孫泰蔵さん、「叶恭子の知のジュエリー12か月」「覚悟のすすめ」を読んで考えたことまとめ

孫泰蔵さん( @taizoson )、 叶恭子著「叶恭子の知のジュエリー12か月」(理論社YA新書)、 と金本知憲著「覚悟のすすめ」(角川ONEテーマ21)を読んで考えたことのツイートまとめ amazon  叶恭子の知のジュエリー12ヵ月  続きを読む
3
taizoson.eth @TaizoSon

今朝は、覚悟する、ということについて感じ入ることがあったのでここに記述しておこうと思う。

2010-10-08 08:15:56
taizoson.eth @TaizoSon

「わたくしはつねに、『仮に明日、死がやってきたとしても後悔はない』という気持ちで生きています。物事にはすべて理由があるのですから、明日わたくしのもとに死がやってきても、その訪問を受け入れることでしょう。」と叶姉妹の叶恭子氏は完全に言い切る。まさに覚悟を決めた人の台詞だ。

2010-10-08 08:16:36
taizoson.eth @TaizoSon

覚悟といえば、とふと思い出して書棚から引っぱり出したのが、金本知憲著「覚悟のすすめ」(角川ONEテーマ21)。「アニキ」という愛称で親しまれ、連続フルイニング出場試合数の世界記録を保持する阪神タイガースの金本選手だ。彼の座右の銘は「覚悟を決めて我が道を突き進む」である。

2010-10-08 08:16:53
taizoson.eth @TaizoSon

金本知憲氏「『覚悟』、それこそがプロとして最も大切なものだ。『覚悟』を決めればなんでもできる。どんな状況に陥ろうと、いかなる事態に直面しようとも、心がブレたり折れたりすることはない。プロとしての責任を全うするために、体が動く限り試合に出場するのは自分の義務であり、誇りである。」

2010-10-08 08:17:13
taizoson.eth @TaizoSon

金本選手の覚悟は凄まじい。目を疑うような言葉が本の中を飛び交う。「ケガをしていても、いわなければケガではない」、「ケガは試合で治す」、「デッドボールの後こそ踏み込む」など常軌を逸するものばかりだが、彼の闘将のようなプレーを観てもわかるとおり、これもまさに覚悟を決めた人の台詞だ。

2010-10-08 08:19:10
taizoson.eth @TaizoSon

なにか困難を伴う仕事に取り組むにあたり、覚悟を決める、とか、腹を括るのが大事とよくいわれるが、言うのは簡単だけど実際はそんなに簡単にできるものではないよなあ、とよく思う。いったいどうやったら覚悟を決めることができるんだろうか。叶恭子さんと金本選手が教えてくれた。

2010-10-08 08:19:19
taizoson.eth @TaizoSon

叶恭子氏「みずからの価値観で生きながら、同時に、自分自身を客観的に見る。それは、自分との対話から生まれる姿勢であり、その姿勢から得られるものは、多角的なアングルから検討されつくした、ゆるがない『確信』というものです。」

2010-10-08 08:19:26
taizoson.eth @TaizoSon

金本知憲氏「男らしさとは外見や雰囲気ではないと思う。私が男には欠かせないと考えている条件は、『信頼に応える』ことだ。男だったら、信頼してくれる人のためには命をかけるくらいの覚悟で報いようとしなければならない。その気持ちが私をフル出場に駆り立てる原動力にもなったと思う。」

2010-10-08 08:19:33
taizoson.eth @TaizoSon

つまり、僕の解釈では、①自分と向き合い徹底的に突き詰めることで自分の中に確信を得て、②仲間のため、組織のため、顧客のため、など他人のため自己を犠牲にしてでも彼らの期待に応えたいという精神が発露したときに、はじめて覚悟を決めて腹を括ることができるのだろう、と思った。

2010-10-08 08:19:40
taizoson.eth @TaizoSon

この二つのどちらかが欠けても覚悟はゆるくなる気がする。自分が信じれないのに、やり抜けるわけがない。自分のためだけには、人はがんばりきれない。やっぱりこのふたつは車輪の両輪なんだろうな。

2010-10-08 08:19:48
taizoson.eth @TaizoSon

叶恭子氏と金本知憲選手。まったく異なる二人だけど(笑)、おふたりとも素晴らしい! 叶恭子著「叶恭子の知のジュエリー12か月」(理論社YA新書)、金本知憲著「覚悟のすすめ」(角川ONEテーマ21)を読んで、今朝はそんなことを考えた。

2010-10-08 08:20:00