国立大学・高専の非常勤講師の給与と位置づけについて、火山学者・早川由紀夫さんのつぶやき
- rshibasaki
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国立大学・高専の非常勤講師時間単価の例:6460円、5000円、5010円、5840円。安いと思う。非常勤講師を使って経費を安くあげようとするから教育の質が落ちる。単価を上げて、授業を安易に非常勤講師に任せない仕組みにするのがよい。そして必要な非常勤講師のみを高額報酬で雇う。
2010-10-06 10:34:16国立大学・高専の非常勤講師時給は1万円くらいにすべきだと思う。1回2時間の授業で2万円。これを半期15回やって30万円。全期で60万円。これでも、常勤教員年給の1/10。いまは1/20だから、常勤教員ひとり分の経費で非常勤講師を通年20人雇える計算。
2010-10-06 10:46:41ただ、国立大学・高専の非常勤講師は報酬に釣られてやるものでもない。別のメリットをそこに見出してやるものだ。だから報酬が、不当に低い額に据え置かれたままになってる。
2010-10-06 10:54:51非常勤講師を掛け持ちして生活費をかせいでいる一群のひとたいがいるという別問題もある。単価の倍増計画は、そのひとたちの生活改善につながるとは限らない。非常勤講師の枠が減るだろうから。
2010-10-06 10:56:04国立大学・高専の非常勤講師時給が5000円から6000円程度で安すぎると書いた。じっさいには授業準備に時間がかかるのだ。1時間の授業をするために1時間の準備がかかると思ってよい。さらには、シラバス書いたり試験問題作成と採点、こういうのはまったく時間計算されていない。
2010-10-06 15:17:40安くても非常勤講師を受けるのはなぜか。それは、自分が好きでのめりこんでいる学問を若い優秀な学生たちに教授できる機会が得られるからだ。
2010-10-06 15:21:10一コマの授業のために投入する教員の時間は確実に長くなっているだろうな。でもそれは多くの場合、より難易度の低い知識をより多くの人に浸透させるための工夫に時間が割かれているので、学生さんの中の上位層に不利益をもたらしているだろう。大学は青天井だから本来脱落者は出ないとおかしい
2010-10-08 12:57:47ちなみに、かつてのドイツでは、大学から給与は出ず、専ら学生の受講料が収入となる「私講師」という仕組みがありました。学生は多くの科目から選択できるが学生が授業放棄すると教師の生活が成り立たない状況では、権力関係が逆転します。
2010-10-08 18:22:52ちなみに、当時既に大教授だったヘーゲルに挑戦し、同じ時間帯に同じ科目を私講師として提供して敗れたのがショーペンハウエル。その結果生まれたのが、厭世哲学。 RT @akiyuki_w それはそれで嫌だなーQT @大学から給与は出ず、専ら学生の受講料が収入となる「私講師」という仕組み
2010-10-08 18:38:40