2013年10月16日

夢十夜

僕が見た、奇妙で不思議で怖い「夢」の記録。
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倉沢 繭樹 @mayuqix

 こんな夢を見た。僕は家族といっしょに、デパートに買い物に来ている。ショッピングカートを押しながら店内を歩いていると、どこからか煙がしているのに気づく。非常ベルが鳴り、客が逃げ出す。火事のようだ。僕も家族といっしょにエスカレーターを駆け下り、出口へ向かう。

2013-10-16 21:47:43
倉沢 繭樹 @mayuqix

外へ出ると、見渡す限りに草原が広がっている。僕は必死に走る。遠くまで逃げたと思ったところで、草の上に倒れこむ。息を切らしながら振り返ると、教会が炎に包まれている。

2013-10-16 21:48:22
倉沢 繭樹 @mayuqix

 こんな夢を見た。幼い僕は、友達と大きな川のそばに座っている。川と言っても、コンクリートで固められている。周りは工場が立ち並び、廃水を流しているらしい。僕と友達が座っているのは、コンクリートの突起物だ。川底まで何メートルあるのか。とにかく高い。

2013-10-16 21:49:05
倉沢 繭樹 @mayuqix

僕はふと、立ち上がる。何かにつまづき、転落する。気がつくと、母親が僕の身体を洗っている。石鹸の香り、温かいお湯。どうやら銭湯にいるらしい。きれいになった僕は、ホッと安心している。

2013-10-16 21:49:53
倉沢 繭樹 @mayuqix

 こんな夢を見た。浴衣を着たいとこが、提灯に灯をともし、墓地に向かって歩いていく。お盆の季節だ。墓地に通じる道は少し高くなっていて、右には植え込み、左には納屋がある。僕もいとこについて行こうと、石段をのぼり、細い道を小走りする。

2013-10-16 21:50:29
倉沢 繭樹 @mayuqix

すると、体勢をくずし、持っていた提灯にろうそくの灯がついて、燃え上がる。その小さな炎の向こうに、道と納屋の隙間にうずくまる河童が見えた。僕はハッと驚いたが、声を上げてはいけない気がして、黙っている。

2013-10-16 21:51:00
倉沢 繭樹 @mayuqix

 こんな夢を見た。小学校では、コックリさんを模した「エンジェル様」という遊びが流行っている。紙の中央にハートマーク、周りに五十音文字を書く。三人で鉛筆を持ってハートマークの中に置き、エンジェル様を呼び出す言葉を唱える。それは大流行し、みんな休み時間にやるようになる。

2013-10-16 21:51:41
倉沢 繭樹 @mayuqix

見かねた先生たちは、エンジェル様を禁止する。それでもやりたいと思った生徒が、学校の屋上に通じる階段の踊り場で、隠れてやる。昼でも薄暗い場所だ。しばらくして、三人が教室に駆け込んでくる。ひとりが言う。「屋上のドアに、白い手が映って見えた」と。

2013-10-16 21:52:27
倉沢 繭樹 @mayuqix

 こんな夢を見た。所々で敷石が盛り上がり、雑草が伸びている。荒れ果てた庭を横切って、土色の壁でできた大きな建築物の中に入り、螺旋階段を上って行く。もう廃墟になった、古い城。なぜ自分がこんな所にいるのか、全くわからない。

2013-10-16 21:53:07
倉沢 繭樹 @mayuqix

どれだけ上ったのか、壁がくりぬかれた窓から外に目をやると、巨大な蛾が、翼竜のように羽を広げてゆっくりと飛んでいく。

2013-10-16 21:53:35
倉沢 繭樹 @mayuqix

 こんな夢を見た。夏の夜、親戚たちと、蛍でも見ようと、蛍の名所へ向かう。そこは雑木林で、辺りに民家はない。車をおりて、懐中電灯を照らしながら、林の中へ入って行く。

2013-10-16 21:54:09
倉沢 繭樹 @mayuqix

少し歩いた所で、木の間に光が見える。蛍かと思ってよく見ると、その光は蛍よりかなり大きい。ふたつの光の玉が、ゆらゆらと、空中を飛んでいる。

2013-10-16 21:54:37
倉沢 繭樹 @mayuqix

 こんな夢を見た。友達と遊んだ帰り道、僕は畑の横を通って、坂を上って行く。周りはくさむらで、坂の中ほどの所から右側を見ると、少し離れた場所にボロボロの家が建っている。もう誰も住んでいない廃屋らしい。その軒先に、わらがぶら下がっている。

2013-10-16 21:55:26
倉沢 繭樹 @mayuqix

かかしとして使っていたのか、人間の形をしている。屋根に足をくくりつけられた人間が、逆さにぶら下がっているように見えるな、と思った瞬間、それが本物の人間のように見えた。ぎょっとして目をそらし、もう一度見てみると、やはりただのわら人形だった。

2013-10-16 21:56:09
倉沢 繭樹 @mayuqix

 こんな夢を見た。僕は小学校の教室で、授業を受けている。授業時間が半分ほど過ぎたとき、ひとりの男の子が立ち上がる。先生は、その男の子を引っ張って、教室の外に連れ出そうとする。

2013-10-16 21:56:50
倉沢 繭樹 @mayuqix

男の子は一言も口をきかず、真っ赤な顔になって僕たち生徒をにらみながら、先生に引っ張られて連れて行かれてしまう。僕は、あの男の子は誰だろう、知っているような、知らないような、と考えている。

2013-10-16 21:57:25
倉沢 繭樹 @mayuqix

 こんな夢を見た。いとこと鬼ごっこをしている。僕を鬼のいとこが追ってくる。家の仏間に逃げ込むと、いとこも入ってくる。昼でも、ふすまが閉めてあり、薄暗い。ちょうど僕が仏壇を背にして立っていると、いとこが急に悲鳴を上げて、逃げて行ってしまう。

2013-10-16 21:57:59
倉沢 繭樹 @mayuqix

僕は訳がわからず、いとこを追う。茶の間に入り、「どうしたの?」と訊くと、いとこは「変な影が見えた」と答える。外からの薄明りの中に、僕でも自分でもない影を見たらしい。

2013-10-16 21:58:34
倉沢 繭樹 @mayuqix

 こんな夢を見た。朝起きて、僕は洗面所に向かう。風呂にお湯が残っていたな、と思い、風呂の残り湯で顔を洗おうと、浴槽のフタを開ける。するとそこに、浴槽いっぱいに脚を広げた巨大なクモが浮いている。

2013-10-16 21:59:12
倉沢 繭樹 @mayuqix

僕はあわててフタを閉める。そのまま小学校に行き、友達に話して、家に呼んでくる。友達たちの前で浴槽のフタを開けると、そこには小グモが浮いている。

2013-10-16 21:59:43
倉沢 繭樹 @mayuqix

 さて、この十話の中には、夢ではない話も混じっています。

2013-10-16 22:00:12

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