131007 岩上安身による菅野賢治氏インタビュー

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岩上安身 @iwakamiyasumi

「イスラエルとは何か」「トーラーの名において」の翻訳者、東京理科大理工学部の菅野賢治教授へのインタビュー、終了。思いがけず長丁場に。お答えいただいた菅野教授には感謝です。このあと、実況を連投。

2013-10-07 22:39:44
岩上安身 @iwakamiyasumi

以下、連投。RT @IWJ_ch1: 1.10月7日(月)18時~「岩上安身による菅野賢司氏インタビュー」の模様を実況します。ヤコブ・M・ラブキン著『イスラエルとは何か』の訳者である菅野氏に、シオニズムについてお話をおうかがいします。

2013-10-07 22:47:25
岩上安身 @iwakamiyasumi

連投2 RT @IWJ_ch1: 2.岩上「ヤコブ・M・ラブキン氏の著作『イスラエルとは何か』『トーラーの名において』の翻訳者である菅野賢司氏にお話をおうかがいします。著作では『ホロコースト』によりパレスティナ侵略は正当化されるか、ということがテーマ」

2013-10-07 22:48:13
岩上安身 @iwakamiyasumi

連投3 RT @IWJ_ch1: 3.岩上「ユダヤ人とは誰か、イスラエルとはどういう国か。日本人の多くは理解していないのではないでしょうか。しかし、イスラエルと米国の関係を考えた時、イスラエル情勢は米国を通じて日本にも影響を及ぼします」

2013-10-07 22:50:45
岩上安身 @iwakamiyasumi

連投4 RT @IWJ_ch1: 4.岩上「まず、最近のシリアをめぐる情勢について。当初、米国がシリアへの軍事介入の動きを強めましたが、ロシアの提案に乗る形で、寸前でストップ。米ロが化学兵器の国際管理を決めた直後、ケリー国務長官はイスラエルのネタニヤフ首相のもとを訪れています」

2013-10-07 22:54:49
岩上安身 @iwakamiyasumi

連投5 RT @IWJ_ch1: 5.岩上「するとネタニヤフ首相は、ケリー国務長官に対して、次はイランだ、と。それに呼応するかのように、オバマ大統領が『次はイランだ』と言い出しました。米国はまるでイスラエルの御用聞きのような構図です」

2013-10-07 23:31:39
岩上安身 @iwakamiyasumi

連投6 RT @IWJ_ch1: 6.岩上「スノーデン氏が暴露したところによると、NSAとイスラエルは、『生の情報』を共有しているそうです。こういった直近の国際情勢も含めてお話をお聞きしたいと思います」

2013-10-07 23:32:53
岩上安身 @iwakamiyasumi

連投7 RT @IWJ_ch1: 7.菅野氏「ユダヤ世界についての私たちのイメージというものは、キリスト教世界で醸成されたものだと考えています」岩上「ユダヤ教徒のイメージが、欧米のキリスト教世界のフィルターを通じたものだと」

2013-10-07 23:35:12
岩上安身 @iwakamiyasumi

連投8 RT @IWJ_ch1: 8.菅野氏「『私たち自身の見方』というものが存在しない、ということです。イスラム教に対しても同じです。産地直送のようなかたちで対象を見ているわけでは決してない」

2013-10-07 23:36:09
岩上安身 @iwakamiyasumi

連投9 RT @IWJ_ch1: 9.菅野氏「『トーラーの名において』のフランス語の原著を読みまして、これは非常に大切だと思いまして、すぐにヤコブとコンタクトを取りました。もともと私はドレフュス事件を文学的に研究してきました」

2013-10-07 23:37:04
岩上安身 @iwakamiyasumi

連投10 RT @IWJ_ch1: 10.菅野氏「ドレフュス事件を通じて、ユダヤ人に対する差別の構造について考えてきたのです。ユダヤ性、ユダヤ人性というものは、ヘブライ語すらも読めない人たちがやってきた議論でした。そこで元々のユダヤ教について考えようと」

2013-10-08 00:15:44
岩上安身 @iwakamiyasumi

連投11 RT @IWJ_ch1: 11.菅野氏「ユダヤとは何か、という基本的なところから。創世記(イエフダ―)の29章35節『ヤコブの妻であるレアが子ユダを生んだ』と。イエフダ―とは神を認識して称える人間、という意味。これがユダヤの起源」

2013-10-08 00:18:31
岩上安身 @iwakamiyasumi

連投12 RT @IWJ_ch1: 12.菅野氏「ユダの末裔達が住んだとされる土地、今のエルサレム一帯を指しますが、そこがイエフダ―と呼ばれるようになります。バビロン捕囚よりも後ですね。そこからヤハドウという言葉が生まれます」

2013-10-08 00:18:51
岩上安身 @iwakamiyasumi

連投13 RT @IWJ_ch1: 13.菅野氏「まとめると、ユダヤの定義というのは、神を認識して称える人たちが住んでいる場所で行われている信仰、ということです。しかしその後、キリスト教、イスラム教が生まれ、近代を迎えると…」

2013-10-08 00:19:11
岩上安身 @iwakamiyasumi

連投14 RT @IWJ_ch1: 14.菅野氏「キリスト教徒が信仰をやめてもキリスト人とは言いません。ムスリムも同じ。しかし、ユダヤ教徒だけ信仰をやめた人々を『ユダヤ人』と呼ぶようになりました。英語でJewsですね」

2013-10-08 00:19:31
岩上安身 @iwakamiyasumi

連投15 RT @IWJ_ch1: 15.菅野氏「イエフディーは3種類あります。①先祖がユダヤ教徒だった人。『世俗的ユダヤ人』と言われます。イスラエル国民の大半がこれに当てはまります。彼らはシナゴーグにも行かないんです」

2013-10-08 00:19:52
岩上安身 @iwakamiyasumi

連投16 RT @IWJ_ch1: 16.菅野氏「②最低限の戒律を守る人たち。安息日を守るとかです。大きな祭の時はシナゴーグに行き、ヘブライ語の聖書も一定程度は読める人たちです。彼らはイエフディー①の人たちと同族意識を持っています」

2013-10-08 00:20:23
岩上安身 @iwakamiyasumi

連投17 RT @IWJ_ch1: 17.菅野氏「大切なのはイエフディー③です。彼らは自分たちが正統的ユダヤ教徒だと考えており、①の人たちとは違うと考えている人々です。彼らは①②からウルトラオーソドック、原理主義者などと呼ばれてきました」

2013-10-08 00:20:41
岩上安身 @iwakamiyasumi

連投18 RT @IWJ_ch1: 18.菅野氏「不信仰のユダヤ人、というのは大いなる語義矛盾です。③からすれば、①②はユダヤ人ではなく、米国人、フランス人、あるいはイスラエル人だということです」

2013-10-08 00:21:11
岩上安身 @iwakamiyasumi

連投19 RT @IWJ_ch1: 19.岩上「シオニズムとは何か、そしてイスラエル建国のプロセスについてお話いただけますか」菅野氏「シオニズムとは、イエフラー①の世俗的ユダヤ人たちが行い、イエフラー③の伝統的ユダヤ教徒から総スカンを受けてきた運動です」

2013-10-08 00:21:31
岩上安身 @iwakamiyasumi

連投20 RT @IWJ_ch1: 20.菅野氏「黒い服を着て、ヒゲを生やしているイエフラー③の伝統的ユダヤ教徒たちを捨象して議論することなど、全く意味がないというのが私の結論です。イランのアフマディネジャドと抱き合っている③の人々が映った写真もある」

2013-10-08 00:21:56
岩上安身 @iwakamiyasumi

連投21 RT @IWJ_ch1: 21.菅野氏「イスラエルの国旗となっているダビデの星。これがユダヤの象徴だとされたのは非常に新しいことだと言われています。イエフラー③の伝統的ユダヤ教徒たちは、ダビデの星を使うことに抗議しています」

2013-10-08 00:22:18
岩上安身 @iwakamiyasumi

連投22 RT @IWJ_ch1: 22.岩上「シオニズム、そして現代イスラエルと伝統的ユダヤ教徒は違うのだ、ということですね、彼らはなぜシオニズムを批判するのでしょう」菅野氏「ユダヤ教徒は国家という偶像崇拝を退けるからです」

2013-10-08 00:22:37
岩上安身 @iwakamiyasumi

連投11 RT @IWJ_ch1: 11.菅野氏「ユダヤとは何か、という基本的なところから。創世記(イエフダ―)の29章35節『ヤコブの妻であるレアが子ユダを生んだ』と。イエフダ―とは神を認識して称える人間、という意味。これがユダヤの起源」

2013-10-08 00:23:09
岩上安身 @iwakamiyasumi

連投23 RT @IWJ_ch1: 23.菅野氏「ユダヤ教徒というのは本来、国家を捨てることを選択した流浪の民なのです。ローマに滅ぼされた段階で、神がユダヤ教徒に国家を持つことを禁止した。次に国家を持つ時は、人為によるものではなく、神の意志によるものでなくてはならないということ」

2013-10-08 00:23:21
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