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『ある奴隷少女に起こった出来事』 レビューついーとまとめ

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yuki @y_u_k_i_H
元奴隷だった女性が自身の半生を書いたノンフィクション「ある奴隷少女に起こった出来事」。どう表現していいのかわからない。理解なんて軽々しく口にできない。人はどんな風にでもどこまでもひどくなれるし、またその反対もありうるということを、読み進めている途中。
al (⃔ *`꒳´ * )⃕↝ sinceK @alsinceke
マーチン・ルーサー・キングJr.の「I have a dream」という有名な演説の最後に出てくることば、「Free at last」、ついに自由。それがそのまま、キング牧師のお墓に刻まれた、墓碑銘となる。山田詠美の『アニマル・ロジック』という小説のラストに出てきて印象的だった。
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You tube でキング牧師の演説を聴き直して、最後の「フリー・アット・ラースト」まで聞きとおすと、いつか号泣している。ここではすでに、奴隷解放というのは、政治的な意味ではなく、地上での生命が、死んで霊的存在になるということの、比喩ではないのか、という気がしてくる。
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その前後、うちのオカンがしきりにこれを読め、と図書館から借りてきた本をすすめてきた。ハリエット・アン・ジェイコブズ『ある奴隷少女に起こった出来事』http://t.co/82XGxn6upZで新聞の書評にとりあげられていたらしい。19世紀かなアメリカで奴隷だった女性の自伝的告白。
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翻訳者がこの本にかけた思いというのがすごくて、訳者は外資系会社につとめるエリート女性であるらしいが、いまの資本主義社会に生きる自分も、ジャスコとパチンコ屋しかない日本の殺伐とした郊外を自転車で走る女子高生も、みんな「奴隷」なんだ、といったことをあとがきに書いていた。
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地上で生きること自体が奴隷状態なのか、いまの日本社会で生きること、世界を生きることが奴隷状態なのか、よくわからないけど、キリスト教の信仰にすがりながら自殺もせずに生き抜いていく奴隷少女に、自分だけではなく、自分が見知っている、また想像する他人まで重ね合わせた。
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キューブラー・ロスの美しい比喩では、死ぬことは、繭から蝶が生まれるようなもので、もっとひろい世界に解き放たれることだ。ついに自由になることなのだ。しかし地上が無価値なわけではあるまい。地上で蝶を感じるためには、死者の助けを必要とする。死者は教師であり、友だちである。

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