朝日GLOBE「廃炉の時代」備忘録

sugi @sora9760

朝日GLOBE「いよいよ始まった大型原発の解体/日本」：「日本の主な原発のうち､これまで廃炉のため運転を止めた例は浜岡の2基を含めて5基…浜岡の1号機（54万kW）と2号機（84万kW）は､ほかの3基よりかなり大きい」http://t.co/5h2VxXKrmz

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GLOBE続き「作業は少し遅れている…廃炉に携わるはずだった約2300人の多くが､福島第一の事故を受けて止まったままの3～5号機の機器の点検に追われているため…廃炉の費用は1､2号機あわせて841億円…30年近い息の長い営みとなる」 http://t.co/9st5xKN4RA

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GLOBE-02「これまで軍用核施設の廃炉や除染に10兆円以上をかけてきた｡今後､さらに20兆円ほど必要…原発製造をめざしたマンハッタン計画から90年代までの半世紀､米国は約30兆円を核兵器の研究開発に注いできた｡廃炉と除染には､それに匹敵する巨額の費用がかかりそうだ。」

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GLOBE「脱原発『先進国』ドイツ」：「電力最大手エーオンのビュルガッセン原発（67万kW）は来年､廃炉を終える｡97年から作業を始め…廃棄物ドラム缶1万本が保管…2019年をめどに政府がつくる処分場に運ぶ…16年で作業完了に近づくのは早い…世界のマーケットに売り込みたい」

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GLOBE「バーチャル技術を世界に売り込め/ノルウェー」：「廃炉の現場をバーチャルリアリティーで再現する最新システム…開発のきっかけはふげんの廃炉シミュレーションを引き受けて…解体を進める一方で､安全のための装置や空調などは最後まで生かしておく…丁寧に選別しながら作業を進める」

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GLOBE「現実になってきた『廃炉の時代』」：「技術はうちが上なのに､現場でやっているのは大手ゼネコンだ…計画の時点から地元企業を入れてほしい…廃炉は息の長い作業…地元企業が参入できるよう支援していく…『廃炉の時代』が本格化すれば､地域経済や雇用など幅広い問題への対応を迫られる」

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GLOBE「放射性廃棄物を､どこへ持っていくのか？/日本」：「原発を解体すると…『放射性廃棄物でない廃棄物』が93%…検査を受ければ､普通の廃棄物として処分できる『クリアランス廃棄物』が5％…やっかいな『低レベル放射性廃棄物』が2％」 http://t.co/Jfufhu1OLC

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GLOBE　放射性廃棄物続き「低レベル廃棄物は三つに分別…『放射能レベルの比較的高い廃棄物』は､地下50～100mで数百年の管理…『放射能レベルの比較的低い廃棄物』は､地下10mで300～400年にわたって保管…『放射能レベルのきわめて低い廃棄物』は地表近くに穴を掘って埋める」

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GLOBE　放射性廃棄物続々「青森県六ケ所村では運転中の原発で出た『比較的低い廃棄物』を受け入れているが…解体した原発から出たものは対象としていない｡『比較的高い廃棄物』『きわめて低い廃棄物』にいたっては､処分施設そのものが存在していない…さらに深刻なのは､使用済み核燃料の処分」

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GLOBE　放射性廃棄物ラスト「使用済み核燃料を再処理してプルトニウムを取り出した後､残った『高レベル放射性廃棄物』をガラスで固めて地下300mより深いところに最終処分することに…最終処分場の候補地は…NUMOが02年から全国公募しているが､文献調査の段階にすらいたっていない」

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GLOBE「巨大な『たる』で核燃料を保管/米国」：「メーンヤンキー原発…2005年､約568億円をかけて廃炉が終わった…更地にキャスクが64個…60個に使用済み核燃料…1個に燃料集合体（最大176本の燃料棒）が24体入る…武装した警備員が24時間監視…年間約7000万円を町に」

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GLOBE　米国続き「キャスクをいつまであそこに置いておかねばならないのか､私たちにもわからない…米国では98年までに使用済み核燃料を最終処分場で受け入れることになっていたが､候補地で地元の反対が根強く､オバマ政権は10年､建設計画を白紙撤回…代替候補地は見つかっていない」

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GLOBE　米国続々「廃炉後に直面する最も難しい課題は､使用済み核燃料をどう処分するかだ…さしあたってはプールからキャスクに移し、敷地内で乾式貯蔵する…一時的な保管場所が､事実上の処分場になってしまうかもしれない…将来的には最新技術を使った新しいキャスクに移し替えることも選択肢」