Togetter/min.tを安心してお使い頂くためのガイドラインを公開しました。

【緊デジ】 電子書籍に関する出版デジタル機構の現状と竹の子書房からの提言 【竹の子書房】

ビットウェイ買収に絡んで「出版デジタル機構の現状と次なる構想」を野副取締役に聞いたインタビューが出てた。 ・リフロー電子書籍製作コスト回収の困難さ(緊デジの成果) ・書誌情報の統一を急ぎたい ・インフラがほにゃらら…… 核になる見解はこんな感じだったが、重要なのはこの「リフロー電子書籍製作コスト回収の困難さ」で、ここがネックになってるから「過去の絶版本が電子書籍にならない」「昔読んだ本をもう一度」ができないので、昔ながらの読者を電子書籍に呼び戻せない、そうこうしているうちに著者失踪による孤児作品問題にどんどん転化していく……という悪循環が予想される。 続きを読む
42

本日のお題「緊デジの中間報告」(´Д`)

加藤AZUKI(芸歴三十ン年)@「超」怖い話丑 @azukiglg

スタートから1年、出版デジタル機構の現状と次なる構想を聞く http://t.co/nJ3lOoO5V6 緊デジ(出版デジタル機構)が1年やって得た吃緊の課題点が、竹の子書房の3年間で得た課題点とまったく同じだったので、出版デジタル機構=竹の子書房説が急浮上(`・ω・´)

2013-10-08 08:57:17

緊デジが見出した課題点(・ω・)

竹の子書房が見出したのと同じ結論に辿り着いたらしいです(´Д`)

加藤AZUKI(芸歴三十ン年)@「超」怖い話丑 @azukiglg

緊デジ(コンテンツ緊急電子化事業=民主政権下で始動し、書籍の電子化に助成金を出した)は数千~数万の電子書籍を新たに作る手がかりとなったけど、コストの問題(助成金を足しても人手が賄えない)から、FIX型電子書籍がその多数を占めたのは知っての通り。知らない人も知って下さい。

2013-10-08 08:59:10
加藤AZUKI(芸歴三十ン年)@「超」怖い話丑 @azukiglg

FIX型電子書籍というのはコミックの電子書籍や自炊本に代表される、「底本のページをスキャンした画像ファイルを束ねてひとつのアーカイブに綴じたもの」。FIX=レプリカとも言い、元の内容はそのまま保存される。スキャンのみなので製造コストが小さい(校正がほぼいらない)。

2013-10-08 09:00:31
きゃら a.k.a. リラックマおじさん @kyarapon

@azukiglg 媒体にオプティマイズされてないんですね

2013-10-08 09:01:24
加藤AZUKI(芸歴三十ン年)@「超」怖い話丑 @azukiglg

ただ、iPhoneやAndroidスマホのような小さい画面の端末ではネームが潰れて読めないか、潰れない程度の高精細モニタがあっても、老眼が始まった中高年には読めない。画面を拡大させて移動させながら読むのは、コマ割りの不揃いから余計な負担が掛かり不人気。

2013-10-08 09:01:42
加藤AZUKI(芸歴三十ン年)@「超」怖い話丑 @azukiglg

竹の子書房の電子書籍は当初、主に「素材から本の形態にする編集工程の習得」と「見映え」に主眼を置いていたため、PDFで作られていた。現在の無償版PDFはそれで(今も不定期に作ってますが)、PDF版電子書籍と言われるものはFIX電子書籍とイコール。

2013-10-08 09:03:07
加藤AZUKI(芸歴三十ン年)@「超」怖い話丑 @azukiglg

で、Amazon KindleはコミックはFIX型だけど、文字本はリフロー型。リフロー型は底本をそのままスキャンした画像ではなく、テキストファイル化したもので、リフロー=溢れた文字が次のページに流れる、もの。緊デジでは、このリフロー型電子書籍はあまり作られなかった。

2013-10-08 09:04:34
加藤AZUKI(芸歴三十ン年)@「超」怖い話丑 @azukiglg

作れなかった理由はぶっちゃけて言えばコストで、底本を裁断してスキャンするだけ(ちょっと言い過ぎだけど)のFIX型に比べて、紙の本の状態でしか存在しない底本をスキャンしてOCRで取り込んだ文字群を校正するのに、時間・人材・技術的に過剰に負担が掛かる。繰り返し言ってるけど自動化不能。

2013-10-08 09:06:35
加藤AZUKI(芸歴三十ン年)@「超」怖い話丑 @azukiglg

この校正に関する点は竹の子書房でも繰り返し指摘してきたけど、出版デジタル機構でも解消の手立ては見つからなかったらしい。リフロー本を作るのに掛かるコストは、下手すると「印刷費を除いた紙の本の製造コスト」にほぼ匹敵しかねない。が、電子書籍にはキャッシュフローとしての取次がない。

2013-10-08 09:08:52
加藤AZUKI(芸歴三十ン年)@「超」怖い話丑 @azukiglg

紙の本は「実際の売上」が入る以前の時点で、刷った本を〇冊分取次に納めれば、取次が「納められた本は売れた」という前提で、実際に売れる以前に前払いで支払いが出てくる。そこから確実に制作費(原稿料も)が確保できたが、電子書籍にはそれがない。

2013-10-08 09:10:19
加藤AZUKI(芸歴三十ン年)@「超」怖い話丑 @azukiglg

かといって、「キャッシュフローを出版デジタル機構が担う」わけでも、「国が担う」わけでもない。緊デジの「電子化のための助成金」は、キャッシュフローの代替を狙ったものだったかもしれないけど、それでもFIX本を作るのが関の山だった。

2013-10-08 09:11:21
加藤AZUKI(芸歴三十ン年)@「超」怖い話丑 @azukiglg

実際に作られたFIX本は「元の底本の画面そのものを残すことに意義があるような資料本」が多かったという話なので、それはそれで確かに無価値だったとは言わないけど、そういう本は大量に消費(読書)されるわけじゃないから、保存の価値はあっても商業出版として価値はないと思う。

2013-10-08 09:12:26
加藤AZUKI(芸歴三十ン年)@「超」怖い話丑 @azukiglg

野副取締役のインタビューの後半はビットウェイ買収とかインフラとか書誌フォーマットの統一とかそういう、上位でしかできない話になるのでそこは頑張って貰うとして……結局のところ、「商業流通させるためのコンテンツのデジタル化コスト」という末端コストの解決については、お手上げだと分かった。

2013-10-08 09:14:05
加藤AZUKI(芸歴三十ン年)@「超」怖い話丑 @azukiglg

実はこのインタビューが竹の子書房宛で、野副取締役は実はAZUKIだったんだよ、と言われても何の違和感もないくらいに意見一致w

2013-10-08 09:14:35

今後の電子書籍の課題

加藤AZUKI(芸歴三十ン年)@「超」怖い話丑 @azukiglg

今後の電子書籍には、 A)これから新たに作るもの B)既刊本でまだデジタル化されていないが、原稿・印刷原稿の原本が電子作業(DTP)で作られ、それが残っているもの C)既刊本でDTP原版が存在しないか、元々非DTPで作られたもの(底本が紙の本しか存在しないもの) ……がある。

2013-10-08 09:17:29
加藤AZUKI(芸歴三十ン年)@「超」怖い話丑 @azukiglg

これから新たに作られる(A)は、紙の本を編集する段階で電子書籍を同時に作ってしまう(校正などの済んだテキストを、DTPデータから自動出力するなど)ことが可能になるので、電子化コストは格段に安くなるとは思う。書籍版との同時刊行も技術的には可能だ。

2013-10-08 09:18:53
加藤AZUKI(芸歴三十ン年)@「超」怖い話丑 @azukiglg

電子書籍はキャッシュフローがなく、宣伝にコストが掛けられないが、書籍版と作業を統合すれば、宣伝(店頭の平台に並ぶだけでも、棚差しされるだけでも周知機会は増える)の負担は小さくなる。紙の本でなく電子書籍がチョイスされることに、版元と取次は抵抗感あるかもしれないけど。(実際あるらしい

2013-10-08 09:20:11
加藤AZUKI(芸歴三十ン年)@「超」怖い話丑 @azukiglg

また、「重版を掛ける代わりに電子書籍化」という選択肢も出てくるとは思う。同時リリースできる早さで作れるけど、重版が掛かるくらいまで電子版は出さずに書籍の初版収益を確定させよう、という考え方で、これは営業上の折衷案になると思う。

2013-10-08 09:21:13
加藤AZUKI(芸歴三十ン年)@「超」怖い話丑 @azukiglg

http://t.co/xjaDIWp56n これの(B)は、少なく見積もってもこの15~10年内の本の多数がその状態で存在しているはず。運がよければ(A)に準じる手間で出せるはずだが、10年違うとソフトのフォーマットの互換性が怪しくなってくるので、時間経過と共に(C)寄りに。

2013-10-08 09:22:42
加藤AZUKI(芸歴三十ン年)@「超」怖い話丑 @azukiglg

http://t.co/xjaDIWp56n (C)が実は大きな課題で、(B)でも原盤喪失しているものが膨大にある(初版しか売れずに絶版、編集者が退社・不明、編集部の引っ越しや解散、版元倒産などでデータが行方不明とか珍しくない)。

2013-10-08 09:23:55
加藤AZUKI(芸歴三十ン年)@「超」怖い話丑 @azukiglg

http://t.co/xjaDIWp56n また、DTPが普及しだしたのはQuarkExpressの時代だが、爆発的に普及定着したのはInDesignになってから、と考えて差し支えないと思う(Pagemakerとかはとりあえず横に置く)。

2013-10-08 09:25:18
加藤AZUKI(芸歴三十ン年)@「超」怖い話丑 @azukiglg

InDesignCS6は、3.3以降のQX、6.0以降のPagemakerのデータを一応扱えることになっているが、設定や何やらが完全に取り扱えるわけではないので、InDesignローカルから出力するePub3を完全に作れるわけではない。

2013-10-08 09:27:19
残りを読む(90)

コメント

たべわん @mogu_mochi_ 2013年10月8日
kindleで買った本と書いてあるけど、本は買ってないよね。あくまでも特定条件下で読める権利であって、所有権はないのだし。kindleで本を買うって表現はおかしいと思う。読む権利を手に入れただけ。
1
加藤AZUKI(芸歴三十ン年)@「超」怖い話丑 @azukiglg 2013年10月8日
便宜上で。読書する権利を買っているのであって、書籍という「ストレージ」は買ってないという意味においてはYES。まあ、書籍というペーパーストレージを買った場合でも、本の内容の著作権を読者が買い取ってるわけではないので、読者は「ストレージを保有する権利を買った」に過ぎない、と無理矢理考えられんこともないですけどね。
0
加藤AZUKI(芸歴三十ン年)@「超」怖い話丑 @azukiglg 2013年10月8日
Kindleに限らず、「ダウンロードしたファイルをローカルに保存する」のではないタイプの電子書籍は、須く「読む権利の購入」であって「媒体/ストレージの購入」ではなく、また、内容に対する権利は買ってないだろ、と言われたらまあそうなんですけどね、となります(^^;)
0
加藤AZUKI(芸歴三十ン年)@「超」怖い話丑 @azukiglg 2013年10月8日
なのでKindleの場合、例えばPaperwhiteを買ったら、「ストレージを買った」と言えるけど、ストレージを個別固有に保有することと、「内容に対する権利」は実は同じではないのではなかろうか、とは思います。
0
たべわん @mogu_mochi_ 2013年10月8日
でも、実体のある本またはファイルとは、明らかに違うので、あの方式を買う・購入と表現するのは、なんか納得いかないのです。個人的には、権利購入型の電子書籍は、ある種諦めのつくものしか購入してません。
1
加藤AZUKI(芸歴三十ン年)@「超」怖い話丑 @azukiglg 2013年10月8日
「個人保有できるストレージを手元に置けるかどうか」という点で、「買う=保有権利を持つ」と受け取るか否か、という気持ちは分かります。須く、読書人というのは「ストレージを手元に溜め込んで、本を保有=保護するものでありたいと願う」のだなあ、と思っています。うちも本棚がもう増やせない家なのでわかります(^^;)
0
たべわん @mogu_mochi_ 2013年10月8日
権利購入型だとどうしても24時間営業の在切れしない図書館があるだけな気がして、なんか違うんですよね。
0
海町 @umi_mati 2013年10月8日
電子書籍市場が拡大したところで、現状の出版書籍のユーザーが流れてくるだけで、そもそもな読者数が増えないため中堅作家以下の救済にはならない気がします。 また、メジャーにならない作家さん達は、本自体を読むための教養を要する内容であるため、ライトな読者にとって敷居が高く、販売形態を変えたところで読者はそれほど増えないでしょう。 もっと電子書籍特有の付加価値があると良いと考えます。
0
海町 @umi_mati 2013年10月8日
例としては、ユーザーの読書状況をページ単位で管理して、その人が本を読んだことに対する「教養ポイント」を割り振っていくとか。それを使ってソーシャルゲームをプレイしたり、サービスを受けられるようにする。 ソーシャル要素を含むため、ユーザー間の口コミで広告の代用が効く。 本を読むためゲームをするためと、一石二鳥な感覚で消費を促しやすいですし。 何より読書による教養で『ユーザーの質が上がる』ため、他の即物的なブームに顧客をかっさわれない気がします。
0
海町 @umi_mati 2013年10月8日
保有する、って意味では読んで知識になった時点で十分な気がしますが、 ゲーム感覚のコレクション要素で、仮想空間に本棚を設置し、他のユーザーに自慢できるような環境を作ると良いかもしれません。 MMOで言う家具のような感覚ですね。
0
TANABE Toshiharu @itinoe 2013年10月8日
最終的にはガチ利潤追求の市場で生き残らなきゃならないけど、そこに至る試行錯誤をうちの職場みたいなの(利潤追求でない場)でどうにかできないかなと妄想してみる。
0
加藤AZUKI(芸歴三十ン年)@「超」怖い話丑 @azukiglg 2013年10月8日
読書にそんな面倒な進捗管理は求めないけどなあ(^^;) 読書をゲームの一つにするという考え方そのものは、「あってもよい」けど「メインストリーム」にはならないと思います。
0
加藤AZUKI(芸歴三十ン年)@「超」怖い話丑 @azukiglg 2013年10月8日
ちうわけで、課題は「これからの電子書籍」じゃなくて「これまでの絶版本の電子書籍化」。もちろん、コストが嵩むからこれまでの絶版本は電子書籍化などしなくてよい、ということになるなら、過去資産の大部分を打ち捨てることになるわけで、それもどうかなあとは思う。
0
加藤AZUKI(芸歴三十ン年)@「超」怖い話丑 @azukiglg 2013年10月8日
利潤追求ではない知の蓄積の場と言えば図書館だけど、図書館職員に電子化の労を強いるというのもまた、ねえ……。
0
風見 圭治 @keiji_kazami 2013年10月8日
読書状況を進捗管理、は読者より本を作る側、販売する側にとって欲しくなる情報でしょうね。本題からは外れますが。
0
海町 @umi_mati 2013年10月8日
確かに読書家には必要ないですが、本を読まない人に読ますきっかけに、本を書く人の収入を増やすのには役立つと思います。 口コミで再度流行すれば、過去の遺産も日の目をみますしね。 ハーレムファンタジーや、悲劇の凝縮が流行るのは、結局今の出版業界が、読書家によってではなく、流行によって成り立ってるからな気がします。 もっと読者に多様性とクオリティを欲する力を身につけて、それを活かす場は、今後面白い作品が少しでも増えるための条件だと考えます。
0
gryphon(まとめ用RT多) @gryphonjapan 2013年10月8日
「DTP」という言葉がまとめに出てるので、前から知りたかったことを質問。少し前、国会図書館がこのデータを召し上げ、データとして責任を持って保管していく、という話が盛り上がらなかった?あれ、どうなったの? 素人考えでは実に素晴らしい発想で、不都合は何もないように感じるのだけど。
0
gryphon(まとめ用RT多) @gryphonjapan 2013年10月8日
自分は電子書籍のデファクトスタンダード争いを見るといつも戦国の小豪族の気分になる。「どこが最後の勝者になるかさっぱり分からんが、織田殿でも武田殿でもいいから早く天下を統一してほしい。それまではどこにお味方するかは決めず(どこも買わず)、天下の主が定まったらそこに帰順しようか」という発想(笑)
0
gryphon(まとめ用RT多) @gryphonjapan 2013年10月8日
個人的な夢想をいうと、銀行ぐらいに安定した感じの企業が「うちは百年潰れません。絶対にお買いになった書籍がいつでも読めることを保証します」と言えて、それが皮膚感覚で信用できればそっちに踏み切るかも。どうも「松の子書房は昨日不渡り出して倒産しました。今までの権利、梨の花よ」と言われそうだという偏見、イメージが。
0
catspeeder @catspeeder 2013年10月8日
「1000円の電子書籍は、よほどの付加価値がないと売れないと思う」に悲しくなるほど同意。あと電子書籍だとなぜか読む気にならない本もあると思う。個人的には雑誌や実用書がそう。
0
未知神明(みちがみ・あきら) @ontheroadx 2013年10月8日
出版社とか取次が「読み放題月額1000円」ぐらいのサービスやってくれないですかね。
0
catspeeder @catspeeder 2013年10月8日
ontheroadx あーそれいいなあ。ラインナップにもよるけど超魅力的。
0
加藤AZUKI(芸歴三十ン年)@「超」怖い話丑 @azukiglg 2013年10月9日
読み放題月額○○円のサービスは、実はもう幾つかの会社が始めています。今ひとつ手が伸びないのは、恐らくラインナップと嗜好のズレ。それと、「国会図書館が~」というのはもう動いているはず。電子書籍の納本が行えるようになるそうです。
0
加藤AZUKI(芸歴三十ン年)@「超」怖い話丑 @azukiglg 2013年10月9日
デファクトスタンダード争いに関しては、恐らくはAmazonの一強+細々になるだろう、とは思っています。理由としては、恐らくほぼAmazonだけが「まず紙の本を探す。そのタイトルの電子版もあるかどうかの選択が、紙の本を検索した時点で同時に表示される」というのが、出版社を問わず横断的にできているから。本好きは「電子書籍」を探すためにストアサイトを彷徨うことを良しとしませんので。
3
加藤AZUKI(芸歴三十ン年)@「超」怖い話丑 @azukiglg 2013年10月9日
Amazonの「本探しのポータルサイトの中に、選択肢として電子版もある」というのと、「電子版専門のストアサイトが複数あるが、欲しい本がどこのストアサイトにあるかわからない」とだと、読者としての利便性はどうしてもAmazonに軍配が上がります。ただし、AmazonのUIはクソ。
1
加藤AZUKI(芸歴三十ン年)@「超」怖い話丑 @azukiglg 2013年10月9日
本を「買って読む人」というのは、付加価値の部分よりも何よりも、「自分の持ち時間を消費してそれの内容を読むこと」が主眼であるので、付加価値の部分は恐らく副次的です。付加価値部分をメインにすると、恐らく【流行り廃り】で廃れた後が続かないリスクはあります(´・ω・`)
0
加藤AZUKI(芸歴三十ン年)@「超」怖い話丑 @azukiglg 2013年10月9日
あと、付加価値の部分は将来的に(つまり電子読書という習慣が根付いた後)なら有望なサービスかもしれないけど、現状ではそこまで辿り着きません(^^;) 閲覧端末を購入し、設定し、DLし、それぞれで違う操作方法を会得し、それからようやく読書ができるものよりは、「本買っちゃったほうが早い(早く内容に辿り着ける)」というアナログ読書家が多いのも無理からぬことです。
0
加藤AZUKI(芸歴三十ン年)@「超」怖い話丑 @azukiglg 2013年10月9日
僕は、「紙の本と電子書籍が両方ともリリースされてる」なら、今は迷わず電子版を選びますけどね。もう本棚を増やす場所がないので。
1
加藤AZUKI(芸歴三十ン年)@「超」怖い話丑 @azukiglg 2013年10月9日
あと個人的にはMNPみたいに「別のストアサイトで買った電子書籍を、他のストアサイトに移った後も読めるようにする権利継承」は読者の立場としては欲しい。複数のストアサイトに手を出してしまうと、いつどれがサービス終了するか、どの本の続きをどこで買ったかがわかりにくくなるので。せめて、「横断的に管理できるソフト」とか欲しい。
3
げそぱん @gespannt_ 2013年10月14日
本自体がそもそもハードとソフトを兼ねている。なのに電子書籍でハードとソフトを分化したうえで、ハードはいつ壊れるかわからない、ソフトはいつ読めなくなるかわからない。電子書籍なんて誰が買うの?
0
げそぱん @gespannt_ 2013年10月14日
電子書籍のメリットとして収納面を上げる人がいる。しかしながら私が知る蔵書3万冊オーバーの知り合い数十人に聞いても、書棚を買う金がないなんて言う人は一人もいないわけで。
0
げそぱん @gespannt_ 2013年10月14日
電子書籍化したところで、一人の人間が読める分量が増えるわけでもない。技術的に可能なのと商業的に元が取れるのとは根本的に違うが、それが全く分かってないのが電子書籍だと思う。
0
加藤AZUKI(芸歴三十ン年)@「超」怖い話丑 @azukiglg 2013年10月14日
「紙の書籍はハードとソフトを兼ねているから優秀で、ハードとソフトの継続性が不確かな電子書籍はそこが劣る」というのは一理ある。ただ、「本は知識の収蔵庫で次世代に受け継ぐ価値があるものしか本にならなかった時代」と、「一度読んだら殆ど読み返さない(読み返せない)内容のものもどんどん本になる時代」とは一概に「知の価値」が比較しにくい。
0
加藤AZUKI(芸歴三十ン年)@「超」怖い話丑 @azukiglg 2013年10月14日
蔵書3万冊持っていて、どんどん増え続けているような人が、「1万冊目くらいの頃に買った本をそのうちもう一度読み返すことがあるか?」と言われたら、それはかなり厳しい。恐らく読み返さない。読み終えて自宅保存するだけになってる。しかも、次世代にも引き継がれない。なぜなら、経年の資料的価値が怪しい消費用の本の大多数は、世代が変わる頃には内容が陳腐化してるから。
1
加藤AZUKI(芸歴三十ン年)@「超」怖い話丑 @azukiglg 2013年10月14日
10年ほど前の携帯電話文化に因んだ話ってだけでもう陳腐化が始まってるわけで、読み返すときはたぶん苦笑しかできな(げふっ)。その意味で、「超長期的に保存し続けることに本当に価値がある書籍」そのものは、実は昔に比べて増えてるわけでもないので、必死に読み終えた本をストックしていっても、紙束を眺めて悦に浸る、本棚の背表紙を誇る以上の価値は必ずしもないんじゃないか、とは思う。
0
加藤AZUKI(芸歴三十ン年)@「超」怖い話丑 @azukiglg 2013年10月14日
また、3万冊の蔵書を「読み終えた後も維持し続けられる人」(そして買い足し続けられる人)というのはそれなりに経済力があるから本棚をこの先も買い足し続けられる。しかしそういう経済力がある人は多数派ではない。問題は本棚を買う金はあるけど、「買った本棚を置く場所がない」ということで、本棚を置く場所を確保するために部屋を住み替え続ける、大きな倉庫に転居する、ということまでやるのはやはり極稀な少数派であるという自覚は欲しい。
0
加藤AZUKI(芸歴三十ン年)@「超」怖い話丑 @azukiglg 2013年10月14日
最初に触れたように「読むのと保存には電力を直接は使わず、ハード(ストレージ)とソフト(内容)が分離しておらず、個人の努力によって端末やOSの変化を気にせずに長期的な保存ができる」という意味では本は優れている。石板や壁画以上に場所を取らないし安価だし。が、「そうまでして保存する価値があり、何度も読み返される可能性があるもの、ではないもの」がこの先は電子書籍になるんだろうなあ、とは思っている。
0
加藤AZUKI(芸歴三十ン年)@「超」怖い話丑 @azukiglg 2013年10月14日
売れなくて絶版になった本なんかは、何度も読み返される可能性が少ないのだから、いよいよ電子書籍が向いてるような気がする(機能的に)けど、そうするには物好きな稀覯本好きが太っ腹になってくれないとなかなか実現できない。そして稀覯本好きは「それを持っているのは自分だけ」ということに価値を見出すから、「自分の尽力で他人にもその機会が」ってのはあまり魅力的に思われない。
0
加藤AZUKI(芸歴三十ン年)@「超」怖い話丑 @azukiglg 2013年10月14日
その意味で、電子書籍というのは色々と矛盾をはらんだ鬼子なのだなあとは思っています。
0
加藤AZUKI(芸歴三十ン年)@「超」怖い話丑 @azukiglg 2013年10月14日
もし、コストをあまり掛けずに、「今まで読んで来た捨てられない本のうち、そんなに読み返しそうにない気がするものや、再入手が容易なもの(これ重要)を電子書籍と交換します」と言われたら、大多数は置き換えてもいいなあと思う。全○十巻みたいな本はできれば電子書籍にして、本当に残したいもの以外は棚を開けたい。次に買う本のために。
1