- mihatsuikutoshi
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今村創平著「現代都市理論講義」 http://t.co/PRgPmfVYMA 「1960‐70年代、それまでにはなかった都市に関する先鋭的な理論と表現が、この時期に集中して、爆発的に生み出された。(…)本書はそれらを検証する書である」 http://t.co/GtbREayBnr
2013-10-04 01:38:532013/9/26 (プロローグ)
都市と建築を都市的コンテクスト(文脈)で繋げる、ということは可能なのだろうか。ま、そもそも、コンテクスト(文脈)とは何か、という問題なのかも知れないが、価値観が多様化した現代で、どの程度、現実味があると言えるのだろうか。
2013-09-26 18:01:13小島寛之著「数学的推論が世界を変える―金融・ゲーム・コンピューター」 http://t.co/lZccjxLoNA にそれに関する話が書いてあったかも知れない。コンピューターの限界に関する章で。帰ったら確認してみよう。
2013-09-26 18:05:48逆を言えば、都市と建築をコンテクスト(文脈)以外で繋ぐ方法が思いつかないんだよな。あとは、ミケランジェロのように総合芸術的な美学をもって繋ぐとかかな。これは難問だ。
2013-09-26 18:11:22とりあえず、1960年代のシチュアシオニスト(状況主義者)らの議論を僕はちゃんと勉強したほうがいいのかも知れないな。
2013-09-26 19:01:03僕は図形的な都市論を好むんだと思う。ハワードの「田園都市」もル・コルビュジエの「輝く都市」も図形的だから好きなのかも知れない。でも、図形から意味や都市的コンテクスト(文脈)は出てこないんだ。僕に欠けているのはこれだろう。
2013-09-26 19:04:25コンテクストや都市のソフトの面や魅力といったものは、かたち(図形)で明確に表せられないから、扱いが難しいんですよね。結局、人口とか地価とか商店の売上げとかの経済的な指標(数字)によってそれを評価する、という奇妙な構図ができあがってしまう。もちろん、それは大切なことではあるけど。
2013-09-26 19:24:09ま、問題は僕が「越谷レイクタウン」 http://t.co/3sjS16fmsk のような街が嫌いではない(むしろ好きw)ということなんだろうな。これが結構、致命的なんだと思うw http://t.co/o1vnfVnAPM
2013-09-26 18:48:06「越谷レイクタウン論」は一度、書いてみたいですね^^。ここはコンテクストが限りなく零(ゼロ)に近い街。逆説的に、解放的なのかも知れない。いわゆる「ジェネリックシティ」ですね
2013-09-26 19:33:09ミケランジェロが設計した「カンピドリオ広場」の不思議 (位相最適化) http://t.co/hEDjMUbZGR で書いた「ヒマワリの花」型の都市を今、僕は考え中なのだけど、これも都市を図形から探求するというアプローチなんだよな。新しい図形によって新しい都市をつくるという発想。
2013-09-26 19:41:03ただ一方で、共同体や人間の頭の中は図形だけでできているわけはなく、もっと複雑な何かであるので、その意味で都市的コンテクスト(文脈)と呼ばれるものの認識のされ方というのは大変に興味深い。
2013-09-26 19:45:45この本、良さそうだな。メモ。/ 今村創平著「現代都市理論講義」 http://t.co/PRgPmfVYMA 「近代都市計画を乗り越えるために果敢に提唱した都市論から、現代都市を読み解くためのヒントを探る。メタボリズムやアーキグラム、シチュアシオニストからレム・コールハースまで」
2013-09-26 20:03:07ル・コルビュジエらが提唱したモダニズム都市(近代都市計画)とは、ま、一言で言えば、「ローコスト都市」なんだよな。都市交通の合理化と、建築の大量生産によるコストダウンによってつくられた「ローコスト都市」。そこからル・コルビュジエは都市と建築を繋ぐことに成功したわけだ。
2013-09-26 20:05:57続き)それに対して、ポストモダン都市とは「ハイコスト都市」。ポストモダン都市の肝は、あらゆるものの「過剰さ」にある。僕個人的にはこのポストモダン都市を擁護したいのだが、経済的合理性が求められる現代の人口減少社会の日本では「ハイコスト」は支持されないだろうな
2013-09-26 20:13:04ちなみに、昔ブログに書いたことがあるのだけど、ポストモダン都市は難しくない。ポストモダン都市は二重否定的にさくさくっと決まるので、ある意味、モダニズム都市より簡単であると言える。問題はコストにある。ポストモダン都市を描きつつコストを最小化する、というアプローチは可能である。
2013-09-26 20:20:35ま、モダニズム都市からポストモダン都市へ変わる中間の1960-70年代について少し調べてみようと思う。シチュアシオニストの活動やアルド・ロッシの「都市の建築」も確かその時代だったと思う。都市的コンテクスト(文脈)と呼ばれているものとは何かを少し調べてみます。(終わりw
2013-09-26 20:46:072013/9/27 (あとがき)
書店寄って「現代都市理論講義」 http://t.co/PRgPmfVYMA を買った。第5章がまるまるアルド・ロッシで第6章がまるまるシチュアシオニストについて書かれている。あとで読もう。
2013-09-27 13:51:32さっき買ってきた「現代都市理論講義」のあとがきを先に読んだ(おいっw)。とても素敵なことが書いてある。引用しよう。「(…)一方で、今日の状況として、ラディカリズムは流行っていない。(…)理論のラディカリズムは鳴りを潜めている。(続く
2013-09-27 17:07:58続き)(…)いまは、何事につけてもおとなしく、正しいことが求められ、テイストもシンプルなものが好まれる。」「だが、こうしたラディカリズムは、単に過去の出来事なのだろうか。(…)アーキグラムは、クレージーと呼ばれることを誇りにしていた連中だった。」(引用終わり
2013-09-27 17:11:06