映画『そして父になる』『風立ちぬ』を観て思うこと

映画『そして父になる』『風立ちぬ』を観て、僕なりに思うこと、感じたことをTogetterに纏めました。
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かずひろ @kazuhiroobata16

東北新幹線の中より連続ツイートを配信します。本日は、映画『そして父になる』と『風立ちぬ』を観て感じたことについて。

2013-10-06 20:57:58
かずひろ @kazuhiroobata16

(1)映画『そして父になる』は福山雅治さん主演の映画だ。まだご覧になられていない方もいらっしゃると思われるので、少し抽象的な表現で書いてみる。この映画は二つの家族の間で出産時に幼児をとり間違えたところから始まり6年間、実は他人の子供を育ててしまっていたという衝撃の事実から始まる。

2013-10-06 21:04:35
かずひろ @kazuhiroobata16

(2)その事実の中で二つの家族が苦しみながらも、なにが一番大切なのか答えを出そうとする、そんな映画だった(具体的内容は省略する)それを観て思うこと、それは家族の大切さ、子供の大切さ、人間としての思いやりである。その状況でこうすれば良いというマニュアルもなければ、方程式もない。

2013-10-06 21:11:45
かずひろ @kazuhiroobata16

(3)なんでもそうだが、決まった答えのない問題にいかに真摯に取り組み、自分なりの答えを出すというのは人間として本当に尊い。その過程の中で、自己の成熟もあるのだと僕は思っている、そんな事を再認識させてくれる映画でした。まだご覧になられていない方も是非、映画に足を運んでみて下さい。

2013-10-06 21:15:35
かずひろ @kazuhiroobata16

(4)それともう一つ、映画『風立ちぬ』も先ほど観てきました。言わずと知れた宮崎駿さんの最後の作品だ。本編は1923年の関東大震災以降、零式艦上戦闘機(通称:零戦)の設計に携わった、堀越二郎の半生を描いたものであった。戦時中の、しかも戦争のための道具を作った映画と揶揄されているよう

2013-10-06 21:24:09
かずひろ @kazuhiroobata16

(5)だが、僕はこの映画を観る前からそして今でも、ファンタジーに特化していた宮崎氏が何故、最後の作品でノンフィクションで戦時中の時代背景を選択したのかずっと考えていた。あくまで、僕の予想ではあるが、激動の時代に生きる男のロマンを描きたかったのではないか。つまり、堀越二郎とは宮崎駿

2013-10-06 21:27:18
かずひろ @kazuhiroobata16

(6)さんが歩んできた人生をこの映画に投影させているのではないだろうか。映画の中で、堀越二郎曰く『戦争のための道具を作りたい訳じゃない。ただ純粋に飛行機を作りたい』そのようなセリフがあるのだが、これは宮崎氏のクリエーターとして純粋でありたいという思いが込められているように感じた。

2013-10-06 21:33:13
かずひろ @kazuhiroobata16

(7)報道でも、映画の中で主人公がたばこを吸う件が、教育上よくないなどとメディアは騒いでいたが、そりゃ、たばこも吸いますよ。だって、主人公は宮崎駿氏の魂が込められているのだから。僕としては映画の構成や表現というよりも、この映画を宮崎駿氏とダブらして終止観ていました。これは戦争映画

2013-10-06 21:37:46
かずひろ @kazuhiroobata16

(8)ではない。宮崎駿氏の人生と魂が込められた渾身の映画である。なんとなくは気づいていたのですが、こうやって連続ツイートを書くことで、そのことが確信出来るようになりました。宮崎駿監督、長い間、僕達に夢と希望を与えて下さって本当にありがとうございました。

2013-10-06 21:39:33
かずひろ @kazuhiroobata16

以上、映画『そして父になる』、『風立ちぬ』を観て、僕なりに感じたことを連続ツイートより配信しました。

2013-10-06 21:41:01