北陸技術交流テクノフェア2013記念講演会「コニカミノルタ　革新への挑戦」聴講メモ

てる→アイアンプラネットの人 @terukobayashi

北陸技術交流テクノフェア 記念講演会"コニカミノルタ 革新への挑戦"聴講メモ。コニカミノルタ株式会社 代表執行役社長 松﨑 正年氏。 http://t.co/IYeUUAeytV

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松﨑社長→プロフィール。 http://t.co/6gx0Gq7q1p

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松﨑社長→会社紹介。03年にコニカとミノルタが経営統合して出来た会社。ガバナンスシステムとして委員会設置会社を採用。06年1月に創業事業である写真事業、カメラ事業からの撤退を発表。13年4月経営体制再編、持株会社が傘下の子会社化を吸収合併し、一つの会社となる。

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松﨑社長→事業の7割以上が情報機器事業。コア技術は材料/光学/微細加工/画像処理の4つ。この技術を組み合わせて特徴のある製品を作っている。

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松﨑社長→経営理念は新しい価値の創造。目指す企業像は、足腰のしっかりした力強く成長を続ける会社、世の中に支持され必要とされる会社。行動スローガンは、simply BOLD(ひたすら力強くいこう)。

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松﨑社長→持続的成長性を経営の最優先に置いている。そのためには革新への挑戦が不可欠(事業環境の変化、成長の機会の創出のため)。

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松﨑社長→事業環境の変化について。アナログカメラ、フィルムの市場急減。デジカメの画質向上、プリントサービス、主要プレイヤー参入。競争軸の変化、ソフトウェア開発力など。デジカメも、携帯電話によって影響を受けていく。ニーズの変化によって事業を変化。

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松﨑社長→ジャンルトップ戦略について。成長が期待できる領域、勝算のある領域を特定する。リソースを集中し、特定領域でのトップポジションを狙う。

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松﨑社長→グローバル展開する企業からグローバル企業へ。海外売上高比率、7〜8割超え！世界150カ国で事業展開！海外社員比率7割！海外投資家の持株比率45%。(多い方だそう。)もっと高める為に、グローバル全体で何が一番の解決策かを考える！全体の人材の活用方法など。

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松﨑社長→グローバル最適解。調達価格、管理コストの低下のため。各国が横の連携で協力する。

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松﨑社長→グローバル人材研修。世界各国から幹部が20名ほど集まってミーティング。理念、価値観の共有。

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松﨑社長→情報産業事業。プリンタ複合機を売るだけでなくITを活用した業務改善コスト削減に貢献するサービスを提案。プリントオンデマンド。デジタル印刷システム、デジタル色校正システム。テキスタイルへプリントや、商業印刷。必要な時に必要な量のプリントを。欧州の高級ブランドでも活用。

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松﨑社長→商品の変遷。アナログ複写機→デジタル複写機→デジタル複合機→デジタルカラー複合機(→+OTサービス)→カラーデジタル印刷機(→+サービス)→インジェット・デジタル印刷機などへ。その都度身につけなければならない技術開発。

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松﨑社長→製品のシェア。カラーMFPはドイツ、東欧、中国では1位！日本では5位。カラーPPでは欧州、アメリカで1位、日本で2位。日本でのポジションが寂しい。さらにジャンルを絞っていきたい。

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松﨑社長→その他事業。TACフィルム。有機EL光源。バリアフィルム。機能性ウィンドウフィルム。産業、社会の期待に応える新たな価値を創出。光学分野、計測機器分野など光の技術を駆使した事業へも。いろんな柱を試して足し算していく。

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松﨑社長→プラネタリウム事業は規模としては小さいが、社会との接点を作っている。自社ブランドの発信に貢献。(1957年に国産初のプラネタリウムを開発。全世界300カ所以上に納入。JAXAなどへも。)

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松﨑社長→ヘルスケア事業。カセッテ型デジタルX線画像撮影機器。レントゲン。アナログからデジタルへ。収益源がWETフィルム→DRYフィルム→機器、サービス、ソリューションに変化。

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松﨑社長→フィルムレスの進行によりサービスへの収益で成り立つ事業への転換が待ったなしとなった。ジャンルトップを狙う商材を定め、製品開発するとともに、安定的に売上利益を出すフィルム事業に慣れ親しんだ意識からの脱却など、意識改革も必要！

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松﨑社長→革新への挑戦。入力センサー技術と画像処理技術は自社の得意分野だが、その間の技術の画像信号読取技術をオープンイノベーションによる補完をしている。他社とのパートナーシップ。

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松﨑社長→販売部門の挑戦。一度やると決めたらやり抜く意志の醸成。商品機能の説明から顧客価値の説明へ。デモ、フォローの徹底。情報共有。

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松﨑社長→ヘルスケア事業の革新。脱X線撮影室。持ち運んでどこでもレントゲンが撮影できる機器の市場を形成していく。災害の場面や救急の場面へのニーズ。

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松﨑社長→スイスの格付け会社が、サステナビリティを評価してくれている。技術力を生かして社会貢献活動に持って行くのが最終形。

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松﨑社長→今後も革新的であるための技術戦略4つ。①徹底したコア技術戦略②世界の最先端技術の積極的な取り組み、オープンイノベーション③顧客にとっての価値創造、技術者自身が深く潜在ニーズを理解すること④ビジネスモデルイノベーションへの挑戦、パターン化しておき、参照して事業化検討。

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松﨑社長→技術開発段階でビジネスモデルを考える。コア技術の融合化による新しいマーケットの創造。今までの技術を使って高彩度印刷技術、インライン製本技術などを作った。

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松﨑社長→これからも継続性のある成長、革新を続けていきたい。終わり。