DSM-5の改訂と児童精神医療

aikider @takitsusame

DSM-5の改訂と児童精神医療：斉藤卓弥

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DSM-5の全体の変更点

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DSM－４－TRの問題：診断の妥当性の欠如（遺伝、画像診断の進歩）、併存障害の合併、NOS診断の弊害、薬物への反応

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期待を満足できない部分もあったが、改善された点もある

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5.1や5.2のようなdivisionも出ると思われる

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Section３：新しい評価とモデルが追加された

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今まではポケット版で事足りていたが、今回は厚いほうをよく読んだほうがよい

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多軸診断を排除した：１軸と２軸に分けることの合理性がない、４軸である心理社会的問題は研修医が使いにくい、ICD V codeまたはZ codeを使用すればよい、５軸のGAFも実際の重症度を反映していないdisability fanctional scaleのdivision2.1

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を使用することを推奨している

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診断に対する影響：subtypeおよびspecifierの増加

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specifierを使うことが重要になる

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NOS診断の分類からother specifiedあるいはunspecifiedへの変更

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重症度の導入

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Section２（診断とコード）：発達的な視点、類似した病像ごとにまとめる、

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Section２の構成：診断項目、下位分類と特定用語、重症度、説明文

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発達上の変化にかかわる記載が充実している、文化的側面にかかわる記載が増えた、自殺リスクに関する記載が充実している

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Explanational Textを読めば内容がよくわかる

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診断数は172から157に減ったが、新しく作られた診断が13、削除されたものが3、合併した診断名が28。実際には増えている

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Section３：新しい評価とモデル：症状の重症度評価尺度、文化的評価、パーソナリティー障害の新しいモデル、the level of functioning scale、今後検討される障害、その他の診断モデル

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MR→Intelligent Disabilities

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Learning Disorders→Specific Learning Disorders

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Communication Disordersは内容が整理された

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PDD→ASD

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AD/HDは行動障害から発達障害に移行、行為障害などは別にまとめられた

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幼児期または小児期の摂食障害は摂食障害にまとめられた