2013年10月3日

2013-10-02 第27回原子力発電所の新規制基準適合性に係る審査会合 ~ 大飯・高浜3連動地震ほか

2013年10月2日に原子力規制庁で行われた第27回の新規制基準審査会合です。四国電力・伊方原発の火山影響評価、北海道電力・泊原発の地下構造と地震動評価についてのコメント回答、および関西電力の大飯原発・高浜原発に関し、近隣のFo-A~Fo-B断層と熊川断層との連動性についての議論が行われました。 このうち、最後の大飯・高浜に関する3断層の連動性についての議論をまとめています。外部の専門家2人が参加して激論が交わされ、この部分だけで3時間になります。ふぅ。
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これまでの審査会合(地震・津波・火山に関するもの)

資料

この会合の配布資料(以下まとめ内でも適宜個別のPDFをリンクしています)

新規制基準の審査ガイド(案でないものがどっかにおいてあるのかも…)

映像

  • 規制庁による公式 YouTube 動画

伊方原発 火山影響評価

四国電力から説明
質疑

泊原発 地下構造・基準地震動 コメント回答

先行する会合(再掲)

これまでの新規制基準適合性審査において、泊原発の地下構造と基準地震動策定に関しては、それぞれ以下の会合で議論されています。今回は、そのときに出された質問の一部への回答となっています。

質疑

大飯・高浜原発 Fo-A~Fo-B断層と熊川断層の連動性に関して

これまでのあらすじ
むいむい @MuiMuiV

Fo-A、Fo-B、熊川断層周辺の位置関係 http://t.co/Nbcm2fEbYo

2013-10-10 01:37:13
拡大

大飯原発のすぐ東から北西向きに海底断層 Fo-A と Fo-B があり、左横ずれ卓越の活断層として評価されています。また、小浜湾をはさんで、小浜市の東側には、北川にそって熊川断層があり、やはり左横ずれの活断層です。

大飯や高浜の地震の基準を作るために、これら 3 断層、Fo-A、Fo-B と熊川断層とが連動して一緒に動くことを考慮すべきか否かという議論は、旧原子力安全・保安院の耐震バックチェックの会合の頃から議論されていたようです。関電側としては Fo-A と Fo-B は連動を評価しているものの 3 連動を想定に加えるのはとっても嫌な様子です。基準地震動を大きく見なおさざるを得なくなるからでしょう。そんなわけで、通常の会合の流れとはちょっと違って外部専門家も呼んでこれを主題とした議論が 4~5 年にわたって行われています。

過去に旧保安院が行った調査では Fo-A~Fo-B と熊川とを結ぶ小浜湾海底の表層に何やら変形らしきものが確認されており、関電がどうこの変形を否定してくるのか、専門家がそれにどう応酬するか、はたまた島崎委員や規制委員会はどうするかが焦点になっています。

先行する会合

耐震バックチェック

敷地内破砕帯調査有識者会合
大飯原発に関しては、2012年10月以降、原子力規制委員会で有識者による敷地内破砕帯調査が行われ、2013年9月2日の会合で、活断層でないという一定の評価が出たため、今回の新規制基準審査に入っています。

大飯現状評価会合
また、いわば政治的判断で2012年7月に大飯原発が再稼働されたのち、稼働された状態で新規制基準が定められたため、別途、新規制基準案に基づいて「現状評価」の会合が2013年4月から6月まで計14回、開かれています。

参加した専門家

会合のこの部分には規制庁・JNES以外に外部から次の専門家が参加しています。

  • 岡村行信 産業技術総合研究所 活断層・地震研究センター センター長
  • 岡村眞 高知大学 総合研究センター防災部門 特任教授
    うち、岡村行信氏は上述の保安院耐震バックチェックの「地質・地盤合同WG Cサブグループ」のメンバーでもあり、今回、議題となった小浜湾の海底構造についてこのときから議論をたたかわせています。また、岡村眞氏は、規制委員会の大飯現状評価会合第9回に「参考意見をいただく専門家」として出席しています。
むいむい @MuiMuiV

関電 大石・土木建築室長現状評価(会合)以降、音波探査・採泥調査を積み上げてきた。その分析と合わせ説明する。敷地外活断層においてこれが大飯・高浜の焦点。しっかりやってきた。科学的・技術的な議論を頂ければ。

2013-10-09 22:31:59
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