という反応に至った後、正しい理解を拒否した。理解して怖がってるわけではない例。

2013-10-02 04:07:15
加藤AZUKI @azukiglg

男性/男性的な恐怖心は、「対象物の何が恐ろしいのか」を理解しようとし、理解した結果として回避するかしないかの判断基準が「恐怖(とその原理)」になる。原理が理解できないウチはそれを恐れないので、うっかり死んでしまう(^^;)

2013-10-02 04:08:19
加藤AZUKI @azukiglg

ホラー映画の定番の反応としては、カップルの男のほうは「何にもないよ」と草むらを漁って、背中を向けたところでばっさりやられるし、女のほうは悲鳴を上げて思考停止しているうちにばっさりやられる。

2013-10-02 04:09:21
加藤AZUKI @azukiglg

一概に性差の問題に縮小して当てはめていい問題ではないのだろうけど、恐怖の有り様として、「理解を拒絶して忌避する」と「理解した結果として回避する」の少なくとも二種類はあるんじゃないかとは思う。前者は「情動的恐怖反応」で、後者は「論理的恐怖反応」といえんこともない。

2013-10-02 04:11:05