- kentarotakahash
- 16928
- 7
- 2
- 21
昨深夜、寝落ちして書けなかった連続ツイートをようやく書き終えた。ワードに書いたのでコピペしてこれから連投します。かなり目ざわりですよ。(岩上さんの深夜連投と同じくらいw)
2013-10-17 13:01:45物事には絶対的な基準があると僕は考えます。放射能汚染について言えば「原発事故以前」です。それは法的及び科学的な基準ではないかも知れませんが、そこから道理を考えていかなければ、原発事故が社会にもたらした悪影響を推し計ったり、理想の復帰点を想定することは出来ません。
2013-10-17 13:03:13例えば空間線量の理想の復帰点を考えるなら、福島の原発が壊れるそれ以前の空間線量0.05μSv/h(仮)でしょう。しかし残念ながら今現在、僕自身を含めて多くの人々がその何倍もの空間線量の中で暮らすことを余儀なくされています。
2013-10-17 13:04:02原発事故が起こる前の一般人の被曝のリスク管理は年間1ミリという決まりでした。それは世界基準であり、この国の法律でもありました。なので被害者である市民が年間1ミリを主張し、そこまではリスクを容認するというのは当然の道理です。
2013-10-17 13:04:53少し話題を変えます。実は昨日道草クー太郎さんから実効線量に関することでいくつか尋ねられました。それがこの連投の動機になっているのですが、それは気付いたら削除されていました。一応メモってあったのでそれに答えたいと思います。
2013-10-17 13:07:51② 「土壌汚染を人の汚染にどう定量換算するのか?」 (答え)ええ?分かりません。なぜ被害者がその科学的理屈を考える必要があるのですか?と逆に問いたいです。リスクの管理?ガイガー持って高すぎると感じたら逃げるでいいんじゃないでしょうか?
2013-10-17 13:09:11③ 「ホームレスと高層高級マンション住まいの人の扱いをどうするのか?」 (答え)この質問はさらにその意図が分かりません。どう扱うかを僕に訊くのですか?いいですよ。ホームレスに高層高級マンションを与えましょう。それでリスクは遮蔽に関しては平等です。定量換算の差もなくなります。
2013-10-17 13:09:49と、ここまで僕はことさら自分を(市民を)被害者としてもの申してきました。それでは世の中が何も動かないことは承知の上で。その立ち位置にこそ物事の道理があると信じて。そこから外れると焦点がぼかされる恐れを感じて。
2013-10-17 13:10:25そもそも福島原発事故がもたらした問題点の多くは、事故責任や現実を直視することへの「誤魔化し」にあると考えます。食品の放射性物質の基準値を変えたり、年間1ミリ被曝でリスク管理していたものを20ミリまでは大丈夫とか言い出したり、汚染されている農作物が売れないことを風評被害と嘆いたり。
2013-10-17 13:11:09「原発事故が起こって国土は汚染されてしまった。原子力行政の誤りだった。出来る限り保障する。だがすべては無理だ。国が潰れてしまう。科学的なリスク評価は現時点でこうだ。国民の皆さん、ともに妥協点を見出してもらえないか?」
2013-10-17 13:12:16政府がこう腹を割って話せば、市民は(被害者は)そのテーブルに着くはずです。それをしないから問題はまったく解決進展しない。解決進展しないから、さらにうやむやに誤魔化して先へ進めようとする悪循環。「ワーキングなんとか」における官僚や専門家の受け答えを見ていれば分かります。
2013-10-17 13:12:41先のツイートでクー太郎さんの質問に土壌汚染の基準は事故前だと答えました。僕は汚染された土壌をもとに戻すのは無理だと分かっていてそう答えています。なぜならそこが絶対的基準点だと思うからです。そこから「道理」で考える。「科学」でなく。
2013-10-17 13:13:16最近とても残念なことがあります。それは早川教授界隈から後付けのリスク評価が提示され始めたことです。実はそれは2011年の事故以来、御用学者やエア御用と呼ばれるその支持者たちが散々やってきたこととまったく同じことなのです。
2013-10-17 13:13:48「それまでのリスク管理はどうだったのか?どういう社会との約束事だったのか?それこそが焦点であり、重要であり、リスク評価から管理に至る協議と合意の出発点なはずだ」というのが僕の意見です。
2013-10-17 13:14:20ところが早川教授界隈から発せられる後付けのリスク評価は、それをうやむやにし誤魔化す効果しかもたらしせん。その証拠に超安全派のアカウントが教授に近付く姿が垣間見られました。以前なら考えられない光景です。
2013-10-17 13:14:50ご本人やその界隈の住人にはその自覚はないでしょうが、御用学者やエアな人たちが歩んできた同じ論理道路を、皮肉なことにまた歩んでいる。僕からはそのように見えます。僕が最近「御用御用」と呟くのはそういう理由です。
2013-10-17 13:15:28『道理を忘れ、テクニカルな議論に終始し、正解の近似値を求める科学ゲームに興じる。なぜ2年半の時間を遡り、同じ所をループするのですか?』
2013-10-17 13:15:54それは0,05だった。そして事故が起こった。数値は一気に跳ね上がった。0,15→0,23→0,38 これは実際の空間線量の上昇度ではない。これは被害者が自ら己の命の価値を、安売りし始めた数値である。僕は安売りしない。交渉のテーブルには正々堂々0,05を胸に刻んで臨みたい。
2013-10-17 18:24:33なのに一銭にもならない相談を、計算を、被害者同士がしている構図は、もはや滑稽を通り越して大喜劇である。これほど加害者を喜ばせる者たちはないだろう。僕は図らずもその喜劇団の一員だった。気付いた。喜劇団を抜ける。
2013-10-19 00:22:50さて、被害の賠償はされるのか?請求できるのか?どうやらできそうにない。そしてさらにこの継続中の被害も、今のところ避けられる状況にない。
2013-10-19 00:32:30だったら何をすべきか?加害者と、その加害者を自動的に保護するこの社会システムに、反旗を翻すしかないだろう。それも残念だが一銭にもならない。でもそれをせずして次代にバトンを渡すことはできない。無駄に見えてもそれしか未来を明るくする道はない。(未来が明るくできると信じるならば)
2013-10-19 00:32:38